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BNI Japan Official Podcastでは、ナショナルディレクター大野真徳が、BNIメンバーへのメッセージをお送りします。

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  • weekly
  • Avg 15 min
  • Japanese
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  • Wednesday · 24 min

    第288回 白地図を持って、世界へ

    このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。 第288回は「白地図を持って、世界へ」と題してお送りいたします。 安: 皆さんこんにちはBNIメンバーの安さやかです。オフィシャルBNIポッドキャスト本日もBNIジャパンナショナルディレクターの大野代表とBNI東京港中央エグゼクティブディレクターの大竹さんと共にお送りしております。第288回は「白地図を持って、世界へ」と題してお送りいたします。このポッドキャストはコンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。それでは大野さん、大竹さん、本日もよろしくお願いします。 大野: よろしくお願いします。 大竹: お願いします。 安: 今回は「白地図を持って、世界へ」というテーマでお送りいたします。前回は161回の再配信「ガレージからグローバルへ」をお届けしました。 大野: 懐かしかったですよね。2020年の2月ですか?安さんと2人でお届けした回ですね。 安: はい、そうですね。創立者であるマイズナー博士が1985年に1つのチャプターから始めたBNIを世界規模の組織に育ててくるまでの12の教訓をご紹介した回となります。あの時マイズナー博士の目標は世界に1万チャプターでしたよね。 大野: 確か当時で9400くらいでしたからあと少しというところでしたね。それが今では1万1800を超えていて77の国と地域になっています。 安: 6年で目標のずっと先まで来たんですね。 大竹: 私も改めて聞かせていただいたんですけど、あれはBNIという組織の話であると同時に私たち1人1人の事業の話でもあるなという風に思いました。 安: 私もそう感じていました。グローバルというと世界戦略のように聞こえますけど中身は手弁当で始めた事業をどう広げていくかというお話なんですよね。それで今日は私自身のことから始めさせていただいてもいいでしょうか。実は私、モナコに行くんです。 大野: もしかしてグローバルコンベンションですね。 安: はい、そうです。10月の終わりにモナコで開かれます。世界中からメンバーが集まる場で楽しみなんですけど正直に申し上げると何を準備して現地でまた何をすればいいのかがまだ見えてなくて。 大野: なるほど。今日はそこをお話ししていければと思っています。行くかどうかっていうことじゃなくて今回もう行くって決めた方が出発の前に、現地、それから帰ってきてからもそれぞれのタイミングで何をするかそこに絞ってお話をしていきたいと思います。 安: ありがとうございます。まず行く方がやってしまいがちなことってありますか? 大竹: 私は大きく2つあると思っていて1つは海外となった瞬間にいつもの長い目線を忘れてしまうことなんです。 安:いつもの長い目線というのは? 大竹:関係は時間をかけて育てるものというのはBNIのメンバーの皆さんなら分かっていらっしゃると思うんですけど、ところが海外となると急に行ってすぐ何がやれるのかになってしまう。 大野: 出店しに行くという感覚になりやすいんですよね。自分の商品を並べて売りに行くみたいな。 安: なるほど、もう1つは? 大竹: その全く逆で何も考えずに行くことです。 安: それはもしかしたら私かもしれません。 大竹: 何も持たずに行くとどうなると思われますか? 安: そうですね。多分会場で知っている日本のメンバーを見つけて日本語でお話しして帰ってきてしまう気がしますね。 大野: それはそれで楽しいと思いますけどね。 安: そうですね楽しいですね。でも移動だけで丸1日近くかけていてそれで終わってしまうのはなんかもったいないなと思うんですよね。 大野: どちらも悪気は全くないと思うんですけども時間もお金もかけていくんですから何か持って帰りたいというのも自然なことですしせっかくなら知っている方と過ごしたいというのも自然ですよね。どれも悪くないと思うんですけども、ただそのどちらも出発の前に考えておきたいっていうことが1つ抜けているんだと思います。 安: それは何でしょうか? 大野: 自分の事業を世界に向けてどう広げていきたいのか。このグローバル戦略っていうとちょっと大げさに聞こえますけど。 大竹: それについては前回の161回にちょうどいい教訓があるんです。1つ目の教訓です。英語で言うとWork on your business, not in your businessということで事業の中で手を動かすだけではなくて1歩外に出て事業そのものを外から眺める時間を持ちなさいという意味です。私も普段経営者の方へのコーチングでよくお伝えする言葉なんです。このワークオンビジネスのための時間を目標として決めていただいたりもしています。 安: 時間目標ですか? 大竹: はい。決めておかないと目の前の仕事に全部持って行かれてしまうんです。でもモナコに行く方は嫌でも何日か事業の外に出ることになると思います。 安: 確かに。例えば行きの飛行機の中ってまさにそうですよね。 大竹: そうなんですよね。あれほどワークオンビジネスに向いている時間はないと思います。 安: ただ戦略と言われても、例えば私の仕事は社会保険労務士、通称社労士なんですけども、日本の国家資格なので正直海外とは関係ないかなと思ってたんですよね。 大野: うちは国内だけの仕事だからっていうのが、行かない理由としては1番多いのかもしれませんね。 安: 多いと思います。でも以前ベトナムに行った時に驚いたことがありまして、現地の方は日本の方だったんですけど、その方に聞いたら税理士にあたる資格はベトナムでもあるんだけど、社労士にあたる資格は実はないって言われたんですよ。 大竹: そうなんですね。 安: そうなんです。ポーランドに行った時も気がついたら弁護士さんの集まりに連れて行かれてまして、海外では働く人のルールの相談も弁護士さんとかコンサルタントの方がまとめて引き受けていることが多いそうなんです。日本のように労務に特化した国家資格がある国というのはほとんどないそうで。 大野: それは確かに面白いですよね。日本独特というか。一方で日本で働く海外の人っていうのは増えてますよね。 安: そうですね、すごく増えてます。ビザの手続きは例えば行政書士さんが担当されることが多くて実際に働き始めてからは私たち社労士の出番なんです。 大野: ということは向こうの国の事情が分かっていると。 安: そうですね。お役に立てる場面が多分あるんですよね。今お話をしながら気がつきました。 大竹: 安さん、それがまさに今日お話したかった白地図なんです。 安: 白地図ですか。 大竹: 学校の社会の時間に使いましたよね。海岸線と国境の線だけが引いてあって中は真っ白な地図。 安: ありました。色を塗ったり地名を書き込んだりするやつですよね。 大竹: しっかりした戦略、つまり完成した地図を持っていける方はそれでいいと思うんです。でも大抵の方はまだ持っていない。かといって手ぶらで行くと先ほどの日本語で話して帰ってくることになってしまう。 安: そのあいだ? 大竹: はい、輪郭だけ書いた白地図なら誰でも持っていけるんです。安さんなら働く人のルールという線を1本引いて持っていく。そうするとベトナムには税理士さんにあたる方はいるけれども社労士にあたる方はいないと書き込める。ポーランドでは弁護士さんが引き受けていると書き込める。 安: なるほど、知らないうちに私はその白地図に書き込んでいたということですね。 大竹: そういうことですね。線を1本引いていたから書き込めたんだと思います。線がなければ楽しい旅行で終わっていたかもしれない。 大野: 線を引くと会いたい人もはっきりしてくるんでしょうね。会いたい人がはっきりしていれば向こうのチャプターを訪ねる時にこういう方をご紹介いただけませんかとお願いもできるでしょうしそれならとても自然ですよね。 安: 確かに。線の引き方で言うと私の周りを見てますと大きく2つの方向があるように思うんです。1つは日本の方が技術やサービスが進んでいるものを海外に持っていくという方向。もう1つは日本にいながら海外から来られる方を、どうお迎えするかという方向ですね。 大竹: 外に出ていくか来ていただくかということですね。 安: はい、そうです。どちらの例も身近にはあるんですけど面白いのはその方たちが最初から戦略を持っていたというわけではないということですね。ネットワーキングの流れである国の大使館の方と繋がったり海外の方とお話ししているうちに段々この国ではこれが求められているんだと分かってきてそれで始められたというケースがあります。 大竹: それもありだと思います。戦略を持って行ってそれが形になる方もいれば戦略はなかったけれど行ってみたら思いがけない出会いがあってそれが新しい事業に繋がる方もいる。ネットワーキングはそういう可能性を持っていると思います。 安: そうですね。どちらでもいいということですね。 大竹: どちらでもいいんだと思います。ただどちらの方も白地図は持っていたんじゃないかなと。これが求められていると気づけたのは自分の事業という線を持っていたからだと思うんです。それに地図を細かく書き込みすぎるのもそれはそれで考えものかもしれません。 安: 書きすぎるというのは? 大竹: 探しているものしか目に入らなくなるんです。地図に載っていない出会いを見落としてしまう。 大野: なので輪郭だけってことなんですね。 大竹: 輪郭だけなんだと思います。まだ何も書けないという方は書きに行くでいいと思います。会場には自分の国での戦略をしっかり持ってきている方がたくさんいらっしゃいますからその方のお話を聞くこと自体が地図の書き方を教えていただくことにもなると思います。 安: なるほど。書きに行くということですね。それを聞いて少し気が楽になりました。では現地に着いてからはどうすればいいでしょうか。 大野: ここでも161回の教訓というのを1つ思い出していただきたいと思うんですけど9つ目の教訓、Culture eats strategy for breakfast.文化は戦略を朝ごはんにして食べてしまうということです。 安: 朝ごはんですね。 大野: どんなにいい戦略っていうのを持っていても現地での振る舞いが売りに来た人みたいになっていたら戦略ごと食べられてしまうということです。 安: 先ほどの出店しに行くってやつですね。 大野: そうです。ですから最初の一言は日本のチャプターでいつもやっていることと同じでいいと思うんです。