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はじめての漢方 · Sunday · 13 min

208.秋の養生まとめ ― 悲しみの季節と、潤す生薬・黄耆のはたらき

五臓には、それぞれ対応する感情があることをご存知ですか・・・? 春は「怒」、梅雨どきは「思」、そして秋は「悲・憂」。気温が下がり活動も落ちてくるこの季節は、何もしなくてもネガティブに傾きやすい時期なのです。だからこそ、意識して楽観的でいたいところ。3回にわたった秋の養生も今回でまとめです。肺が弱っているサインの見分け方から、実際に使う生薬までを詳しく解説していきます。 ▼今回お話ししていること ・五臓と感情 ― 秋が「悲しみ」の季節である理由 ・肺の機能が落ちているサイン ― 皮膚・便秘・鼻・喉・乾いた咳 ・肺と皮膚と腸が連動する、意外な共通点 ・センソとスクアレン(鮫玉)― この時期に合う理由 ・亀板と亀鹿 ― カメの甲羅・鹿の角・クコの実・朝鮮人参 ・気を補う二大巨頭 ― 朝鮮人参と黄耆の役割分担 まず、肺が弱っているサインから。皮膚のトラブル、便秘、鼻水や鼻づまり、喉の乾燥、乾いた咳――こうした症状が出ていたら、肺の機能が落ちていると見てケアを厚くします。面白いのは、肺と皮膚と腸が連動すること。場所はバラバラですが、いずれも「外から必要なものを体の中へ取り込む場所」であり、だからこそ免疫が集中しているのです。 では何を使うのでしょう。循環器に関わるセンソは、心に負担のかかる夏と、肺に負担のかかる秋のどちらにも季節的に合うもの。潤す力でいえば、生薬名を鮫玉というスクアレンは肌や肺を潤す力が強く、血中の酸素量を上げる働きもあるとされ、まさにこの時期向きです。カメの甲羅である亀板は、血液や体液を増やして体全体を潤すため、肌でもドライアイでも場所を問わず使えます。この亀板に鹿の角、クコの実、朝鮮人参を加えた4種の組み合わせが「亀鹿」。温めて動かす鹿角と潤す亀板、目によいクコの実、オールマイティな朝鮮人参という構成で、乾燥の季節に限らず幅広く用いられてきました。そしてもうひとつ、朝鮮人参と並んで「気を補う二大巨頭」とされるのが、植物の根である「黄耆(おうぎ)」。朝鮮人参が内臓など体の深い部分を整えるのに対し、黄耆は皮膚や粘膜といった表面を支える役割で、感染症が広がった時期に注目された生薬でもあります。 肺を大事に、乾燥に気をつけて。次回は、落ち込みやすいこの季節に向けて、精神面を支える生薬をご紹介する予定です。ぜひ続けてお聴きください。 ■杜の都の漢方薬局 運龍堂: https://unryudo.com/ ■公式LINE: https://page.line.me/hfm7404k?openQrModal=true (公式LINEにご登録頂くと、限定動画を無料で見ることができます!) ■公式インスタグラム: https://www.instagram.com/unryudo/ ~オンライン漢方相談~ 運龍堂では、わざわざご来店いただかなくても、オンラインによる遠隔でのご相談にも対応しております。 漢方を通して、皆様の健康と生活習慣を整えられればと思います。まずはお気軽にご相談いただければ幸いです。 上記の公式LINEより、 または お問い合わせフォーム: https://unryudo.com/contact/ からお問い合わせください。

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五臓には、それぞれ対応する感情があることをご存知ですか・・・?
春は「怒」、梅雨どきは「思」、そして秋は「悲・憂」。気温が下がり活動も落ちてくるこの季節は、何もしなくてもネガティブに傾きやすい時期なのです。だからこそ、意識して楽観的でいたいところ。3回にわたった秋の養生も今回でまとめです。肺が弱っているサインの見分け方から、実際に使う生薬までを詳しく解説していきます。

▼今回お話ししていること
・五臓と感情 ― 秋が「悲しみ」の季節である理由
・肺の機能が落ちているサイン ― 皮膚・便秘・鼻・喉・乾いた咳
・肺と皮膚と腸が連動する、意外な共通点
・センソとスクアレン(鮫玉)― この時期に合う理由
・亀板と亀鹿 ― カメの甲羅・鹿の角・クコの実・朝鮮人参
・気を補う二大巨頭 ― 朝鮮人参と黄耆の役割分担

まず、肺が弱っているサインから。皮膚のトラブル、便秘、鼻水や鼻づまり、喉の乾燥、乾いた咳――こうした症状が出ていたら、肺の機能が落ちていると見てケアを厚くします。面白いのは、肺と皮膚と腸が連動すること。場所はバラバラですが、いずれも「外から必要なものを体の中へ取り込む場所」であり、だからこそ免疫が集中しているのです。

では何を使うのでしょう。循環器に関わるセンソは、心に負担のかかる夏と、肺に負担のかかる秋のどちらにも季節的に合うもの。潤す力でいえば、生薬名を鮫玉というスクアレンは肌や肺を潤す力が強く、血中の酸素量を上げる働きもあるとされ、まさにこの時期向きです。カメの甲羅である亀板は、血液や体液を増やして体全体を潤すため、肌でもドライアイでも場所を問わず使えます。この亀板に鹿の角、クコの実、朝鮮人参を加えた4種の組み合わせが「亀鹿」。温めて動かす鹿角と潤す亀板、目によいクコの実、オールマイティな朝鮮人参という構成で、乾燥の季節に限らず幅広く用いられてきました。そしてもうひとつ、朝鮮人参と並んで「気を補う二大巨頭」とされるのが、植物の根である「黄耆(おうぎ)」。朝鮮人参が内臓など体の深い部分を整えるのに対し、黄耆は皮膚や粘膜といった表面を支える役割で、感染症が広がった時期に注目された生薬でもあります。

肺を大事に、乾燥に気をつけて。次回は、落ち込みやすいこの季節に向けて、精神面を支える生薬をご紹介する予定です。ぜひ続けてお聴きください。

 
■杜の都の漢方薬局 運龍堂:
https://unryudo.com/

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~オンライン漢方相談~
運龍堂では、わざわざご来店いただかなくても、オンラインによる遠隔でのご相談にも対応しております。 漢方を通して、皆様の健康と生活習慣を整えられればと思います。まずはお気軽にご相談いただければ幸いです。

上記の公式LINEより、
または
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からお問い合わせください。

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