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show notes
第7話「犬がカメラを見てくれない理由」
「うちの子、カメラを全然見てくれないんです。」
犬の撮影をしていると、本当によくいただくご相談です。
でも僕は、犬がカメラを見ない理由は「カメラが嫌いだから」ではないと思っています。
今回のラジオでは、犬専門カメラマンとして毎年1,000頭以上のわんちゃんを撮影する中で感じている、「犬がカメラを見てくれない理由」をお話ししました。
僕が考える理由は、大きく2つあります。
一つ目は、カメラマンがまだ安心できる存在ではないこと。
初めて会う人が大きなカメラを向けていたら、犬にとっては少し怖い存在かもしれません。だからこそ、撮影ではシャッターを押す前のコミュニケーションや、その子との距離の縮め方を大切にしています。
二つ目は、カメラを見ても犬にとってメリットがないこと。
犬は「カメラを見れば可愛い写真が撮れる」ということは分かりません。
それなのに、何度も「こっち見て」と言われるだけでは、カメラを見る理由がないのも当然です。
そこで大切なのが、「撮影=楽しい時間」という経験を作ること。
おやつやおもちゃ、そしてたくさん褒めること。
カメラを見ると嬉しいことが起こるという経験を積み重ねることで、少しずつ写真の時間を楽しめるようになる子もいます。
これは、ドッグトレーニングの考え方にもよく似ています。
「できたら褒める。」
「できたらご褒美がある。」
そんな成功体験を積み重ねることで、犬は楽しみながら学んでいきます。
写真も同じように、犬が嫌々付き合う時間ではなく、「楽しい時間」になればいいなと僕は考えています。
もちろん、すべての犬がカメラ好きになるわけではありません。
だからこそ、その子の性格や気持ちを大切にしながら、無理のない範囲で撮影することを心掛けています。
「うちの子は写真が苦手だから…」
そう思っている方にこそ、ぜひ聴いていただきたい内容です。
番組の最後には、恒例の「今週のにことすき」もお届けしています。
シニア犬・にこの最近の様子と、毎朝5時から元気いっぱいに散歩へ出かけるすきのお話もぜひお楽しみください。
犬との暮らしや写真がもっと楽しくなるヒントになれば嬉しいです。