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英神父となんでもトーク · September 12 · 20 min

第7回 筋トレは祈り?「祈り」の身体論 ― イグナチオの『霊操』とマインドフルネス ―

筋トレは、祈りになるのでしょうか。呼吸を整える。歩く。走る。身体を動かす。そして、自分の内側で起きていることに気づく。私たちはつい「祈り」を、静かに目を閉じ、頭や心の中でするものだと考えがちです。けれども、祈りにはもっと「身体」が関わっているのではないでしょうか。第7回は、未信者の「カッパ」の「筋トレやウォーキングも、その人にとって祈りになり得るのでは?」という素朴な問いから始まります。英隆一朗神父の話は、イエズス会の創立者・聖イグナチオ・デ・ロヨラの『霊操』へ。Spiritual Exercises――「霊的なエクササイズ」。イグナチオの『霊操』は、単に聖書を読んだり、頭の中で考えたりするだけのものではありません。身体、呼吸、感覚、想像力を通して、神との関係を生きるための実践でもあります。そこから対話は、ベトナム出身の禅僧ティク・ナット・ハンへ。『怒り』『怖れ』『和解』などの著作や「歩く瞑想」を手がかりに、怒りや不安を消そうとするのではなく、まず気づき、呼吸し、「今ここ」に戻ってくるマインドフルネスについて考えます。心を静かな湖面のように整えていくマインドフルネス。そして、イエスと共に神へ向かっていくキリスト教の祈り。似ているところと、異なるところはどこにあるのでしょうか。さらに話は、ベトナム戦争、第二次世界大戦後、9.11以後の社会へ。戦争や社会不安の時代と、ランニング、アドベンチャーレース、そして若者たちのダンス。社会に大きな不安や緊張が広がるとき、人間は身体を動かすことで、無意識のうちに自分自身を整えようとするのでしょうか。身体は、言葉になる前に世界の不安を受け止めているのかもしれません。そして対話は、キリスト教がともすれば軽視してきた「身体性」と、それを直感的に理解していたイグナチオの『霊操』へと戻っていきます。祈ることとは、静かに目を閉じることだけではない。身体を動かすこと。世界を感じること。自分の内側に起きていることに気づくこと。この世界の痛みとつながること。そこから、自分自身が少しずつ自由になっていく。それもまた、「祈り」なのかもしれません。今回も、未信者の「カッパ」が英隆一朗神父に素朴な疑問をぶつけます。宗教を信じている方も、そうでない方も。筋トレをする方も、走る方も、歩く方も。身体から、もう一度「祈る」ということを考えてみませんか。⏱ チャプター00:00 オープニング01:40 筋トレも祈り?――身体から「祈り」を考える03:40 マインドフルネスとキリスト教の祈り04:40 イグナチオの『霊操』――体験から生まれた祈り07:50 ティク・ナット・ハン――『怒り』『怖れ』『和解』と歩く瞑想10:30 戦争の中で「怒り」とどう向き合うか11:20 戦争・社会不安と「身体を動かす」こと12:20 9.11以後のランニングとアドベンチャーレース13:20 身体は社会の不安を受け止めている?14:20 若者のダンスと「身体のチューニング」16:10 キリスト教は身体を軽視してきた?16:40 イグナチオが知っていた「身体で祈る」ということ17:20 フィジカル・エクササイズとしての祈り18:20 世界の痛みとつながる祈り――宮沢賢治へ19:35 イエズス会・ザビエル、そして山口・下関へ📚 今回のトークと一緒に読みたい本■ 英隆一朗『聖イグナチオ「霊操」の学びと黙想への招き』英隆一朗神父自身が、聖イグナチオの『霊操』を現代の私たちにも分かりやすく解説した一冊です。今回の「祈りと身体」というテーマを、さらに深く知りたい方におすすめします。https://www.books.or.jp/book-details/...■ イグナチオ・デ・ロヨラ『霊操』 川中仁 訳・解説/教文館「Spiritual Exercises=霊的なエクササイズ」そのものを読んでみたい方へ。聖イグナチオが自身の霊的体験にもとづいて祈りの方法をまとめた、キリスト教霊性の古典です。自筆稿からの新しい翻訳として、2023年に教文館から刊行されています。