How can I help you?何かお手伝いできることはありますか? 安: まさに日本と同じですね。 大野: 同じですね。海外に行ったからといって急に他のやり方に変えなくていいということですよね。 安: 確かに。それに海外の方も私と同じなのかもしれないですよね。とりあえず来てみたとか特に戦略は持ってませんという方ももしかしたらいらっしゃるかもしれない。 大竹: いらっしゃると思います。 安: だとするとこちらから声をかけて関係ができてからお互いの仕事の話ができれば、お互いに持ってなかった視点が持てるかもしれないですね。 大野: そうですよね。 安: ただその上で1つ気になっていることがあります。よく心に残るような感情のこもった繋がりを作りましょうと聞きますよね。初めてお会いした方とそこまでお話できるものなんでしょうか? 大野: おそらくいきなりっていうのは難しいんでしょうね。 安: やっぱり、そうですよね。 大野: 初対面でそこまで深い話をしようとすると、大抵こちらが一方的に話して終わっちゃうと思うんですよ。なので相手は引いてしまうと思うんです。なので3回ぐらいかけていいと思うんです。 大竹: 引かれてしまったことあります。たまたま価値観が合って一気に打ち解けるということもなくはないと思うんですけどでもそれは稀なケースかもしれないですね。 大野: BNIでいうとVCPということですよね。まず知ってもらって次に信頼してもらう。その後に紹介し合える関係になるっていうこの順番は海外でも変わらないと思います。 安: なるほど。1回目で全部を話そうとしなくてもいいということですね。 大野: 全然しなくていいです。 安: もう1つ伺いたいことがあるんですけどこれは国のことなんです。例えば行く前にその国の景気とか流行っていることなども頭に入れておいた方がいいでしょうか? 大野: 関係ないとは言わないですけども意識しすぎるというのももったいないかなと思いますね。っていうのは会場で向き合うのは国っていうことではなくて1人1人の経営者の人たちですから。 安: そうですよね。国じゃなくてその1人1人の経営者ですね。 大野: 国っていう大きな話を始めると相手の国もイメージで返してくると思うので、でも話したいことって目の前の方のその仕事のことですよね。もっと自分たちのミクロの話でいいと思うんですよ。 安: 例えばあなたのお客様はどこにいらっしゃいますか?と聞くような感じですね。 大野: そうですね。どの町のどんな方がお客様なのかとかそこから話はどんどん広げていけると思うんですよね。 大竹: 白地図に書き込むのは国の名前ではなくて人の名前なんです。 安: 人の名前ですね。忘れないようにしようと思います。ここであえて伺いたいことがあるんですけども例えば会社のお金で行かれるって方もいらっしゃいますよね。そういう方は帰ってきてから何を得てきたのかを説明しなければならないと思うんです。 大野: そこは正直に伝えたほうがいいと思いますね。直接の仕事っていうのはおそらくすぐに生まれてこないと思うんです。 安: 生まれないですよね。 大野: 生まれる場合もありますけどね。BNI全体では3ヶ月で400万件を超えるリファーラルが交わされているんですけども、ほとんどはそれぞれの街の中、ローカルで起きているんだと思うんです。お客様っていうのは目の前の地域にいらっしゃいますから、モナコで海外の仕事を取ってくるという前提で行くと多分結果にはガッカリしてしまうと思います。 安: 確かに、そうですね。では何を持って帰ってくればいいでしょうか? 大竹: 書き込みの増えた白地図だという風に思います。 安: やっぱり、ここで白地図ですね。 大竹: 誰がどの街でどんなお客様のためにどんな仕事をしているのか自分の事業がどこでなら役に立てそうか行く前は真っ白だったところに書き込みが増えている。それはちゃんと説明できる成果だと思うんです。 大野: それから全員と繋がろうとしないということですかね。3日間で何百人もの人たち、何千人ですよね、いらっしゃるので161回の6つ目の教訓に1000のことを6回やるよりも6つのことを1000回やるっていうのがありましたけど、人との関係も同じことだと思うんですよ。 安: 確かに。例えば何人くらいとやり取りすればいいですか? 大野: 3人でもいいと思いますね。帰ってきてからも連絡とれる方が3人いればそれはそれで成果があったと言っていいと思います。 安: 3人だったら目標にできそうな気がしますね。では具体的にどこから始めればいいでしょうか? 大竹: まず出発の前に白地図を書く時間を予定に入れてしまうということですね。先ほどのワークオンビジネスの時間です。紙1枚で十分だと思います。書くのは3つだけ。1つ目は自分の事業の線。外に持っていくなら自分の仕事の何が強みなのか、来ていただくなら海外の方に何を差し上げられるのか、どちらか1本でいいと思います。2つ目が会いたい方を1行です。安さんなら働く人のルールの相談を引き受けている海外の弁護士さんかもしれません。3つ目が相手に聞きたい質問を1つ。あなたの国ではこれは誰がやっていますか? 安: なるほど。もし仮に3つとも書けなかったらどうしましょうか? 大竹: その場合は3つ目の問いだけでも大丈夫だと思います。問いを持っていれば書き込みに行けますから行きの飛行機の中で書いても間に合うと思います。 安: 確かにそうですね。あと現地ではどうですか? 大野: 最初の一言は「How can I help you?」でいいと思います。それから相手の国のことよりも相手のお客様のことを聞く。レセプションのような同じテーブルを囲む場には必ず顔を出すようにして毎回違う国の方の隣に座ってみてください。日本の方同士で固まらないように。 安: 英語がまだ心配なんですけど。 大野: 大丈夫。翻訳のアプリもだいぶ進化してきているので十分に話せると思います。それに隣に座る方も英語が母国語じゃない方も結構いらっしゃると思うんです。そういえば今年BNIで1番メンバーの多い国がこれまでのアメリカからインドに変わりましたね。 安: そうですね。ということは皆さん同じように苦労しながら話してるってことですよね。 大野: まあ英語だけどね、インドも。 安: 確かに。ちなみに帰ってきてからはどうでしょう? 大竹: 24時間以内に3人に1通ずつ送るということをしてみてください。会場で撮った写真を1枚つけてあの時のお話が印象的ですと。それから書き込んだ白地図のことを自分のチャプターで少しだけシェアをしてみてください。 安: はい。それ本当にそうだなと思うんですけど私の周りでも海外に出ているメンバーが例えば1人いるだけでじゃあ一緒にその国に行ってみようかっていう方が複数名出てくるんですよ。しかもそれがすごく楽しそうなんですよ。 大竹: 自分が書き込んだ白地図が次に行く人の地図になるんですよね。 大野: それから今回モナコに行かれない方にも1つだけ。海外と繋がってみたいでも国がまだ決まってないという方はグローバルコンベンションにこだわらなくてもいいと思うんです。各国で開催されているナショナルカンファレンスの方がハードルが低かったりするわけです。なので近い国を3つぐらい回ってみるみたいな。 安: 3つですね。 大野: 同じナショナルカンファレンスでも国が違うと雰囲気とか気づきとか全く違うんですよ。何箇所か回るとこの国なら受け入れてもらえそうだなとかあるいはこの国はもう少し時間かかっちゃいそうだなという感触がなんとなく掴めてくるんです。 安: 確かに、ただ調べに行くって言うとちょっと構えてしまいますよね。 大野: 調べるというよりかは話を聞いているうちに分かってくるみたいな感じですね。白地図の近いところから塗っていく。 安: なるほど。ありがとうございます。今日のお話を通じて私も自信が出てきたような気がいたします。それではそろそろ終わりの時間が近づいてまいりましたが大野さんや大竹さんからメンバーの皆さんへメッセージはありますか? 大野: 161回の時にマイズナー博士の目標は世界に1万チャプターでした。それが今では77の国と地域で1万1800を超えています。ただそれは1度に書かれた地図ではないんです。1985年に1つのチャプターから始まって40年かけて1つずつ書き込まれてきた。皆さんのビジネスも同じだと思うんです。いきなり世界地図を完成させなくていいと。今日1本の線を引いてみる、そこから始まるんだと思います。 安: なるほど。 大竹:そうですね。自分の白地図というのは自分1人では埋まらないと思うんです。書き込んでくれるのは向こうで出会う誰かです。うちの国ではそれは弁護士がやっているよと教えてくれるその一言で真っ白だったところに1行増える。そして相手の白地図にもきっと日本のところに余白があります。日本のことなら自分の町のことなら自分が知っている人のことなら私たちが書き込んであげられるんですよね。ギバーズゲイン、与える者は与えられる。お互いの白地図に1行ずつ書き込み合うそれが国が違っても変わらないBNIのやり方なんだという風に思います。 安: なるほど。大野さん、大竹さん、ありがとうございます。今日のお話を私なりに少しまとめてみます。海外となるとつい、いつもの長い目線を忘れてすぐに何が得られるかになってしまうか、反対に何も考えずに行って日本語で話して帰ってきてしまう。どちらも悪気はないけれども出発の前に自分の事業を世界にどう広げたいのかを考えることが抜けているというお話がありました。完成した地図はなくてもいいので、輪郭だけの白地図を持っていく。そしてまだ書けないならば書きに行くというスタンスで参加してみるのも大事ですということですね。また現地では文化が戦略を朝ごはんにしてしまうということがありましたなので最初の一言は日本と同じ「How can I help you?」と。深い話は急がず3回くらいかけてお話をしていけばいいということでした。国の話よりは目の前の方の例えばお客様の話。書き込むのは国の名前ではなく人の名前という話もありましたね。そしてそのコンベンションに集まっている方全員と繋がろうとしないという話もありました。これは人それぞれかもしれませんけども例えば3人でもいいから繋がってみようという気持ちが大事で、持って帰るのは仕事ではなく書き込みの増えた白地図ということでした。なので私も白地図を1枚持ってモナコに行ってみようと思います。1番上の線は働く人のルールにしてみようと思います。大野さん、大竹さん、ありがとうございました。 大野: ありがとうございました。 大竹: ありがとうございました。 安: 最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがでしたでしょうか。皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていければと思っています。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week ! 第288回 白地図を持って、世界へはBNI Japan Official Podcastで公開された投稿です。

