Skip to content
Artwork for 内科医たけおの『心身健康ラジオ』
内科医たけおの『心身健康ラジオ』 · Monday · 8 min

《1670》ヒトは出血には強いが血栓には弱い

この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非! (匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog 面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは #心身健康ラジオ #たけおがお答えします をつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください! #医療  #健康   #スタエフ医療部 ■AI要約(誤字はご勘弁ください) 10月13日の「世界血栓デー」にちなみ、内科医たけお氏が血栓(血の塊)の基礎知識、関連疾患、初期症状、予防策について解説した内容の要約です。 ### 1. 血栓の基礎知識と「世界血栓デー」の由来 10月13日は、血栓形成の主要メカニズム(血管内皮障害、血流停滞、血液凝固能亢進)である「ウィルヒョウの三徴」を提唱したドイツの病理学者ルドルフ・ウィルヒョウの生誕日に由来します。生物の体は出血から命を守る凝固機構が発達している一方、一度できた血栓を溶かす仕組みは脆弱です。かつては出血死が脅威でしたが、現代では血栓による疾患が命や後遺症に直結する大きな問題となっています。 ### 2. 血栓が引き起こす主な病気 血管内に血栓が詰まることで血流が遮断され、重篤な疾患が生じます。 * **脳梗塞**:脳の血管が詰まる疾患。 * **心筋梗塞・狭心症**:心臓の血管が詰まり、心筋の一部が壊死に至る疾患。 * **深部静脈血栓症・肺塞栓症**:いわゆる「エコノミークラス症候群」として知られ、下肢などの静脈内に生じた血栓が血流に乗って肺の血管に詰まる病態です。 ### 3. 要注意な初期症状 血栓ができる部位によって現れる症状は異なります。 * **下肢の腫れや痛み**:深部静脈血栓症を疑う兆候ですが、自覚症状が乏しいケースもあります。 * **突然の息切れや圧迫されるような胸の痛み**:心筋梗塞や狭心症などのサインです。 * **顔や手足の麻痺、呂律が回らない**:脳梗塞の疑いがあります。 胸痛や麻痺などの急性症状が現れた場合は、速やかに119番通報して救急受診することが重要です。 ### 4. リスク要因と予防法 長時間の座位や不動、入院・手術後、がん、高齢、肥満、妊娠・出産、脱水などが主なリスクとなります。また、脳梗塞や心筋梗塞の背景には動脈硬化があるため、禁煙や生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常症)の管理が欠かせません。日頃の予防としては、長距離移動時やデスクワーク中にこまめに足を動かすこと、同じ姿勢を避けること、十分な水分補給を行うことが大切です。「動く・気づく・相談する」の意識を持ち、出血を防ぐ機能と血栓予防の適切なバランスを保つことが強調されています。

0:00-8:47

transcript

No transcript — this publisher did not publish one.

show notes

この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!

(匿名でも可能です)

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog

面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは

#心身健康ラジオ

#たけおがお答えします

をつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!


#医療 

#健康  

#スタエフ医療部


■AI要約(誤字はご勘弁ください)


10月13日の「世界血栓デー」にちなみ、内科医たけお氏が血栓(血の塊)の基礎知識、関連疾患、初期症状、予防策について解説した内容の要約です。


### 1. 血栓の基礎知識と「世界血栓デー」の由来


10月13日は、血栓形成の主要メカニズム(血管内皮障害、血流停滞、血液凝固能亢進)である「ウィルヒョウの三徴」を提唱したドイツの病理学者ルドルフ・ウィルヒョウの生誕日に由来します。生物の体は出血から命を守る凝固機構が発達している一方、一度できた血栓を溶かす仕組みは脆弱です。かつては出血死が脅威でしたが、現代では血栓による疾患が命や後遺症に直結する大きな問題となっています。


### 2. 血栓が引き起こす主な病気


血管内に血栓が詰まることで血流が遮断され、重篤な疾患が生じます。


* **脳梗塞**:脳の血管が詰まる疾患。



* **心筋梗塞・狭心症**:心臓の血管が詰まり、心筋の一部が壊死に至る疾患。



* **深部静脈血栓症・肺塞栓症**:いわゆる「エコノミークラス症候群」として知られ、下肢などの静脈内に生じた血栓が血流に乗って肺の血管に詰まる病態です。




### 3. 要注意な初期症状


血栓ができる部位によって現れる症状は異なります。


* **下肢の腫れや痛み**:深部静脈血栓症を疑う兆候ですが、自覚症状が乏しいケースもあります。



* **突然の息切れや圧迫されるような胸の痛み**:心筋梗塞や狭心症などのサインです。



* **顔や手足の麻痺、呂律が回らない**:脳梗塞の疑いがあります。

胸痛や麻痺などの急性症状が現れた場合は、速やかに119番通報して救急受診することが重要です。




### 4. リスク要因と予防法


長時間の座位や不動、入院・手術後、がん、高齢、肥満、妊娠・出産、脱水などが主なリスクとなります。また、脳梗塞や心筋梗塞の背景には動脈硬化があるため、禁煙や生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常症)の管理が欠かせません。日頃の予防としては、長距離移動時やデスクワーク中にこまめに足を動かすこと、同じ姿勢を避けること、十分な水分補給を行うことが大切です。「動く・気づく・相談する」の意識を持ち、出血を防ぐ機能と血栓予防の適切なバランスを保つことが強調されています。