教文館 公式ページhttps://www.kyobunkwan.co.jp/publishi...■ ティク・ナット・ハン『怒り――心の炎を静める知恵』怒りを排除するのではなく、その存在に気づき、呼吸し、思いやりへと変えていく。今回の動画で語られるマインドフルネスを理解するための代表的な一冊です。https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784...■ ティク・ナット・ハン『ティク・ナット・ハンの幸せの瞑想』「今この瞬間に気づく」マインドフルネスを、歩く、座る、働く、食べる、話すといった日常の実践として紹介した一冊。今回の「祈りの身体論」と特に響き合います。https://www.hanmoto.com/bd/isbn/97841...■ ティク・ナット・ハン『怖れ――心の嵐を乗り越える方法』不安や怖れを否定せず、「今ここ」で向き合い、変容させていくための実践を説いた一冊です。https://www.hanmoto.com/bd/isbn/97841...■ ティク・ナット・ハン『和解――インナーチャイルドの癒し方』自分自身の内側にある傷や感情と争うのではなく、気づきと慈しみによって向き合っていくための本です。https://www.hanmoto.com/bd/isbn/97841...■ ティク・ナット・ハン『ウォーキング・メディテーション――歩く瞑想の本』「歩く」という身体の営みそのものを瞑想へ。今回の「身体を通して祈る」というテーマを実践面から補ってくれる一冊です。https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R10...■ ティク・ナット・ハン日本語著作一覧https://www.tnhjapan.org/books#筋トレ#祈り#マインドフルネス#霊操#イグナチオ#イグナチオデロヨラ#ティクナットハン#身体性#歩く#瞑想#フランシスコザビエル#ザビエル#ランニング#トレイルランニング#アドベンチャーレース#ジョギング#ダンス#カトリック#キリスト教#イエズス会#英神父となんでもトーク#カトリック長府教会

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筋トレは、祈りになるのでしょうか。呼吸を整える。歩く。走る。身体を動かす。そして、自分の内側で起きていることに気づく。私たちはつい「祈り」を、静かに目を閉じ、頭や心の中でするものだと考えがちです。けれども、祈りにはもっと「身体」が関わっているのではないでしょうか。第7回は、未信者の「カッパ」の「筋トレやウォーキングも、その人にとって祈りになり得るのでは?」という素朴な問いから始まります。英隆一朗神父の話は、イエズス会の創立者・聖イグナチオ・デ・ロヨラの『霊操』へ。Spiritual Exercises――「霊的なエクササイズ」。イグナチオの『霊操』は、単に聖書を読んだり、頭の中で考えたりするだけのものではありません。身体、呼吸、感覚、想像力を通して、神との関係を生きるための実践でもあります。そこから対話は、ベトナム出身の禅僧ティク・ナット・ハンへ。『怒り』『怖れ』『和解』などの著作や「歩く瞑想」を手がかりに、怒りや不安を消そうとするのではなく、まず気づき、呼吸し、「今ここ」に戻ってくるマインドフルネスについて考えます。心を静かな湖面のように整えていくマインドフルネス。そして、イエスと共に神へ向かっていくキリスト教の祈り。似ているところと、異なるところはどこにあるのでしょうか。さらに話は、ベトナム戦争、第二次世界大戦後、9.11以後の社会へ。戦争や社会不安の時代と、ランニング、アドベンチャーレース、そして若者たちのダンス。社会に大きな不安や緊張が広がるとき、人間は身体を動かすことで、無意識のうちに自分自身を整えようとするのでしょうか。身体は、言葉になる前に世界の不安を受け止めているのかもしれません。そして対話は、キリスト教がともすれば軽視してきた「身体性」と、それを直感的に理解していたイグナチオの『霊操』へと戻っていきます。祈ることとは、静かに目を閉じることだけではない。身体を動かすこと。世界を感じること。自分の内側に起きていることに気づくこと。この世界の痛みとつながること。