  • October 14 · 13 min

    第287回 【再配信】第161回 ガレージからグローバルへ

    このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。 マイズナー博士がBNIを本格的に事業化しようと決めた頃に描いていた世界1万チャプターという目標がまもなく実現しようとしている。ガレージからグローバルへとBNIを成長させる12の秘訣とは? 今回は、第161の再配信です。 安:さて、大野さん。 大野:はい。 安:今回はガレージからグローバルへということで、前回のお話の続きにもなるお話ですね。 大野:そうですね。前回はBNIの起源についてお話をさせていただいたんですけれども。まさにBNIが一つのグループ、1985年の1月にスタートした1つのチャプターという段階から、今や世界で9400を超えるチャプター、27万人を超えるメンバーという規模まで大きくなったわけですけれども。 安::はい。 大野:それをガレージからグローバルへということで、そのプロセスですね。どんなふうにスケールアップをしてきたのかというところをお話ししていきたいと思います。 安:はい。 大野:まず1985年の最初の1年間で、なんと20チャプター、これは全然20チャプターを作ろうとか思っていなかったんですけれども。ご存じのとおり、今もそのルールがありますけれども、それぞれの専門分野から1人ずつだけメンバーになれるというメンバー枠がありますよね。これがあったせいで、やはり1つ目のチャプターに入れない人が出てきて、2つ目ができて、2つ目のチャプターにも入れない人が出てきて、3つ目のチャプターがということになったわけですよね。 安:はい。 大野:当初は2つ目のチャプターも作るつもりはなかったんだけれども、やはり周りのそういったぜひBNIを使ってビジネスをしたいという方の熱意に押されて、マイズナー博士が手伝ってきた結果、12月までに20チャプターができたという話でしたね。 安:はい。 大野:結局20チャプターができて、そこで初めてスケールアップを、規模を大きくしていくということを考え始めたんだそうです。35年間という、1985年から2020年までの期間、継続的に成長をしていますよね。 安:そうですね。 大野:そういった企業って、やはり世界的にもなかなかいないと思うんですよね、かなりレアだと思います。マイズナー博士は、これはコンセプト、そのギバーズゲインというコンセプトと戦略のたまものだという表現をしていましたけれども。そこについて、細かく見ていきましょう。 安:はい。 大野:時々マイズナー博士がおしゃっているんですけれども、かつてこの1985年から86年の、ちょうどスケールアップしていこうと考えたときに、イメージしたのが1万チャプターということだったんだそうです。それがまさに間もなく実現しようとしているわけですよね。 安:そうですね。 大野:9400ぐらいの今チャプターですけれども。10K、Kというのは1000という意味ですから、10Kというのは1万ということなんですけれども。世界で1万チャプターを目指そうと。今年2020年にそれを達成しようというのが、今、世界中のBNIで一丸となっているというところですね。 安:はい。 大野:今回そのマイズナー博士がエピソードの中で伝えてくれているのが、どうやってガレージの規模からグローバルな規模に組織を成長させてこれたのか。そこの秘訣を12のコンセプトをシェアしてくれていますので、それをご紹介していきたいと思います。 安:はい。お願いします。 大野:まず1つ目は、「Work ON your business, not IN the business」これはマイケル・ガーバーが言っている、提唱している考え方ですけれども。事業をやっていく上で、社長自らがそのビジネスの中にどっぷり漬かってしまって、歯車の一つになっているようでは駄目だと。 安:うーん。 大野:むしろon the businessということですね。in the businessではなくて、on the business、上から俯瞰(ふかん)できるような状態でビジネスをマネージ、成長させていくという考え方が大切だということですね。もちろん、BNIでもin the businessのマインドも大切にしてはいるんですね。なんだけれども、いわゆる自分が四六時中オフィスにいないといけないとかいう状態では、スケールアップは望めないということですよね。 安:そうですね。 大野:私もやっぱりもともと器用貧乏で、何でもある程度できちゃうので、自分でやっちゃおうという意識が強くあったんですよね。だから、最初の1人目の社員を3年たって初めて採用したんですよ。それまで1人でやったんですね。採用して社員ができたものの、何を任せたらいいかが分からないみたいな。自分でこれはやっちゃったほうが早いでしょうみたいな、隣で暇そうにしているぞみたいな、申し訳ない状況だったんですけれども。それはもう自分の弱みとして常に言い聞かせて、これは自分でやるべき仕事か、任せる仕事かみたいな。 安:大事ですね。 大野:そこをやっぱり意識して、自分がいなくても回る体制をつくっていく、というのが大切ですよね。 安:そうですね。 大野:こうやって、今になっては出張がかなり多いんですけれども、国内そして海外。不在にしている間も、スタッフのみんながチームとして機能してくれているので、ありがたい状況ですね。 安:そうですね。 大野:2つ目が、システムをつくりましょうということですね。マニュアルを作って、それをスタッフにできるように教えるというところだと思うんですけれども。それがないと、いつまでたっても自分で全てのことをやっていかなくちゃいけないということだと思います。先ほどの1つ目のコンセプトとつながっていますよね。 安:そうですね。 大野:3つ目ですけれども、これはもう皆さんがやっていると思うんですけれども、目標を設定するということ。例えば今年の目標だったら、年末までの目標を立ててそこから逆算をして、1月単位でそのアクションと小さい目標を設定するということですね。これは今までも話し、カバーしましたね。 安:そうですね。 大野:4つ目は、delegationですね。delegationってこれ日本語で言うと、権限委譲とか任せるということですよね。2つのコンセプトがあるというふうに紹介してくれているんですけれども、1つはresponsibility、これ責任ですね。もう一つは、authority、権限ですね。 安:はい。 大野:なので、責任だけじゃなくて権限も移譲してくださいということです。それをしないと、結局、責任だけ任せると、いろんな分野においてのことが全部自分にのしかかってくるということですよね。なので、95%の責任と権限を与えて、残り5%だけを自分でみるみたいな、そんな考え方なんだと思います。それだけ任せると、やはり任せたスタッフが、あるいは役員かもしれませんけれども、間違った判断をしてしまうということがあるかもしれません。それは仕方がないんですよね。 安:うーん。そうですね。 大野:そこの辺は割り切って、95は任せて残りの5%は、最後に責任を取るのは自分という、意識でいくのが大切かなと思いますね。 安:はい。 大野:5つ目は、数字を把握する。できれば毎日、少なくとも毎週、ウィークリー単位で数字を把握していくということを、マイズナー博士は推奨されていますね。 安:はい。 大野:毎月、マンスリーだとこれは、インターバルが長過ぎるというんですね。なので、ちょっとスローというか、スピードが遅くなってしまうので、数字の把握、あるいは報告をさせるという意味では、少なくとも週単位がいいと。可能であれば毎日数字の把握をするために報告をさせるということを勧めていますね。 安:はい。 大野:6つ目が、1000のことを6回ではなくて、6つのことを1000回やりましょうというのが6つ目のコンセプトです。bright shiny objectって以前にも取り上げた記憶があるんですけれども、そういった光り輝くものばっかりを、いろんなものを追いかけていって1000のことをやるよりも、もう6つのことに焦点を当てて、これを繰り返し継続的に一貫性を持ってやっていくということを大切にするということですね。 安:はい。 大野:7つ目、偉大な人たちで身の回りを固める。 安:うーん。 大野:これは深いですね。 安:そうですね。 大野:言うのは簡単なんですけれどもね。やはり、そういった意識を常に持って、自分のブレーンですとか、チームをつくっていくということなんだと思います。 安:はい。 大野:これは次の8番目のコンセプトにもつながると思うんですけれども、8番目は、「Ignorance on fire is better than knowledge on ice」という言葉があるんですね。これは、ファイヤっていうものですから、燃えている、熱意のある人のほうが知識を持った冷めた人よりもいいということですね。 安:なるほど、そういう意味ですね。 大野:なので、例えば採用だとか、自分の周りを固めるというときに、そういった人を探して採用するというんですかね、そういった考え方です。 安:はい。 大野:そして9つ目ですけれども、「Culture eats strategy for breakfast」、文化は戦略を朝食として食べてしまうという意味ですね。いくらすぐれた戦略があっても、そこにふさわしいカルチャーがなければ、無駄になってしまうという意味ですね。 安:はい。 大野:なので、チーム、会社の中、あるいはビジネスチームに適切なカルチャーを醸成させるということを大切にしなさいというふうにいっていますね。 安:はい。 大野:10個目が、自分のミッションを知るということです。BNIのミッションだったりとか、あとは会社の安さんのミッションもあると思うんですね、何でしたっけ。 安:私のミッションは、「コンビニから日本を元気に」。 大野:素晴らしい。BNIのミッション、リファーラルマーケティング、そしてBNIの仕組みを使ってメンバーにビジネスを創出する正しい方法を提供するということだったと思うんですけれども。そういったミッションを知るということが10個目。11個目が、「Work in your flame, not in your wax」ということで、自分が炎の中で、要するに熱意をもって取り組める、わくわく感を持ってできる仕事に集中すると。ワックスというのは、どろどろしているわけですから、何かやっていてもやろうとしてもなかなかうまくいかないと。だから、自分がわくわくしない、あるいは苦手、やりたくないみたいな、そういったものは、それが得意な、そういったことにわくわくする人に任せなさいという意味ですね。 安:はい。 大野:そして最後12個目ですけれども、ビジョンを共有するということで。先ほどのミッションと整理して、明確に区別しておくことが大切だと思うんですけれども。ビジョンを共有するということ、これは大切ですね。私も日頃から会社のビジョンをスタッフとシェアしたりとか、BNIのビジョンも、「Changing The Way The World Does Business」、世界のビジネスのやり方を変えるという話をよくさせていただいてますよね。 安:はい。 大野:以上の12個が、ビジネス、つまりこのBNIをガレージからグローバルに成長させたポイントだと、秘訣だというふうに紹介してくれています。皆さんだったら、どんなふうにご自身のビジネス、あるいはチャプターに当てはめることができるでしょうか。 安:はい。やってみたいですね。 大野:そうですね。 安:はい。それではそろそろ終わりに近づいてまいりましたが、大野さんからメンバーの皆さんへメッセージはありますか。 大野:はい。これせっかく貴重な12のガレージからグローバルへ成長させる秘訣を紹介してくれているので。チャプターのエデュケーションコーナ、学習コーナーで何回かに分けてシェアしていただいたら、いいんじゃないかなというふうに思います。 安:はい。ボリュームがたくさんありますし。 大野:そうですね。 安:はい。ありがとうございました。 大野:ありがとうございました。 安:今回もBNIジャパンナショナルディレクターの大野代表と、私BNIメンバーの安紗弥香でお送りいたしました。このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社の提供でお送りいたしました。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week. 第287回 【再配信】第161回 ガレージからグローバルへはBNI Japan Official Podcastで公開された投稿です。

