Skip to content
Artwork for コンテンツ過剰接続
コンテンツ過剰接続 · May 31 · 54 min

#32 特集:アダルトD2C(後半)「『ユーフォリア』とmyfans」

「アダルトD2C」が開いた金融市場。OnlyFansやmyfansのようなプラットフォームは、身体や性的なイメージを直接販売する場であると同時に、認知、距離、寄り添いといった「親密さ」そのものに値札を付ける場でもあります。HBOドラマシリーズ『ユーフォリア/EUPHORIA』が描いていたのも、まさにその構造でした。マッチングアプリが出会いを仲介する装置だとすれば、OnlyFans的なプラットフォームは、性や親密さを個人が直接流通させる装置です。DMが届くこと、名前を覚えられること、少しだけ距離が縮まること、そうした「近さ」の感覚そのものが商品として売買されている。スパチャ、推し活、インフルエンサー、さらにはAI的な“寄り添い感”まで含めて、いま価値を持っているのは「どれだけ近く感じられるか」です。身体の露出は、そのための入口にすぎず、本当に売られているのは、もっと曖昧で、もっと値付けしにくいはずだった「親密さ」なのかもしれない。アダルトD2C『ユーフォリア』とmyfans。人はなぜ「親密さ」に課金し、その先で何を失い、何を得ているのかを考えます。

0:00-54:16

transcript

No transcript — this publisher did not publish one.

show notes

「アダルトD2C」が開いた金融市場。OnlyFansやmyfansのようなプラットフォームは、身体や性的なイメージを直接販売する場であると同時に、認知、距離、寄り添いといった「親密さ」そのものに値札を付ける場でもあります。HBOドラマシリーズ『ユーフォリア/EUPHORIA』が描いていたのも、まさにその構造でした。マッチングアプリが出会いを仲介する装置だとすれば、OnlyFans的なプラットフォームは、性や親密さを個人が直接流通させる装置です。DMが届くこと、名前を覚えられること、少しだけ距離が縮まること、そうした「近さ」の感覚そのものが商品として売買されている。スパチャ、推し活、インフルエンサー、さらにはAI的な“寄り添い感”まで含めて、いま価値を持っているのは「どれだけ近く感じられるか」です。身体の露出は、そのための入口にすぎず、本当に売られているのは、もっと曖昧で、もっと値付けしにくいはずだった「親密さ」なのかもしれない。アダルトD2C『ユーフォリア』とmyfans。人はなぜ「親密さ」に課金し、その先で何を失い、何を得ているのかを考えます。