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聖書さんぽ · October 30 · 39 min

十二小預言書:一つの巻物として読む

今回は「小預言書」12巻をまとめて取り上げます。小預言書は内容が軽いという意味ではなく、単に量が少ないという意味であること、そしてユダヤ教の伝統ではこの12巻が「十二の書」として一つの巻物のように読まれてきたことを確認します。 時代順に大まかに並べると、ホセア書からミカ書までは北王国崩壊前の紀元前8世紀、ナホム書・ハバクク書・ゼパニヤ書はバビロン捕囚前の7世紀、ハガイ書・ゼカリヤ書・マラキ書は捕囚帰還後の6〜5世紀に位置づけられます。 さらに、ホセア書の「結婚」というテーマがマラキ書の「離婚を忌み嫌う」という言葉で呼応するなど、12巻全体を貫く構造や、アモス書以降くり返し現れる「主の日」というテーマ、捕囚と帰還というモチーフにも注目します。 後半では、余沢穣が特に好きな書物としてヨナ書とハバクク書を取り上げ、「なぜ悪い国が裁かれず、神の民が苦しむのか」という同じ葛藤を抱えながらも、それぞれが神への信頼と喜びにたどり着く姿を味わいます。裁きを通して救いをもたらす神のご計画は、イエス・キリストの死と復活、昇天においてはっきりと示されました。ヨナやハバククよりも良い場所に立つ私たちが、十二の書から裁きと希望を読み取るための回です。

0:00-39:36

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今回は「小預言書」12巻をまとめて取り上げます。小預言書は内容が軽いという意味ではなく、単に量が少ないという意味であること、そしてユダヤ教の伝統ではこの12巻が「十二の書」として一つの巻物のように読まれてきたことを確認します。
時代順に大まかに並べると、ホセア書からミカ書までは北王国崩壊前の紀元前8世紀、ナホム書・ハバクク書・ゼパニヤ書はバビロン捕囚前の7世紀、ハガイ書・ゼカリヤ書・マラキ書は捕囚帰還後の6〜5世紀に位置づけられます。
さらに、ホセア書の「結婚」というテーマがマラキ書の「離婚を忌み嫌う」という言葉で呼応するなど、12巻全体を貫く構造や、アモス書以降くり返し現れる「主の日」というテーマ、捕囚と帰還というモチーフにも注目します。
後半では、余沢穣が特に好きな書物としてヨナ書とハバクク書を取り上げ、「なぜ悪い国が裁かれず、神の民が苦しむのか」という同じ葛藤を抱えながらも、それぞれが神への信頼と喜びにたどり着く姿を味わいます。裁きを通して救いをもたらす神のご計画は、イエス・キリストの死と復活、昇天においてはっきりと示されました。ヨナやハバククよりも良い場所に立つ私たちが、十二の書から裁きと希望を読み取るための回です。