  • October 7 · 20 min

    第286回 答えは、持っていなくていい

    このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。 第286回は「答えは、持っていなくていい」と題してお送りいたします。英語版のエピソード974をご参照ください。 安:それでは、大竹さん本日もよろしくお願いいたします。 大竹: よろしくお願いします。 安: 今回のテーマは「答えは、持っていなくていい」ということなんですけれども、大竹さん君津の方は今いかがですか? 大竹: そうですね、朝晩だいぶ涼しくなってきました。私君津市の久留里で観光のボランティアガイドをやらせてもらっているんですけど、ご案内するときに必ずお連れする場所があるんです。街中の井戸なんですけど。 安: 井戸ですか? 大竹: はい。久留里は水の街で環境省の平成の名水百選100選にも選ばれているんです。街のあちこちに自噴井戸があって、地元の方も観光の方もポリタンクを持って汲みに来られています。 安: もう、そのこと自体が観光名所になっているってことなんですね。 大竹: そうなんです。それで毎回面白いなと思うことがあって、井戸の前で皆さん話し始めたりすることがあるんです。「どちらから来られたんですか?」とか「これこのまま飲めるんですか?」って聞かれる方もいます。私が何もしていなくても勝手に会話が生まれているんです。 安: まさにあの井戸端会議ってやつですね。 大竹: そうですね。あれ比喩じゃなかったんだなって思いました。 安: ただそういう場面って私もあまり見ないんですけど、今は結構減っているかもしれないですね。 大竹: そうですね、減っていると思います。我々BNIの話でチャプターもオンラインでの開催が増えましたし、終わると画面を閉じてそれで終わりと。以前なら会場出るまでの廊下で勝手に話が始まっていたりしたと思います。だから今対面の機会を増やしていこうという流れにもなってきているのかなと思います。 安: なるほど。偶然には任せられなくなってきたということですね。 大竹: そうですね。そこが今日の話につながっていて、勝手に生まれないなら誰かが意図して繋ぐしかない。その時にヒントになるのがもう一度井戸なんです。井戸を持っている人って水を作っている訳ではないんですよね。 安: 作っていない? 大竹: はい。水は地下の水脈から勝手に湧いてくる。持ち主がやったのは水脈のある場所を見つけて、誰でも汲めるようにしておいた、それだけなんですね。なのに人が集まってくる。 安: なるほど。まさに今日はそのお話ということですね。このテーマの「答えは、持っていなくていい」というのは、大竹さんどんな方に向けた回になりますか? 大竹: そうですね、大体入会してから1年未満ぐらいですかね。リファーラルを出すことに苦労しているなと感じている方、それから自分には人に紹介できるほどの人脈がないという風に思っている方です。 安: その人脈がないっていうの本当によく聞きますね。 大竹: はい、多いかもしれませんね。今日はそこがひっくり返るといいなと思っています。 安: はい。まずそのきっかけになったお話があると伺ったんですがよろしいでしょうか。 大竹: はい。マイズナー博士の英語版のポッドキャスト974回です。タイトルが「Don’t Google, Greggle」というタイトルです。 安:「Don’t Google, Greggle」ですか? 大竹: そうですね、はい。ちょっと面白いんですけどゲストがイギリスのグレッグさんという方でロンドンの南東部のエグゼクティブディレクターになられた方なんです。着任をした時にその地域に人脈が全くなかったそうなんです。 安: ゼロからなんですね。 大竹: はい、ゼロからです。まず自分の会社の仕入れ先を全部BNIのメンバーに切り替えたそうです。その上で訪問する各チャプターで毎週全く同じことを言い続けたそうなんです。「私の仕事は皆さんがBNIのメンバーシップから最大の価値を受けられるようにすることです。ここに代表がいない商品やサービスをお探しのときは検索をする前にまず私に声をかけてください」と。 安: ネットで検索する前に私に聞いてくださいということですね。 大竹: そうですね。そこにこう添えていて、地域で使われたお金は外に出ていくまでにこの地域の中を5回から7回回りますと。一度外に出てしまうとそれきりなんですよね。だからググらないでグレッグに聞いて。それが縮まって合言葉になったと。 安: なんかちょっと似てますね。ご自身の名前がいわゆる動詞になっちゃったと。 大竹: なってしまいました。でもそこまで行くと強いですよね。何かを探している人の頭に検索窓よりも先にその人の顔が思い浮かぶわけですから。 安: なるほど。ただその方ってご自身で何かを提供してるってわけではないんですよね? 大竹: そこなんですよね。まさにさっきの井戸なんですけど、水を作ってはいないと。 安: これすごく大竹さん興味があるテーマとお伺いしてるんですけど、この回を取り上げようと思われたのはどんなきっかけがあったんですか? 大竹: ほとんど同じ時期に全く別のところから同じような話を聞いたんです。日本のある編集者の方が書かれていた文章で、書き出しが「その話ならあの人に聞けばいい」。 安: いますね、そういう人。 大竹: いますよね。ただ、ハッとしたのはこの続きなんです。その人は本人が答えを持っているとは限らないと。資格があるわけでも突出したスキルがあるわけでもない、それでも相談が集まってくる。答えを持っている誰かを知っているからなんですね。 安: それがまさに今日のタイトルなんですね。 大竹: はい。このイギリスの話と日本の編集者の方の話が全く同じことを言っていた。片方はどうすればそう思ってもらえるのかというやり方の話、もう片方はなぜそれがそんなにも強いのかという理由の話でした。 安: じゃあその理由の方をもう少し伺ってもよろしいでしょうか? 大竹: 人に何かを与えようとすると大抵コストがかかりますよね。お金を出すとか時間を使うとか。 安: どれも自分の何かが減っていきますね。 大竹: そうですね、減るように感じますよね。だから続かないということがあります。ところが、ほとんどコストのかからないギブっていうのが1つだけあると。人を繋ぐことなんですね。Aさんがこれで困っていたな、そういえばBさんがその専門だったな、と気づいたときに2人を繋ぐ。やることは例えばメッセンジャーでグループを作るということだったりします。数分でできて、お金は1円もかかりません。それなのにAさんからもBさんからも感謝される。 安: まさに1回の行動で2人から感謝されるってこと、いいですね。 大竹: そうなんです。しかもこれだけはAIにはできないと書かれていて、AIは情報も候補も出せます。でもこの2人を合わせたら面白いっていう判断は、両方の人間を知っていないと出てこないんです。 安: 確かに、その判断だけは知り合いにしかできないと。ただ、そんなにいいことなんだとしたら、なぜみんなやらないんでしょうか? 大竹: すぐには返ってこないからだと思うんです。紹介というのは複利なんですよ。お金や情報は渡した時点で終わります。でも紹介はAさんがBさんと繋がるとその先のCさんDさんとも接点ができていく。そして何かが起きた時に最初に繋いだ人の名前が必ず出てくるんです。 安: そもそも、あの人が紹介してくれたのがきっかけでみたいな。 大竹: それです。何年経っても言われ続ける。ただ複利ということは最初の数年は、ほとんど何も起きないということもあるんです。ここで辞めてしまう方が本当に多いと思うんです。 安: それが正直な話かなと思います。 大竹: 私自身返ってきた側の体験があるんです。私、コロナをきっかけに妻と2人で今の土地に移住をしたんです。縁もゆかりもない土地でした。越してきてすぐの頃に近所のおじさんが「ちょっと乗れ」ということで軽トラの助手席に乗せられまして、そのまま近所を1軒ずつ回って「今度越してきた大竹さんだ」と紹介して回ってくれたんです。 安: 素敵な方ですね。その方は何かを売っていたわけではない。 大竹: そうですね。私に何かを売ろうとしていたわけではありません。専門家でもありません。ただこの人をあの人に合わせておいた方がいいと思っただけ。その後野菜を山ほど分けてもらって、それで私たちここで生きていこうという風に決めたんです。 安: 移住を決められたのがその体験だったんですね。 大竹: そうですね。そして、おそらくあのおじさんは、自分が私の人生を変えたとは思っていません。多分覚えてもいないと思います。でもこちらは何年経ってもこうしてお話をしている。紹介というのは渡した側よりも受け取った側の方がはるかに強く覚えているものだと思います。 安: 逆に渡した側は忘れている。 大竹: 忘れてるんですよね。つまり自分が忘れている間もどこかで利息がついている。井戸も同じで掘ってすぐには湧かない。久留里に上総掘りという伝統の工法があって、竹のしなりを使って何ヶ月もかけて掘っていく。水脈に当たるまでは何も出ません。でも一度当たるとその後は自分で湧き続ける。紹介ってそれだなって思うんです。 安: なるほど。その上で最初の問いに戻らせていただきたいんですが、自分には紹介できるほどの人脈がないという方、こういう方はどうしたらいいんでしょうか? 大竹: ここは今日1番お伝えしたいところなんですが、必要なのは人脈の量じゃないんです。困り事の記憶なんです。 安: 困り事の記憶。 大竹: 安さんこの1ヶ月で誰かがこれで困っているというのを一度も聞かなかったという風に思われますか? 安: いえいえ、何度も聞いてます。 大竹: 聞いてるんですよ、みんな聞いてるんです。問題は覚えていないことなんです。その場では「大変ですね」って返してそのまま流れていってしまう。繋ぐ人っていうのは忘れないようにメモをしている。誰かが何で困っていたか、それだけ書いておくと、例えば1ヶ月後ぐらいに別の場所で答えの方から現れてくるんです。「その件なら得意です」という方に会う。そこで初めて繋ぐ。 安: 答えの方から来ると。 大竹: ですから必要なのは100人の知り合いじゃないと思うんです。10人の困り事を覚えていることなんです。 安: 10人だったらできそうな気がしてきますね。 大竹: そしてここは私が1番お伝えしたいところで、BNIってこの困り事を聞く場が毎週仕組みとして用意されているんです。ウィークリープレゼンテーションで毎週「こういう方を探しています」と全員が言う。「こういう方のお役に立てます」と全員が言う。1to1ではもっと深いところまで聞くことができる。世の中の人が何年もかけて集める情報が、毎週決まった時間に決まった場所で聞くことができると。 安: ただそれを聞き流してしまっているかもしれないと。 大竹: そうですね。あの時間は自分の順番を待つ時間ではなくて10人の困り事を受け取る時間なんです。 安: 聞き方がそうすると変わってきますよね。では具体的には何をすればいいでしょうか?例えば最初の話で出てきたグレッグさんは何かされてたんですか? 大竹: 4つ紹介されていました。1つ目はお客さんとの取引が終わった時に一言付け加える。「他に私に何かお手伝いできることはありますか?」と。その上で信頼している地元の事業者のネットワークがあることをお伝えすると。2つ目がたくさんの専門家の方の名刺が入った名刺ホルダーを手元に置いておくと。お客さんが書類に記入をしている間に目に入りますよね。「この中に気になる専門家がいらっしゃればお繋ぎしますよ」と言う。3つ目がメールの署名欄のところに「お繋ぎできる専門家の方です」ということで一文を入れておくと。4つ目がSNSで定期的に自分が一緒に仕事をしている専門分野の方の一覧を投稿しているそうです。 安: 投稿をするんですね。専門分野の一覧。 大竹: ここの大事なところは名前ではなくて専門分野だということなんですね。実はマイズナー博士もポッドキャストの中で同じことを仰っていて、インターネットがなかった時代手紙を送る時にリストに載せたのは人の名前ではなくて専門分野だったそうです。 安: その人ではなく専門分野というのはなぜなんでしょうか? 大竹: 名前を並べると宣伝になってしまうからなのかなと思います。でも専門分野なら読んだ人が「うちの実家はそれで困っていた」と思い出すことができる。相手の記憶を開ける鍵になり得るということですね。 安: なるほど。いわゆる受け取る側の記憶から頭が開いていくような感じですね。 大竹: そうですね。そしてこれ4つとも1人でできると。人脈の量もいらないと。今日の夕方からでも始められるということですね。 安: ちょっとやってみたくなりますね。それでは実際に繋ぐ時が出てきた時に気をつけることはありますか? 大竹: 1つだけ挙げるとするなら自分が抜けることを先に宣言することだと思います。「あとはお2人でお願いします」「私はここで失礼します」と。 安: 結構やってる方いますね、これ。先に言っておくってことですね。 大竹: 先に言っておかないと大竹さんも見てるしなという遠慮が生まれるんですね。繋いだ後に残るべきなのは、自分の存在感じゃなくて2人がうまくいったという記憶だけなんですよね。 安: ただ抜けるっていうのは投げっぱなしとは違いますね。 大竹: 違いますね。そこは正直にお伝えしたいところで、繋ぐことっていいことばかりではないんですね。紹介は自分の信用を担保に差し出す行為なんです。ですからとりあえず繋いでおこうをやると逆に信用が減ってしまいます。あの人の紹介は当たり外れがあると言われたらそこで終わってしまうと。 安: それは怖いですね。 大竹: 見返りが欲しくなったときも同じで。紹介料をください、その件は私を通してください、これを言った瞬間にブローカーのようになってしまう。見返りを求めない方が結果的にリターンは大きいというのは理屈としてはその通りなんですが、計算だと思ってやっていると相手に伝わってしまうんですよね。だから結局本当にこの2人が会ったら面白そうだなと思えるかどうか、そこしかない。湧き水って流れてるから澄んでるんですよね。堰き止めておこうとすると濁るんです。 安: これは私もいろいろと経験があります。イメージが湧いてきました。では大竹さん今週1つだけやるとしたら何から始めればいいでしょうか? 大竹: 手帳でもスマホでも構わないので、誰が何で困っていたかだけを書く場所を1つ決めてみるということです。そして今週のチャプターミーティングで自分の順番が終わった後、他の方の話から3人だけ書いてみるということです。解決策は書かなくてもいいので困り事だけ書いてみる。答えは後から向こうからやってくるということです。 安: 解決策は書かないということですね。 大竹: そうですね。先ほどの文章の締めくくりが私はとても好きでして。今週頭の中で困っている人を1人だけ思い出してほしい。そしてその困り事を解けそうな人を1人思い出す。思い出せたら繋ぐ。思い出せなくても構わない。その2人を探そうとした時点で、あなたの頭はもう繋ぐ人の動き方をしていると。 安: 探そうとした時点でもう。 大竹: 始まっているんですね。 安: それではそろそろ終わりの時間が近づいてまいりましたが、大竹さんからメンバーの皆さんへメッセージはありますか? 大竹: はい。毎週紹介を出そうとしているけれど思うようにいかない、自分には人に渡せるものが何もない、そう感じておられる方がいらっしゃったらお伝えしたいことがあります。私たちが与えることができるものは、仕事や情報やお金だけではないんです。私たちが覚えている誰かの困り事、これ自体がもう誰かにとっての価値なんです。それは今日から持つことができます。人脈の量も実績も年数もいりません。Givers Gain® 与えるものは与えられると私たちは言いますけれども、1番初めに与えることができるものは多分これだと思うんです。自分の中に誰かの困り事を置いておく場所を作ること。井戸を掘った人は水を作っていません。ただ水脈のある場所を知っていて誰でも汲めるようにしておいた、それだけで町の人が集まってくる。私たちが毎週やっていることは多分それと同じなんだと思います。 安: なるほど。大竹さん、ありがとうございます。今日のお話を私なりにまとめてみますと、まずテーマの通り答えは、持っていなくていいということでした。あの人に聞けばいいと言われる人は、答えを持っている誰かを知っているということでしたよね。検索窓よりも先に自分の顔が浮かぶかというところ、とても大事だなと思いました。繋ぐということは1番コストのかからないギブのところで、0円、3分でできる方法で、2人から感謝が返ってくるということです。ただこれはすぐに返ってくるものではありません。先ほどの軽トラのおじさんのお話が忘れられませんね。繋いだ側は忘れてて受け取った側が何年も覚えていると。自分が忘れている間も利息はついているというお話、大竹さんの実体験でお話を伺いました。そして人脈がないという方への答えに関してこれは困り事の記憶にフォーカスをするということでした。100人の知り合いではなくて10人の困り事というところです。しかもBNIはそれを毎週聞ける場所がチャプターミーティングという仕組みとして用意されているということでした。今週は誰かの困り事を3つ書き留めるところから始めてみたいなと思います。大竹さん改めてありがとうございました。 大竹: ありがとうございました。 安: 最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがでしたでしょうか。皆さんからのご意見やコメント本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていければと思っています。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week ! 第286回 答えは、持っていなくていいはBNI Japan Official Podcastで公開された投稿です。