そこから、自分自身が少しずつ自由になっていく。それもまた、「祈り」なのかもしれません。今回も、未信者の「カッパ」が英隆一朗神父に素朴な疑問をぶつけます。宗教を信じている方も、そうでない方も。筋トレをする方も、走る方も、歩く方も。身体から、もう一度「祈る」ということを考えてみませんか。⏱ チャプター00:00 オープニング01:40 筋トレも祈り?――身体から「祈り」を考える03:40 マインドフルネスとキリスト教の祈り04:40 イグナチオの『霊操』――体験から生まれた祈り07:50 ティク・ナット・ハン――『怒り』『怖れ』『和解』と歩く瞑想10:30 戦争の中で「怒り」とどう向き合うか11:20 戦争・社会不安と「身体を動かす」こと12:20 9.11以後のランニングとアドベンチャーレース13:20 身体は社会の不安を受け止めている?14:20 若者のダンスと「身体のチューニング」16:10 キリスト教は身体を軽視してきた?16:40 イグナチオが知っていた「身体で祈る」ということ17:20 フィジカル・エクササイズとしての祈り18:20 世界の痛みとつながる祈り――宮沢賢治へ19:35 イエズス会・ザビエル、そして山口・下関へ📚 今回のトークと一緒に読みたい本■ 英隆一朗『聖イグナチオ「霊操」の学びと黙想への招き』英隆一朗神父自身が、聖イグナチオの『霊操』を現代の私たちにも分かりやすく解説した一冊です。今回の「祈りと身体」というテーマを、さらに深く知りたい方におすすめします。https://www.books.or.jp/book-details/...■ イグナチオ・デ・ロヨラ『霊操』 川中仁 訳・解説/教文館「Spiritual Exercises=霊的なエクササイズ」そのものを読んでみたい方へ。聖イグナチオが自身の霊的体験にもとづいて祈りの方法をまとめた、キリスト教霊性の古典です。自筆稿からの新しい翻訳として、2023年に教文館から刊行されています。教文館 公式ページhttps://www.kyobunkwan.co.jp/publishi...■ ティク・ナット・ハン『怒り――心の炎を静める知恵』怒りを排除するのではなく、その存在に気づき、呼吸し、思いやりへと変えていく。今回の動画で語られるマインドフルネスを理解するための代表的な一冊です。https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784...■ ティク・ナット・ハン『ティク・ナット・ハンの幸せの瞑想』「今この瞬間に気づく」マインドフルネスを、歩く、座る、働く、食べる、話すといった日常の実践として紹介した一冊。今回の「祈りの身体論」と特に響き合います。https://www.hanmoto.com/bd/isbn/97841...■ ティク・ナット・ハン『怖れ――心の嵐を乗り越える方法』不安や怖れを否定せず、「今ここ」で向き合い、変容させていくための実践を説いた一冊です。https://www.hanmoto.com/bd/isbn/97841...■ ティク・ナット・ハン『和解――インナーチャイルドの癒し方』自分自身の内側にある傷や感情と争うのではなく、気づきと慈しみによって向き合っていくための本です。https://www.hanmoto.com/bd/isbn/97841...■ ティク・ナット・ハン『ウォーキング・メディテーション――歩く瞑想の本』「歩く」という身体の営みそのものを瞑想へ。今回の「身体を通して祈る」というテーマを実践面から補ってくれる一冊です。https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R10...■ ティク・ナット・ハン日本語著作一覧https://www.tnhjapan.org/books#筋トレ#祈り#マインドフルネス#霊操#イグナチオ#イグナチオデロヨラ#ティクナットハン#身体性#歩く#瞑想#フランシスコザビエル#ザビエル#ランニング#トレイルランニング#アドベンチャーレース#ジョギング#ダンス#カトリック#キリスト教#イエズス会#英神父となんでもトーク#カトリック長府教会

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