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内科医たけおの『心身健康ラジオ』 · Tuesday · 8 min

《1683》作業療法を通じた『参加』を考えよう☝️

この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非! (匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog 面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは #心身健康ラジオ #たけおがお答えします をつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください! #医療  #健康   #スタエフ医療部 ■AI要約(誤字はご勘弁ください) 「作業療法と『参加』が健康をつくる」要約(話者:内科医たけお) 1. はじめに:世界作業療法の日 10月27日は「世界作業療法の日」です。リハビリテーションと聞くと理学療法(PT)による手足の機能訓練が想起されがちですが、作業療法(OT)も極めて重要な役割を担っています。2026年の世界作業療法の日のテーマは「Participation Matters(参加が健康をつくる)」であり、今回は特に作業療法における「参加」の視点について解説します。 2. 作業療法における「作業」とは 作業療法の「作業」は、単なる手芸や編み物だけを指すのではありません。「作業=生活そのもの」であり、食事や着替え、家事、仕事、学校、趣味、地域活動など、生活に関係するありとあらゆる活動が含まれます。作業療法では、患者本人が「したい活動」「必要な活動」「期待される活動」の3つを支えるため、個々の生活に即したリハビリを行います。例えば、脳卒中後に復職を目指す方のパソコン訓練や、主婦(主夫)の方の調理訓練など、実際の生活場面を想定した支援を行います。 3. 「参加」とそれを阻む要因 国際生活機能分類(ICF)でも重視されている「参加」は、健康、ウェルビーイング、そしてQOL(生活の質)に直結しています。しかし、参加を妨げる要因には以下のようなものがあります。 本人要因: 身体機能の低下(麻痺、痛み、疲労感など)、認知機能の低下(記憶・注意・判断力の低下)、精神的苦痛(不安、抑うつなど) 環境・社会要因: 物理的な段差、職場の受け入れ体制、経済状況、偏見やスティグマ 4. 作業療法の役割と実践 作業療法の支援は、本人の機能訓練にとどまりません。 環境調整や自助具(使いやすいスプーン等)・福祉用具の工夫 家庭、職場、地域における役割の再獲得支援 「患者が望む生活」を医療者と共に考えるアプローチ これらは脳卒中だけでなく、認知症、精神疾患、高齢者のフレイル、慢性疾患(慢性腎臓病/透析、喘息、心不全など)、がんのリハビリテーションや緩和ケアなど、極めて幅広い場面で活かされています。 結び 作業療法は、「何ができるか」だけでなく「患者が何をしたいか」を尊重し、社会や生活への「参加」を支えるリハビリテーションです。

0:00-8:24

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#健康  

#スタエフ医療部


■AI要約(誤字はご勘弁ください)


「作業療法と『参加』が健康をつくる」要約(話者:内科医たけお)

1. はじめに:世界作業療法の日

10月27日は「世界作業療法の日」です。リハビリテーションと聞くと理学療法(PT)による手足の機能訓練が想起されがちですが、作業療法(OT)も極めて重要な役割を担っています。2026年の世界作業療法の日のテーマは「Participation Matters(参加が健康をつくる)」であり、今回は特に作業療法における「参加」の視点について解説します。


2. 作業療法における「作業」とは

作業療法の「作業」は、単なる手芸や編み物だけを指すのではありません。「作業=生活そのもの」であり、食事や着替え、家事、仕事、学校、趣味、地域活動など、生活に関係するありとあらゆる活動が含まれます。作業療法では、患者本人が「したい活動」「必要な活動」「期待される活動」の3つを支えるため、個々の生活に即したリハビリを行います。例えば、脳卒中後に復職を目指す方のパソコン訓練や、主婦(主夫)の方の調理訓練など、実際の生活場面を想定した支援を行います。


3. 「参加」とそれを阻む要因

国際生活機能分類(ICF)でも重視されている「参加」は、健康、ウェルビーイング、そしてQOL(生活の質)に直結しています。しかし、参加を妨げる要因には以下のようなものがあります。


本人要因: 身体機能の低下(麻痺、痛み、疲労感など)、認知機能の低下(記憶・注意・判断力の低下)、精神的苦痛(不安、抑うつなど)


環境・社会要因: 物理的な段差、職場の受け入れ体制、経済状況、偏見やスティグマ


4. 作業療法の役割と実践

作業療法の支援は、本人の機能訓練にとどまりません。


環境調整や自助具(使いやすいスプーン等)・福祉用具の工夫


家庭、職場、地域における役割の再獲得支援


「患者が望む生活」を医療者と共に考えるアプローチ


これらは脳卒中だけでなく、認知症、精神疾患、高齢者のフレイル、慢性疾患(慢性腎臓病/透析、喘息、心不全など)、がんのリハビリテーションや緩和ケアなど、極めて幅広い場面で活かされています。


結び

作業療法は、「何ができるか」だけでなく「患者が何をしたいか」を尊重し、社会や生活への「参加」を支えるリハビリテーションです。