  • September 30 · 23 min

    第285回 正しさだけではチャプターは動かない

    このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。 第285回は「正しさだけではチャプターは動かない」と題してお送りいたします。 安: それでは大野さん、大竹さん本日もよろしくお願いします。 大野: よろしくお願いします。 大竹: お願いします。 安: 9月に入りましたけれども大竹さん君津の方はいかがですか? 大竹: はい、稲刈りがだいたい終わりまして、刈った後の田んぼが茶色く広がっているような景色になっています。朝と夜だけ風はちょっと涼しくなってきました。 安: なるほど季節が変わっていく感じですね。大竹さんのお家は犬、猫あとヤギもいるんでしたよね。 大竹: はい、そうですね。ヤギに毎日教わっていることがありまして、ヤギってリードを引っ張ってもなかなか動かないんです。こっちだよって引けば引くほど四つ足で踏ん張ってしまうんです。力がすごく強いので正面から引っ張って勝とうとしてもこっちが負けちゃうんです。 安: なるほど、大人が引いてもですか。 大竹: 負けますね。どうしたら動くかっていうと行った先に美味しそうな草があるとヤギが思った時なんです。そうするとこちらが何も言わなくても勝手にどんどん歩いていく。むしろ止まらないという風になります。 大野: なんか人間と同じですね。 安: そうですね、まさに今日はそのお話です。今回のテーマは「正しさだけではチャプターは動かない」ということで大野さん今日はどんな方に向けた回になりますか? 大野: はい、今プレジデントをされている方とかそして次にプレジデントを任されそうな方、それからリーダーシップチームに入られた方、この3つの立場を皆さんに向けてお話ししたいと思っています。今日のテーマは頑張っているのに動いてもらえないという、あの感じについてです。 安: と言いますと。 大野: プレジデントになるともっとリファーラルを出してほしいとか、1to1もっとやってほしいとか、ビジターを呼んでほしい、BNIの仕組みを正しく使ってほしいという風に言いたくなると思うんですけど、どれも間違ってないんです。真剣な方真面目な方ほどこういうのがやっぱりはっきりプレジデントとして見えてくるんです。 大竹: ところが動いてもらえないと。 大野: そうなんですよね。言っていることは間違っていないはずなのになんで伝わらないんだろうって言っている人をよく見かけますよね。 安: なぜ伝わらないんでしょうかね。正しいことなのに。 大野: 1つ前提として押さえておかなくちゃいけないのが、プレジデントって上司ではないということなんです。会社なら上司には権限っていうのがあって、でもBNIは違うじゃないですか。メンバーはやっぱり全員自分のビジネスを持つ経営者だったり事業者なんです。だからプレジデントだから聞いてくださいっていう姿勢ではやっぱり人は動かないし、それどころか正論を強くぶつけるほど、なんでそこまで言われなければならないのっていう反発が生まれることが増えちゃうんです。 大竹: さっきのヤギと全く同じですね。リードを引っ張れば引っ張るほど動かないと。しかも役職というのがある分自分が引っ張っているってことに気づきにくいのかもしれませんね。 安: 具体的にはどういう伝え方が引っ張っているという状態になるんでしょうか。 大野: わかりやすい例を1つ言うとすると、ビジターの招待が少ないメンバーに対して今期のチャプターの目標を達成するために1人で3名を招待してくださいというのを伝えるとするじゃないですか。 安: はい。それはチャプターの目標から考えれば正しいですよね。 大野: はい、正しいんです。でもその方がなぜ招待できないのかというのを知らないとか、あるいはなぜ招待するべきなのかというのを伝えないまま言ったらどうなるか。 安: じゃあそのお話でちょっと1個基本に戻らせていただきますとそもそもなぜビジターを招待する必要があるんでしょうか。ここが自分の中で腑に落ちてないと言われた方も動けない気がするんです。 大野: 大切なところですね。大きく3つあると思っています。1つ目は単純に数の話です。チャプターの人数が増えると繋がりの数っていうのは足し算じゃなく掛け算で増えていきます。 安: 掛け算。 大野: はい。例えば10人のチャプターなら1対1の組み合わせリレーションシップ45通りあるわけですけど、それが20人になると190通りになる。人数は2倍ですけど関係の数というのは4倍以上になるんです。 安: 倍では済まないですね。 大野: 済まないですね。2つ目は業種の空きが埋まっていくということです。自分のお客様が困った時に、チャプターの中に紹介できる信頼できる仲間がいる。空いている業種とか専門分野が多いほどせっかくのリファーラルが外に出ていってしまうんです。 大竹: そして3つ目が私は1番大事だと思っているんですけど招待することそのものが相手の方へのギブになるということです。 安: 招待される側にとってのギブということですね。 大竹: そうですね。BNIに加入してもらうために招待するのではなくてこの人に必要な出会い、この出会いがあった方がいいだろうという風に思ってご招待をする。招待した方がたとえ入会しなかったとしてもその日に誰かと繋がって、これはもう立派なリファーラルだという風に思うんです。 大野: 招待は勧誘というのではなくて紹介だと。 大竹: そうですね。ここは自分の中で定まっているかどうかで声のかけやすさというのは全然違ってくるのではないかなと思います。 安: ここまでは私も結構納得できるなと思うんですが、ただこの理由が分かっていても実際には招待できない方がいるわけですよね。 大竹: そこなんです。招待できてない理由って実は全然違うんですよね。招待したい人が思い浮かばないのかもしれないし、招待の仕方がわからないのかもしれない。そして過去に招待をして断られてしまって、苦手意識を持っているのかもしれない。 安: 3つとも全く違いますよね。ただ、その1つ手前も気になりますね。なぜ招待できないんでしょうかね。 大竹: はい、そうですね。深掘りしていくと結構はっきりしていて、1人目の思い浮かばないというのは知り合いがいないわけじゃないんです。「BNIに入ってくれそうな人」を探しているから浮かばないんだと思います。入会してくれる人ではなくて一緒に仕事をしたい人でいいのに。 安: 探している対象がそもそも違うということですね。 大竹: そうですね。2人目の招待の仕方がわからないというのも、招待できないのではなくて、BNIを説明しようとするから難しくなってしまうんだという風に思います。仕組みを正しく説明しようとするとすごく長くなってしまって口が重たくなる。 安: 説明しようとするから招待ができないと。 大竹: そうですね。3つ目の断られたというのは1番根が深くて、断られた時に大抵売り込まれたと相手が受け取っているということです。だからその次にご招待するときもまた売り込む人になってしまうという気がして動けなくなってしまうと。 大野: 3つとも根っこは同じところにありますよね。招待っていうのを勧誘だと思ってしまっている。 大竹: まさにそこだと思います。例えば3名呼んでくださいというのが、3人に勧誘してきなさいという風に聞こえてしまう。それでは動けないですよね。 安: なるほど同じ言葉なのに受け取られ方がまるで違ってきますね。 大竹: だから必要な手当ても全部違うんです。1人目に必要なのはリストを一緒に作ること。2人目に必要なのは招待の仕方のその型を渡すこと。3人目に必要なのは断られてもあなたのせいではないという話を先にすることなんです。 安: この3人だと1番難しいのはどの方でしょうか? 大竹: 3人目の方だと思います。断られた記憶がある人にもっと招待してくださいと言うと多分もう一段動けなくなってしまう。 大野:正しいことを伝えるということと人が動くということは別ということですよね。 安: もう1つ伺いたいのですがプレジデントになると見えているものが変わるとも言われますよね。 大野: 変わりますよね。それまで気にならなかった例えば出席率とかビジターの数とかリファーラルの数、1to1、更新、メンバーの温度差というのが急に見えるようになってくる。ただ忘れてはいけないのは、プレジデントに見えている景色というのと、メンバーから見えている景色というのは違うということなんです。メンバーは自分のビジネスと自分のBNI活動を中心に見てますから。 大竹: 私すごい身に覚えがありまして、私は地元の久留里で観光のボランティアガイドをやってるんです。 安: 素敵ですね。 大竹: とても楽しくやってるんですけど最初の頃に大失敗をしまして、観光を案内する道も順番も全部頭には入っているんですけど、ついどんどん歩いてしまって前を向いて喋りながら案内しながら一通り説明をし終えた時に、じゃあ次に行きましょうという風に振り返ったら誰もいなかったんですよ。 安: え!?そうなんですか? 大竹: ある人はずっと後ろで路地の猫と戯れていたりとか、湧き水を汲んでいるおばあちゃんと話していたりとかして。私には全てのルートが見えていたんですけども、でも来てくださった方に見えていたのは目の前の猫だったりすると。私は正しい道を正しい順番で歩いていました。でも一緒に歩いてもらうことはできていなかった。 大野: プレジデントが振り返ったら誰もいなかったという状態は本当に起こりますよね。これ実は日本だけの話ではなくてBNIの創立者のマイズナーさんも全く同じことをブログに書かれているんです。「誰も聞いていないのなら正しさに意味がない」というタイトルのブログです。 安: かなり強い言い方ですね。 大野: 強いですよね。そしてマイズナーさんはこういう風にも書かれているんです。「人はあなたがどれだけ自分を気にかけてくれているかを知るまでは、あなたがどれだけのことを知っているかというのを気にしない」と。 安: BNIでもよくこの言葉出てきますけど。ではプレジデントはどうすればいいんでしょうか? 大野: 答えは意外とシンプルなんです。「やってください」と言う前に「どうですか?」と聞く。 安: 先に聞くということですね。 大野: はい。「最近BNIどうですか?」「何か困っていることはありませんか?」「今期BNIを通じてどんな成果を出したいですか?」「チャプターがこうなったらもっと活動しやすいと思うことはありますか?」この4つでいいと思います。 大竹: この4つ目が私すごくいいなと思っていて、メンバーをチャプターを作る側にお招きしているそういう質問なんじゃないかなと。文句を言ってもらう質問ではなくて一緒に作りませんかっていう招待の質問だと思います。 大野: 先に聞くとプレジデントには見えていなかったものが見えてきます。そしてメンバー側にもこの人は数字だけを見ているわけじゃないんだなという感覚が生まれるんです。そこで初めてプレジデントの言葉が入ってくる。 安: なるほど。ただちょっと正直なところを伺ってもいいでしょうか。リーダーシップチームの任期って6ヶ月ですよね。メンバーの話をじっくり聞いていたらそれだけで任期が終わってしまうのではないかと思うんですけど。 大野: おっしゃる通りです。4月と10月で交代しますから全員等しく時間をかけるというのは現実的ではないです。なので優先順位を考えて絞り込むことをお勧めしたいと思います。まず3人だけ決めてみる。1番温度が下がっていそうな方でもいいですし、次のリーダーになりそうな方でもいい。その3人の人と指示というのを1つもしない1to1をやる。 大竹: 全員を1度にと思うと結局誰ともできないんですよね。 安: これ逆のことも伺いたいんですがまず聞くを突き詰めていくと今度は言うべきことを言えない言わないプレジデントになってしまわないでしょうか。 大竹: それがもう1つの落とし穴だと思います。関係を壊したくないから耳の痛いことを言わない。これは優しさに見えますけれども、実際は自分が嫌われたくないだけということが少なくないんです。相手を成長できる人だと信じていない、相手の可能性を信じていないということでもあります。 安: では聞くというのは? 大竹: 言わないということではないんです。順番の話だと思います。先に聞いて後で言う。中身は変えなくていいんです。 大野: それと伝えるときも中身にも1つ大事なことがあると思っていて、自分の目標っていうのではなくて私たちの目標にするっていうことなんですよね。 安: と言うと? 大野: プレジデントになるとつい今期は50名にしたいとか、更新率をこれだけ上げたいという風に考えます。目標を持つということはそれ自体はすごく大切なんですけども、ただそれがプレジデントの目標のままだとメンバーはなかなか動いてくれない。先ほどなぜビジターを招待するのかという話をしましたけど、あれをメンバーと共有できていればこれ私たちの目標になりますし、共有しないまま数字だけ伝えればこれはプレジデントの目標のままなのかと思うんです。 大竹: 数字をやらなければならないことから自分たちのビジネスを成長させるための共通の目標に変えていくということですよね。まさに先ほどのヤギに草を見せるということとも通じるものがありますね。「行きなさい」ではなくて「あっちにこんな草があるようですよ」と。 安: なるほど。もう1つ責任感の強いプレジデントほど陥りやすいことがあると伺ったんですが。 大野: これは本当に多いんです。例えばメンバーが動かなければ自分が動く、ビジターが少なければ自分が動く、問題が起きれば自分が解決する。すごい立派なんですけどもそれをずっと続けているとプレジデントだけが頑張るチャプターになってしまう。 大竹: しかも短期的にはうまくいくのが厄介なところで数字は上がるんですよね、短期的に。そして自分でやった方が早いですし、任せると遅いし、思った通りにはならない。だから任せない理由は毎回ちゃんとあるわけです。 安: 確かに。 大竹: でもプレジデントの任期は永遠ではないですよね。 大野: ここが今日1番お伝えしたいところかもしれないんですけど。目指したいのは自分がいなければ動かないチャプターということではなくて、自分がいなくても動くチャプターなのではないでしょうか。そのためにはメンバーを動かすというのではなくメンバーが自ら動きたくなる状態を作る。問いかける、話を聞く、目的を共有する、それから役割を任せる、そしてできたところを承認する、そしてまた任せる。 大竹: 私冒頭に稲刈りの話をしましたけれども、田んぼって刈って終わりじゃないんです。刈った後に藁をすき込んだり土を起こしたりする。それは今年のためではなくて来年のための作業なんです。しかもやったかどうかというのはその年の収穫量には出ない。その次の年に結果が出るんです。 安: つまり次の人のための仕事ということですね。 大竹: プレジデントの半年も全く同じだという風に思っていて、任期の最後に問われるのは任期中の数字だけではないと思うんです。次のプレジデントにどんなチャプターを渡せたか。 大野: メンバーが自分たちで考えるチャプター。誰かが困っていたら自然に誰かが声をかけるチャプター。そして新しいリーダーが次々に生まれていくチャプター。そこまで作れたら残したものは任期中の数字というものよりもずっと大きいと思うんです。 安: では今週1つだけやるとしたら何から始めればいいでしょうか。 大野: 先ほどの3人です。今週の定例会が終わったらぜひ3人だけでいいので名前を決めてください。そしてその方たちとの1to1を通じて最初は指示というものを1つもしないと決める。「最近BNIどうですか?」から始めていただいて、その代わりその方が困っていることをその方が使った言葉のまま自分の口で言い直す。それができるかどうかというのを確認していただきたいと思います。 安: あえて相手の言葉のままということですね。 大野: はい、そうですね。自分の言葉に置き換えたくなっちゃうんですけれども、それが返せないうちはまだ聞けていないということなんです。 大竹: 私からは1つ数字を伝えるときは必ず「なぜ?」とセットにすること。ビジターを3名ご招待お願いします、その前に招待してくださった方があなたのビジネスにとってどういう意味を持つのかそれを先に話す。順番をひっくり返すということです。 安: 先に「なぜ?」ということで後から数字ということですね。それではそろそろ終わりの時間が近づいてまいりましたが、大野さんや大竹さんからメンバーの皆さんへメッセージはありますか? 大野: はい。BNIには仕組みがあって、規則とかポリシーというのがあったり、成功するための方法というのがあるわけです。それを正しく運営することというのはもちろん大切なんです。ただそれは前提であってゴールそのものではないんです。プレジデントの仕事というのは、正しいBNIをメンバーにやらせることというのではなくて、メンバー1人1人がこのチャプターで成功したいと思える状態を作るということ。そこまでがリーダーの仕事だと思います。 大竹: 私はプレジデントが後の人に送れるものは2つあるという風に思います。聞く時間と任せる勇気です。これはどちらも目に見えませんしその期の数字にはあまり出ません。出るのはその次、将来、未来です。ギバーズゲイン、与えるものは与えられると私たちは言いますけれども、与えるものというのは紹介とか情報だけではないと思うんです。相手の話を最後まで聞く時間も、自分の手柄になりそうな役割を誰かに渡すことも、これは全てギブだという風に思います。そしてそれを受け取ったメンバーがまた誰かに同じことをする。そうやって次のプレジデントが生まれてくるんだという風に思います。ヤギのリードは引かなくてもいい。どっちにおいしい草があるかを一緒に見に行けばいいということです。 安: はい。大野さん、大竹さんありがとうございます。今日のお話をまとめますと、まずプレジデントは上司ではないということ。メンバーは全員が社長であり経営者ですから、正論を強くぶつけるほどかえって反発が生まれる。先ほど大竹さんもおっしゃっていたヤギの綱、リードを引けば引くほど踏ん張るというお話が忘れられないですね。ビジターを招待するという理由も改めて整理していただきました。人数が増えると繋がりの数は掛け算で増える。業種の空きが生まればリファーラルが外に流れない。そして招待そのものが相手へのギブで、勧誘ではなく紹介なんだということです。ただその理由が分かっていても動けない方はいると。「ビジターを何名呼んでね」とか、そういう同じ言葉が呼びたい人が浮かばない方、誘い方が分からない、あと断られた記憶がある方この3人に全く違う届き方をしてしまうということ。正しいことを伝えることと人が動くことは別ということでした。だから「やってください」の前に「どうですか?」と聞くという話が大野さんからありました。ただし6ヶ月しかないので全員は難しい。まず3人に絞ろうということでした。そして聞くというのは言わないことではなくてあくまで順番の話、先に聞いた上で後で伝えるということですね。最後にプレジデントの仕事、役割は全部自分がやることではない。刈った後の田んぼを来年のために残しておく。その成果はその年ではなく次の年に出る。任期の最後に問われるのは次のプレジデントにどんなチャプターを渡せたかということでした。正しさは前提に過ぎません。メンバーとともに動くチャプターを作ること。それがプレジデントの役割なんだと思います。ということで改めて大野さん、大竹さん本日もありがとうございました。 大野: ありがとうございました。 大竹: ありがとうございました。 安: 最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがでしたでしょうか。皆さんからのご意見やコメント本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますのので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていければと思っています。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week ! 第285回 正しさだけではチャプターは動かないはBNI Japan Official Podcastで公開された投稿です。

