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小学校の放課後。
隣の席の子が、声を落として言った。
「紫鏡って、知ってる」
二十歳までに忘れなければならない言葉。
忘れたかどうか確かめるたび、その言葉は戻ってくる。
そして、二十歳の誕生日を迎える午前零時。
鏡の中の自分の口だけが、少し遅れて動いた。
これは、日本の学校怪談・都市伝説として語られる「紫鏡」に着想を得た、TOKIYOMI 怪異録 -KAIROKU- の純怪談朗読ライン「帳の声」による創作怪談です。
※本作は創作です。実在の人物、学校、地域、出来事とは関係ありません。
※紫鏡を実在の呪いや事実として断定するものではありません。
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