  • September 9 · 13 min

    第284回 【再配信】第202回 ストーリーで人々に影響を与える

    【参照】英語版Episode 793: Influencing People with Stories このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。 今回は、第202回の再配信です。 第202回は「ストーリーで影響を与えよう」と題してお送りいたします。英語版のエピソード 793 をご参照ください。 安:それでは、大野さん、こんにちは。 大野:こんにちは。 安:大竹さん、こんにちは。 大竹:こんにちは。 安:今日は大野さんはどちらからご参加ですか? 大野:今日はですね、 BNI ナショナルオフィスのある東京の三鷹に来てます。 安:なるほど。ありがとうございます。大竹さんはどちらからですか? 大竹:私は千葉県の君津市の山奥にある自宅から参加をしております。 安:ありがとうございます。 大竹:安さんはどちらからですか? 安:はい、私は今日は函館から参加をしております。さて、今回は「ストーリーで影響を与えよう」ということなんですけれども、大野さん。 大野:はい。 安:こちらの話をぜひしていきましょうか。 大野:そうですね。BNIの3+1の+1っていうのは、実はシェアストーリーという意味なんです。何かを伝える時にストーリーを使うことがとても効果的で、影響力を最大化することができるんですね。マイズナー博士も繰り返しストーリーを語ることが大事だと教えてくれています。素晴らしいストーリーというのはとてもパワフルですよね。例えば、感動を呼んだり、人々を笑顔にしたり、心に響くものがあります。大竹さんがよくシェアしているストーリーというのは何かありますか? 大竹:はい。そうですね。私がBNIのメンバーとして体験したストーリーなんですけれども。ちょうどメンバーとして 2年ぐらい経過した頃、なかなか自分が本当に受け取りたいリファーラルを受け取ることができなくて悩んでた時期だったんですよね。ちょうどそのモチベーションというか、そういうものが下がっていって、ちょっと体調を崩したのもあって、欠席をしてしまったんですね。その時に、ある年上の女性のメンバーが、電話をしてくださってですね、それにすごく勇気づけられたという経験があります。その電話でですね、私の欠席に対する理由を問うということではなくて、ちょっとその叱咤激励というか、「あんた何休んでんのよ、早く出てきなさい。」みたいな感じで、言われたんですよね。その時に、すごく嬉しかったんですよね。なんかこう、私は必要とされてるのかもしれないと。 2 年間やってきて、リファーラルも結構貢献をたくさんしていく中で、「なかなか返ってこない。」と、「自分は本当にここに必要とされてるんだろうか。」ということが、ちょっと自信がなくなっていた時期だったんですね。その一言、単純な一言なんですけど、その電話によって、私はモチベーションを回復することができて、その後半年後ぐらいですかね。実際にその自分にとって、理想的なリファーラルに出会うことができたということなんですね。その方のおかげだったなというふうに思っています。 大野:わかりやすくて、しかもね、似たような状況の方々がおそらく結構いらっしゃると思うので、インパクトありそうですよね。 大竹:はい。 大野:素晴らしいです。ありがとうございます。 安:ちなみに大野さんはどのようなエピソードをお持ちですか? 大野:そうですね。私の場合、ある個人的に関わっていたチャプター担当ディレクターを持ってた時なんで、随分前なんですけども。名古屋のあるチャプターなんですね。発足してからちょうど 1年、最初の更新を迎えてまとまって、 5、6人抜けてしまったんですかね。たしか更新されなくて。人数が 17人ぐらいになってたと思うんですよ。ちょっと心配はしたんですけども、メンバー数が減った時のメンバーの皆さんの様子を見ていると、なんかワクワクしてるんですよね。メンバー数減ってるのに、焦りとかそういうのが全然なくて、むしろ目を輝かせていて、これならいけるみたいな雰囲気だったんですよ。それから彼ら僕は別に何か言ったわけではないんですけども、自主的に皆さん、有志がミーティングの後集まって、「これからチャプターを盛り上げていくにはどうしたらいいか。」っていうことを毎週毎週、定例会の後に話し合ってたんですよ。その様子を見て、何て言うかな、すごく頼もしかったし、これなら全然心配ないなと思って、様子を見てたんですね。その結果というか、その後間もなくですね、 1年もしないうちにその 17人とかっていう人数から、今のチャプタートラフィックライトってあるじゃないですか。全国のチャプターのパフォーマンスが見られるチャプタートラフィックライトで 1位になったんですよね。 1年経たずして。それだけでもすごいと思ったんですけど。その後、プラチナチャプター 50人以上のプラチナだったり、チタニウム 75人、そして 100人超えてダイヤモンドまでいったんですよ。 安:すごい。 大野:それも、そんなに時間かかってなかったと思うんですね。最近でこそ、少し 100人割って、 70人台後半だったかな。でも皆さんやっぱり 100人台を回復させたいっていうことで、すごく思ってらっしゃるようで、そこもやっぱり頼もしいですよね。だから私個人的にはすごく、彼らのその当時の、「自分たちのチャプターをもっと元気にしたい」、「活性化させたい」という思いを共通の思いを持ってやられて、その結果として、そういった日本を代表するようなチャプターにされたっていうのは、すごい個人的には誇りに僕は思っていて、よくそのチャプターの話をいろんなところでさせていただくんですけど。やっぱり自信をなくしてしまうとか、チャプターとして、あるいは「盛り上がってないからどうしようか」って頭を悩ませてるリーダーシップチームの皆さんも、この時期結構いらっしゃると思うんですけど。でもそういう人たち、そういうリーダーシップチームの人たちとか、メンバーの皆さんにこういった話をシェアさせていただくと、なんか自分たちもやっぱりできそうだって思っていただく機会があると思うんですよね。そういうストーリーを伝える、似たような状況の人たちの話とかって、共感をしやすいと思うので、効果的なんじゃないかなと思うんですよね。 安:確かにそうですね。 大野:あと、このストーリーの有効な場面として。例えば、会社のビジョンとか組織のビジョンっていうのは、ストーリーを使って伝えるっていうことはすごくやっぱり有効だし、やるべきだなと思うんですけど。大竹さん、その辺どういうふうに普段意識されていますか?もし差し支えなければ、大竹さんの今仕事されている、あるいは BNI をされている理由とか、 WHY とかってありますか? 大竹:はい。私たちの東京港中央リージョンのビジョンが、人生を変えるリファーラルをすべての人に。というビジョンなんですけれども。最初にそれを立てた時に、そのフレーズだけを一生懸命繰り返していて、全く伝わらなかったんですよね。「へー。」って感じで、「まあいい言葉だね。」、みたいな感じでいて、全く浸透しなかったんですよね。結局やっぱり、そのビジョンの裏にあるストーリーが必要なんだということに気づいて、じゃあなぜ私がそのビジョンを立てるに至ったのか、っていう自分のストーリーを語るようにしたんですよね。そしたらですね、みなさんそのビジョンに紐づくようなストーリーをどんどん語ってくれるようになってですね。例えばある時は、あるチャプターのビジターホストの方が、「人生を変えるリファーラルをすべての人に、というビジョンがこのリージョンにはあって。それに関して私のストーリーはこういうものです。」っていう風に話をしてくれたということがあったんですよね。やっぱりこのストーリーがどんどん積み重なっていくと、ビジョンが強くなっていくというか、育っていくっていうこと、ビジョンって生き物なんだなっていう風に感じたんですよね。その生き物としての栄養がストーリーなのかなっていう風に感じたことでした。 大野:いいですよね。私も、もし差し付けなければシェアさせてもらおうと思うんですけど。大竹さんと同じようにビジョンって、ややもするとちょっと綺麗事みたいにどうしても聞こえやすいと思うんですよね。でもやっぱり、なぜ自分がそれを目指すのか、みたいなところでいうと。私の叔父の話なんですけど。 僕が社会人になって間もない頃に、僕の叔父からですね、「うちの養子になってくれ」って言われたんですよね。大野の本家の叔父だったので、養子になって、要は「事業を継いでほしい」みたいな、「助けてほしい」みたいなことを言われたんですよ。でも叔父はその当時、小さなスーパーマーケットを千葉県でやってたんですけども。大型商業施設が近くにできて、お客さんを取られてしまって、経営がたぶん傾いてたんだと思うんですね。私は当時全然興味がなく、ちょっと上の空だったんですよ。それをすごく僕は、後々後悔することになったんですけど。結局叔父はその店を畳まなくちゃいけなくなって、もう大分前に亡くなってるんですけど。今でもそのことがすごく悔いとして残ってしまっていて、結局この自分が BNI っていうものを、実際に自分でやって素晴らしい仕組みだなと思って日本に紹介したんですけど。続けて今18年やってこれてるっていうのは、その時の後悔がすごくあって。やっぱり、「叔父みたいな人を、日本からなくさなくちゃいけない」、「叔父みたいな人を日本からなくしたい」、「そんな思いをさせたくない」っていうのがあって。だからこそ、「BNIの仕組みを日本全国に 1 日も早く伝えたい」っていうふうに思うんですよね。だからいつか全国に広まるじゃダメなんですよ。だから今でもきっと待ってる人がいる。 BNI を使える日を待っている人がいる。もしかしたら、知ってる人も知らない人も両方いるかもしれないんですけど。でもそのBNIを必要としている人たちの元に、このBNIのBNI仕組みを 1 日も早く届けるっていうスピード感がすごく大事で、それが、日本で目標数字として掲げて、それを達成していくっていうことをスピード感を持ってやっていくっていうのが、自分のすごくやりたいっていうか、責任、役割なんだなという風に思ってるって話をさせてもらうんですよね。 大竹:すごい良いですね。うん。 安:かなり今、心を動かされましたよ。すごい、なんか初めて聞いたと思って。ただ単に「広めていきましょう」っていう話ではなくて。どうしてその広めていくことが大事なのかっていう、本当に大野さんの心の一番内側にあるきっかけを。 大野:結局今の僕の話って、自分のことじゃないですか。個人的な話じゃないですか。だからもしかしたら全然、大竹さんとか安さんには関係ないことなのかもしれないんだけども。でもその、「なぜ大野っていう個人が BNI を日本に紹介して、それを 18年、もう 20年近くも続けてきてるか」っていう理由が自分もなんか最近気づいた部分ってあるんですよね、すごく。でもそれは当時の後悔っていうところから始まってるんですけど。でも今逆にそれが原動力になってるっていう部分があって、時々それを思い返してね、元気をもらってるっていう状況です。 安:素敵。 大野:はい、ありがとうございます。 安:大野さん、大竹さん、本日も素敵なお話をありがとうございました。 大野:ありがとうございました。 大竹:ありがとうございました。 安:最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがでしたか?皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。よろしければインスタグラムや Youtube でも発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていけたらと思っています。それでは次回も オフィシャル BNI ポッドキャストでお会いしましょう。 See you next week. 第284回 【再配信】第202回 ストーリーで人々に影響を与えるはBNI Japan Official Podcastで公開された投稿です。

  • September 2 · 19 min

    第283回 BNIの『北極星』

    このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。 【参照】第119回 BNIのビジョンとミッション(再) 第119回 BNIのビジョンとミッション(再) 第283回は「BNIの『北極星』」と題してお送りいたします。日本語版の第119回をご参照ください。 安: それでは大竹さん、本日もよろしくお願いいたします。 大竹: よろしくお願いします。 安: 大竹さん今千葉県の君津にいらっしゃるということですけれども、この時期の夜ってどんな感じなんですか? 大竹: そうですね、もう9月に入ると涼しい日も増えてきて、夜の風が少しだけ涼しくなってくるんですね。うちのあたりは街灯がほとんどないので、外に出ると星がよく見えます。 安: なるほど、北極星も見えますか? 大竹: はい、見えますね。北極星っていうのは他の星が夜の間に少しずつ動いていく中で、ほとんど同じ場所から動かない星だと思うんですね。だから昔の人はこの星を頼りに海を渡ったり山を歩いたりしたんだと思います。 安: 確かにそうですよね。前回もまさにその北極星のお話でしたよね。北極星で庭を作ろうというところだったんですけども。 大竹: はい。前回は自分たちのチャプターがどんな庭を目指すのか、その方向を決めましょうという話でした。今日はそこから一段引いて、BNIという組織そのものの北極星は何なのかということを扱っていきたいと思います。 安: それが今回のテーマ「BNIの北極星」ですね。今日はどんな方に向けたお話になりますでしょうか。 大竹: はい。BNIのビジョン、ミッションを言葉としては知っている、トレーニングでも聞いたし暗唱もできると、だけど毎週自分がやっているビジターさんの招待とかリファーラルと、その言葉がどう繋がっているのか、正直考えたことはない、そういう方に向けてお話をしたいなと思っています。 安: そういう方って入会して1年ぐらい経って活動が慣れてきて、少し作業のようになってきた頃かもしれないですよね。まずBNIのビジョンとミッションを改めて確認していきましょうか。 大竹: はい。ポッドキャストの第119回で大野さんがBNIのビジョンとミッションというテーマでお話しされています。そこで大野さんはビジョンというのは組織として将来ありたい状態や姿だとおっしゃっていました。完璧に達成できるかどうかはわからない大きな志、まさに北極星のように目指す方向を示すものだと。 安: 北極星という言葉はマイズナーさんも使われていましたよね。 大竹: そうでしたね。そしてミッションはそのビジョンを果たすために今何を具体的にするのか、何をするのか、誰のためにするのか、どうやってするか、この3つの質問でできているということでした。BNIのビジョンはChanging the Way the World Does Business、世界のビジネスのやり方を変える。ミッションはメンバーがビジネスを増やすのを助けること、そしてリファーラルマーケティングプログラムを通じて、質の高い各分野のプロと長期的で有益な関係を築く機会を提供すると続いています。理念がギバーズゲインということですね。 安: はい。ただちょっと正直に申し上げますと、世界のビジネスのやり方を変えるって言われても、ちょっとスケールが大きすぎて、自分の毎週の活動とどう繋がるのか、ピンとこないという方も多いと思うんですよね。 大竹: よくわかります。私も以前は立派な言葉だなというくらいにしか思っていませんでした。でもある時からこのビジョンの中で1番大事なのは変えるという言葉なんじゃないかなと思うようになりました。 安: 「変える」ですか? 大竹: はい。変えると言っているということは、裏を返せば今のやり方には課題があるという風に思っているということなんじゃないかなと思うんですね。ビジョンというのは実は結構クリティカルというか批判的なところから生まれているものなんじゃないかなと思っています。今のやり方は嫌だとか、このままではいけないという思いが入っているんじゃないかなという風に思います。ピーター・ティールという投資家を皆さんご存知でしょうか。PayPalを創業して、FacebookやAirbnbにも初期に出資した人なんですけれども、この方が使う伝説の質問と呼ばれているものがあります。 安: どんな質問なんですか? 大竹: 世界の課題のうち大多数の人はまだ認めていないけれども、あなたにとって重要な課題は何かという質問です。 安: まだ多くの人が問題だと思っていない問題ということですね。 大竹: そうですね。分かりやすく言うと、SDGsの18番目はあなたにとって何ですかみたいな質問だと思います。17個はみんな認識をしているんだけれども、それ以外であなたが大事だと思っているものって何なのということですね。ビジョンというのはきれいな言葉を選ぶ作業ではなくて、このピーター・ティールさんの質問に自分なりに答えることなのだという風に思います。そして面白いのは何と戦うのかをはっきりしている組織ほど、強いエネルギーを持つということだと思います。 安: 戦う相手とはライバルということですか? 大竹: そうですね。例えば電気自動車の会社であれば、ライバルは他の自動車メーカーではなくて、化石燃料に依存する社会そのものだったりします。例えば宿泊サービスであれば、自分の居場所だと感じられる場所が狭い世界がライバルであって、全ての人がどこにいても居場所があると感じられる世界を目指していこうということですね。 安: なるほど。商品の直接的な競争相手ということではなくて、社会の在り方が相手ということですね。 大竹: そうなんですよね。ライバルを目の前の同業他社とかに設定してしまうと小さくなってしまう。そうではなくて変えたい世界の方に設定をすると、そこに向かうエネルギーが大きくなるということなんですね。私はドラゴンボール世代なんですけど、ドラゴンボールで孫悟空が強い相手を見ると俺ワクワクするぞって言いますよね。適切なライバルを設定することによって、大きなエネルギーが生まれるということです。 安: なるほど。今のはちょっとツッコンでいいのかわからなかったんですけれども、ではBNIのライバルとは何ですか? 大竹: ビジョンにそのまま書いてあるんですけど、今のビジネスのやり方だと思います。もう少し具体的にすると、私はこういうことだと思っているんですが、例えば自分さえ良ければいいというエゴがぶつかり合うようなビジネスのやり方だったりとか、自分の事業を拡大するために自分の大切な人の人生を犠牲にしてしまうようなビジネスのやり方だったりとか、経営者から孤独な人が生まれてしまうようなビジネスのやり方だったりとか、周りの人に一生懸命貢献した人が報われないようなビジネスのやり方だったりとか、子どもが早く大人になりたいという風に思えないようなビジネスのやり方、そして最後に、人生を変えるような出会いが偶然に委ねられてしまっている、そんなビジネスのやり方。それが私にとってのこのビジネスのやり方を変えるということなんじゃないかなと思っています。 安: なるほど。今みたいにお話ししていただくと、結構身に覚えのあるものも多いなと思ったんですよね。 大竹: そうですね。私自身もまたまさにその中にいたんですけれども、ビジネスの場で行われる数字の競争によって、たくさんの人が「I am not.」ですね、つまり私が私でない状態になってしまっていると思います。誰もが自分の正気を保つことで精一杯で周りの人を気にかける余裕がなくなっていく状態、私はそういう場面もいくつも見てきましたし、自分もその中にいました。 安: 大竹さんはその後ご自身で事業を始められているじゃないですか。環境が変われば、そこから自由になれたんですか? 大竹: それがそうでもなかったんですよね。独立したばかりの頃は人と会うときに無意識に計算をしていました。この人と会って自分に何かメリットはあるだろうか、自分の損得だけを物差しにして、人との繋がりの価値を打算的に決めていました。 安: ということは大竹さんご自身もそのやり方の側にいらっしゃったということですね。 大竹: そうですね。今日のお話はどこかの誰かが悪いという話では全くないです。私も含めてみんながそのやり方の中で生きてきたということだと思います。 安: ここでちょっと1つ、私から素朴な疑問をお聞きしてもいいでしょうか。今は例えばGoogleとか、Amazonとか、あとはAIとかで検索すると、大抵のものやサービスって見つかりますよね。私たちはなぜわざわざリファーラルという手間のかかるやり方で届けているんでしょうか。 大竹: はい。とても大事な問いだという風に思います。実際、ビジネスで効率だけを求めるのであれば、リファーラルは必要ないという意見もあるんじゃないかなという風に思うんですね。検索した方が手っ取り早いということですね。ただ私は、スマートフォンでSNSの広告が出てきて、ため息をつくことがあります。出てくる広告は大体、薄毛治療とマッチングアプリばかりなんですよね。 安: なるほど。ちょっと何とも言えない気持ちになりますね。 大竹: 実際ちょっと嫌な気持ちになりますね。でも寂しい気持ちにもなるんです。広告の元になるデータはどんどん蓄積されていっていて狙った人に、より的確に届くようにパーソナライズされています。技術としてはすごいことだなと思います。でもどこまでいっても、それは私のためを思って提案されたものではありません。私が今どんな気持ちで生きているのか、過去にどんな挫折があって、これからどんな希望を持っているのか、どんな目標があるのか、そこを気にかけてくれているわけではないんです。 安: 精度は高いんだけど、気にかけてもらえているという感じではないということですね。 大竹: そうですね。でもリファーラルは違います。私のことを理解してくれている人が、私のことを気にかけてくれて届けてくれたものです。そこには感情的な繋がりがあって温もりがあります。マイズナー博士はBNIのことをビジネスに感情を吹き込んだ組織だと言っています。私はこれを目に見える成果や効率ばかりを追い求めるビジネスのやり方から、目に見えないお互いの感情や関係性を大切にするビジネスのやり方にしていこうという意味だと理解をしています。 安: 確かに大事ですよね。では世界のビジネスのやり方を変えるというのは、具体的にはどんな世界に変えるということなんでしょうか? 大竹: 先ほどのドラゴンボールに例えてみると、例えばかめはめ波という技があるんですけど、これは自分の力を貯めて自分1人で打つ技ですよね。だからより大きなかめはめ波を打てる人が勝利するということですね。今のビジネスのやり方はこれに近いんじゃないかなと思います。自分の力をどこまで大きくできるか、どれだけ鋭く打つことができるか、その大きさを競い合っている。それに対して元気玉という技があります。元気玉は自分の力だけでは足りないので、周りの人たちから少しずつ元気を分けてもらって、それを1つに集めて放つ技なんですね。1人では絶対に作れないものです。私はこの世界のビジネスのやり方を変えるというのは、かめはめ波の大きさを競い合う世界から、元気玉を送り合う世界に変えるということだと思っています。 安: なるほど。すごく分かりやすい例ですね。個人的にかめはめ波も何か来るかなと思ったんですけども。真似がね。ということで、分けてもらうっていうところではなくて、送り合うっていうことが大事ってことですね。 大竹: そうですね。そこが大事なところだと思います。もらうだけでは元気玉にはならないと思います。自分の周りの人を気にかけて行動する、そうすると、そこに感謝が生まれますよね。その感謝を受け取った人がまた別の誰かのために行動する、感謝を恩送りしていくということです。 安: それでも1人分の元気では小さくなっちゃいますよね。 大竹: そうですよね。だから私たちはこのチャプターとかリージョンっていうそういった単位で、より多くの人から少しずつ元気を集めようとしているという風に思います。 安: なるほど。ここまで伺って、私自身もすごく腑に落ちたというか、納得があったんですけど、一方で正直な疑問も残っています。それは世界のビジネスのやり方を変えるっていうのはやっぱりちょっと大きすぎて、例えば明日の朝自分が何をすればいいかが変わるっていうと、そこまではないような気もしてるんですよね。 大竹: そうですね、おっしゃる通りだと思います。ここは正直にお話した方がいいところだと思うんですけども、前回もう話に出ましたけれども、ビジョンというのは解像度を上げるとなかなか賛同できない人も出てきますし、ふわっとさせすぎてしまうと誰も強い関心を持たない諸刃の剣だと思います。世界のビジネスのやり方を変えるという言葉は、そんなに反対する人はいないのかなと思うんですけれども、そのままでは月曜日の朝の行動は何も変わらないということですよね。 安: 反対されないけど行動も変わらないと 大竹: だからこの大きな北極星を自分の言葉に翻訳する必要があるんだという風に思います。毎週のリファーラルの1件1件や、ビジターさんへのお声掛け1つ1つというのは、正直に言えばとても地味な作業のように見えるかもしれません。それで世界が変わるとはなかなか思えない。でもなぜ自分はこの1つ1つの行動をしているのか、その先にある何を変えようとしているのか、それを知っているかどうかで、同じ行動の意味がまるで変わってくると思うんですね。 安: 戦う理由を知っているかどうかなんですよね。 大竹: そう思います。それからもう1つだけ。うまくいき始めた時ほど、これは自分の力で成し遂げたことだと思いたくなるものなんですけれども、私はその感謝と謙虚さというものが、私たちの理念であるギバーズゲインを支えている土台だという風に思っています。元気玉は分けてもらっていることを忘れた瞬間に集まらなくなってしまうと思います。 安: なるほど。ありがとうございます。それでは聞いてくださっている皆さんが明日から何か1つ始めるとしたら、どこからがいいでしょうか? 大竹: はい。2つお伝えしたいと思います。1つ目は自分にとってのライバルって誰なんだろうかということです。BNIのライバルは今のビジネスのやり方でした。では自分の事業にとってのライバルは何なのか、競合他社の名前ではなくて、変えたい世界の方を書き出してみていただきたいと思います。その上で自分の5年後、自分のビジョンが実現した時、私たちのビジネスのやり方はどう変わっているだろうかと問いかけてみると、 安: それはチャプターの皆さんと一緒に考えてもいい問いですね。 大竹: そうですね。1to1の時にお互いに聞き合ってみてもいいと思います。その方がお互いが本当に大事にしていることが見えてくるんじゃないかなと思います。そして2つ目はいつも通りのことなんですけれども、毎週ギバーズゲインを実践する、関わる人のためにリファーラルを届ける、ビジターの方をお招きするということです。 安: 先ほどの地味な1件というやつですね。 大竹: はい。ただ今日からは元気玉を1粒送る行為だと思ってやっていただけたらと思うんですね。地味ですけれども、それがとても大切なことだという風に思います。 安: はい。ありがとうございます。それでは、そろそろ終わりの時間が近づいてまいりましたが、大竹さんからメンバーの皆さんへメッセージはありますか? 大竹: はい。以前子どもたちに早く大人になりたいですかと聞いた調査を見たことがあります。なりたいと答えた子は半分ほどでした。しかしその理由として多かったのはスマホを自由に使えるからだったんですね。 安: 大人になりたい理由がスマホだったんですね。 大竹: そうですね。私はこれを知った時に少し寂しい気持ちになったんですね。子どもたちから見て大人が働いている姿は、あまり魅力的に映っていないのかもしれないなという風に思いました。でもこれは裏を返せば私たちの手の中にあることだと思います。私たちがビジネスの場で奪い合いではなく助け合いをする、その姿を子供たちが見て早く大人になって自分も誰かの役に立ちたいと思える、そういう社会に変えていくことはできるはずなんだと思います。そしてもう1つ。人生を変えるような出会いが今は偶然に委ねられています。たまたま隣の席に座った人、たまたま紹介された人、それで人生が変わることがある。私はその偶然を意図して作れるようにしていきたいと思っています。必然に変えていきたいという風に思っています。人生を変えるリファーラルを全ての人に、これが私にとっての北極星です。BNIの北極星は世界のビジネスのやり方を変える。そこに向かうための道具がリファーラルマーケティングという仕組みで、その土台にあるのがギバーズゲインという理念です。毎週の1件1件は本当に小さな1粒かもしれません。でもその1粒が集まった時にしか、元気玉は放てないんだという風に思います。 安: はい。大竹さん素敵なお話、とても大事なお話をありがとうございました。今日のお話を伺って、私は変えるという言葉の重さを改めて感じました。BNIのビジョンというのはきれいな標語に聞こえるけど、そういうことではなくて、今のビジネスのやり方はこのままじゃいけないんだという、はっきりとした意思表示だという風にも置き換えられますね。改めまして、ありがとうございました。 大竹: ありがとうございました。 安: 最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがでしたでしょうか?皆さんからのご意見やコメント本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせて是非コメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていければと思っています。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week! 第283回 BNIの『北極星』はBNI Japan Official Podcastで公開された投稿です。

  • August 26 · 17 min

    第282回 『北極星』で庭を造ろう!

    このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。 第282回は「『北極星』で庭を造ろう!」と題してお送りいたします。 安: それでは大野さん、大竹さん、本日もよろしくお願いします。 大野: よろしくお願いします。 大竹: お願いします。 安: そういえば大竹さんは今千葉県の君津にいらっしゃるんですよね。 大竹: はい、そうですね。すごく田舎というか、山合いのエリアで、本当に自然ばかりしかないと、人間より動物の方が多いんじゃないかというエリアに住んでおります。 安: なるほど、今周り例えば庭とか畑が多いって聞いたことがあるんですけど、今の時期って庭とか畑のお手入れも結構大変なんじゃないですか? 大竹: めちゃくちゃ大変です。田園風景って人が手を入れているからこそ保たれるものなんだなって引っ越してから思ったんですよね。植物が放っておいて育っている状態って思った通りの形には必ずならないので、草刈りだったりとか水をやったりとか、どこに何を植えていくかというのは考えて、手をかけ続けていかないと、あっという間に耕作放棄地というね、ボサボサの庭になってしまうということなんですよね。 大野: それってチャプターにも似ている感じがしますね。 大竹: 言われてみればそうかもしれないですね。今日はまさにそのテーマでお話ができればなという風に思っております。 安: はい、それでは、今回のテーマが「北極星で庭を作ろう」というタイトルなんですけども、北極星と庭という2つの比喩が入ってますよね。これ一体どういうことなのか、大野さんお話しいただけますでしょうか。 大野: はい、今回は、特にチャプターの未来に明るいイメージを持てなくなってしまっているそういったメンバーの皆さんに向けてお話ししたいと思っています。人数が少しずつ減っている、あるいは毎週のチャプターミーティングもかつて程の活気がなくなっている、何か変えなくちゃいけないとは思っているんだけども、何を目指したらいいのかわからない、そういうチャプターにとって再出発のきっかけになるのが共通のビジョンだと思うんですね。 安: その共通のビジョンが北極星ということなんですかね? 大野: そうですね。北極星っていうのは進む方向を確かめるための目印としてよく使われますよね。チャプターに置き換えると、私たちは何のために集まっているのか、毎週このチャプターを通じて誰にどんな価値を届けたいのか、という共通して目指す方向のことですね。それから庭というのはチャプターそのものだと思うんです。庭っていうものにはそこで育つ植物があって、土があって手入れする人がいますよね。チャプターにも様々な専門性を持ったメンバーがいて、メンバー同士の関係があって、毎週の活動がありますよね。 大竹: なるほど。どんな庭を作りたいのかという方向性が北極星ということなんですね。 大野: そうですね。魅力的なチャプターというのは、質の高いリファーラルが活発に交わされているとか、毎週のチャプターミーティングに活気があるとか、メンバー同士がお互い敬意を持って関わっているとか、いくつかの特徴があると思うんです。ただそうしたチャプターはたまたまいい人達が集まれば自然に出来上がるというものではないんですよね。メンバーが自分たちはどこを目指しているのかっていう共通の方向を持っていることがすごく大事だと思うんです。 安:なるほど。結構この話ってトレーニングなどでも聞いたことがあるんですけど、そうした北極星が共有されていないとどんなことが起こるんでしょうか。 大野:やっぱり、よくあるのはみんな一生懸命なんだけれども、力が一つに集まらない、みんなバラバラになっている状態ですよね。ある人は自分の売り上げを大きく伸ばしたいと思っている、別の人は楽しく活動できればいいと思っちゃってる、また一方で地域に貢献したいと思っているメンバーもいたりとかして、どれも間違いではないし、それぞれが目指すものなんですよね。ただ、お互いが何を大切にしているのかを知らないままだと、チャプターで何かを決めるたびに意見がぶつかり合ってしまうということが起きてしまいます。 大竹:例えばみんなで一つの庭を手入れしているんだけれども、どんな庭にしたいかということを誰も話していないとします。ある人は花を植えて、ある人は野菜を育てて、別の人は広い芝生にしたいと思っている。一人一人は善意で動いているし汗もかいているんです。でも場合によっては誰かが大切に植えたものを、別の人が雑草だと思って抜いてしまうかもしれないですよね。 安:そうですね、それ悲しいですよね。 どっちも庭のために動いたはずなんですけどね。 大竹:そうなんですよね。チャプターでも同じで、誰かの意欲が足りないとは限らないと思うんです。むしろみんな良かれと思って動いている。でもどんな庭を一緒に作りたいのかが共有されていない。だから方向性が決まっていないと少しずつごちゃごちゃになってしまうんだという風に思います。 大野: インテリアなんかも同じかもしれませんね。どんな空間を作りたいのかを決めないまま、それぞれが好きな家具を持ち込んだりとか、好きな壁紙を貼ったりとかしてしまったら、一つ一つはいい家具だったりいい色彩だったりしても、部屋全体にまとまりがなくなってしまうと思うんですよね。 安:確かに。ではメンバー全員で理想のチャプターについて話し合って、北極星を決めればいいということなんでしょうかね。 大野: 理論的にはそうなんですけども、実際にはそんなに簡単ではないんですよね。人数が多いチャプターで全員が一からビジョンを作って合意に持っていくっていうのはかなりハードルが高いと思うんですね。実際以前私が関わったことがある40人前後のチャプターでビジョンを作ろうとしたことがあったんですよ。全員で決めるっていうのはもう難しいっていうのは分かっていたので、3人ぐらいで委員会を作って草案を考えてもらったんですね。ただ出来上がってきたものをメンバー皆さんに示しても全然合意を得ることができずに、結局その話自体が立ち消えになってしまったんですよね。 安:委員会を作ってもうまくいかなかったんですね。 大野: そうなんです。ですから全員で言葉を出し合えば自然に一つのビジョンが出来上がるなんていう風に考えてしまうと、現実には難しいということがあるということですね。 安:なるほど。ではすでに活動しているチャプターが途中からビジョンを導入するという場合はどうでしょうか。 大野: そうですね。これはビジョンを途中から導入するというのは、先ほど申し上げたように非常に難しいと思うんです。例えば野球で言えば、草野球を楽しみたい人達と甲子園を本気で目指したい人達が同じチームにいるような状態です。あるいは今の規模を大切にしたいという人達と10倍の成長を目指したい人達が混在している。どちらが正しいとか間違っているという話ではないんですよね。ただ途中から突然今日から甲子園を目指しますと言われても、全員が賛成するというのは難しい話ですよね。 安:確かにそうですね。最初から甲子園を目指すと分かっていれば、同じ思いの人が集まりやすいですよね。 大野: そうなんです。立ち上げの時であれば、その北極星に共感する人に参加してもらうことができますよね。でももうすでにいろんな目的を持った人達が集まっているところで、解像度が高いはっきりしたビジョンを、強いビジョンを示すと、賛成できない人も当然出てきちゃうわけですよね。逆に誰も反対しないようなふわっとした表現すれば、導入はしやすくなるんですけども、反対されない代わりにメンバーたちが強く関心を持たないということも起こってしまうと思うんですよね。 大竹:誰にでも当てはまるけれども誰の心にも深く残らない言葉になってしまうということですね。 大野:そうですね。なので北極星を作るというのは綺麗なスローガンを考える作業ではないので、私たちはどんなチャプターを目指すのかっていうことを選ぶ作業なんですよね。 安:選ぶということは、場合によってはそこに共感できないという人もいるということでしょうか。 大野: そういうことだと思います。だからこそやっぱり順調に活動している大きなチャプターに対して、今すぐ全てを壊してビジョンを作り直しましょうという風に言いたいわけではないんですね。今回の話というのはむしろ、今のまま進んでいっても先が見えないなと、明るい未来というのが見えないなというような状況、あるいはもう人数が少なくなってきちゃったチャプター、あるいは一度立ち止まって再出発する必要があるんじゃないかなと感じているチャプターにより向いたものになっていると思うんですね。そういう段階であれば、今あるものを変えるリスクよりも何も変えずに進み続けるリスクの方が大きいかもしれない。だからこそ本当にこの庭をどうしたいのかっていうのを残っているメンバーで率直に話すことができると思うんですよね。 安: 確かに。人数が減っているということが必ずしも終わりを意味するわけではなくて、方向を捉え直す機会にもなり得るということですね。 大野: そうですね。あるチャプターでは、最初の更新、1年後の更新のタイミングで6人ぐらいメンバーが減っちゃったことがあったんですね。普通に考えると残ったメンバーの意欲も下がりそうですよね。でも実際は逆だったんですよ。残った人達は、これならみんな同じ思いでまとまることができるっていう風に確信できて、むしろ前向きになれたんですよね。もちろん人数を減らすこと自体が目的ではないんですけども、ただ次の成長のために一時的に人数が減るということが必要な場合もあると思うんですよね。 大竹:逆の例もありますね。あるチャプターでは最初にグローバルにビジネスをする経営者が集まるという明確なコンセプトを持ってスタートしました。そのために英語を使えることが参加する人達の大切な共通点、条件だったわけですね。ところが途中で人数が減ってきてしまって、とにかく人を増やさなきゃならないということになった。そこで最初に決めたコンセプトとは異なる人も受け入れるようになっていきました。一人一人に問題があったわけではありません。ただ人数を優先するうちに、最初に決めた北極星が少しずつぼやけていってしまったんですね。結果としてチャプターの求心力がなくなり、最後は解散するということになってしまいました。 安: ありますよね、そういうことね。最初に北極星を決めてても、それで終わりってわけではないんですよね。 大竹: そうなんですよね。庭も最初に設計図を書けば終わりということではなくて、手入れをやめれば雑草が増えますし、その場しのぎで何でも植えていけば、いつの間にか最初に目指していた庭ではなくなってしまう。チャプターも人数が減った時ほど、誰でもいいから増やそうと考える前に、私たちはどんな人達とどんな価値を生み出すチャプターなのか、これを確かめる必要があるという風に思います。 大野: いや本当そうですよね。人数を増やすということはもちろん大切なんですけれども、ただ何のために増やすのか、どんな人に仲間に加わってほしいのかっていう、この北極星を忘れてしまうと人数が増えてもチャプターの力が一つにまとまらなくなってしまいますよね。 安:では未来が見えにくくなっているチャプターはどこから始めたらいいんでしょうか。 大野: そうですね。まず今の延長線上に自分たちが望む未来はあるだろうかっていう風に率直に問いかけてみていただきたいと思います。もし答えがこのままではちょっと難しいっていうことなのであれば、次に今後もこのチャプターを続けていきたいと思う人達で、誰のどんな役に立つチャプターでありたいのかというのを話してみる。人数が少ないチャプターであれば全員で話すこともできます。一方で人数が多ければ、まず少人数のチームで原案を作って、その後メンバーの声を聞きながら磨いていくっていう方が現実的だと思います。ただ言葉だけをまとめるのではなくて、なぜその未来を目指したいのかというストーリーまで伝えるってことが大切ですね。 大竹:そして北極星を決めたら毎週の判断に使うということですよね。例えばこの人にチャプターへ加わってほしいだろうか、この企画を実施すべきだろうか、このチャプターミーティングの進め方でいいだろうか、迷ったときに、それは自分たちが目指す庭に近づく選択だろうかということを考える。北極星は壁に飾る言葉ではなくて、日々の選択を揃えるためのものだという風に思います。 大野:そうですね。それから北極星は一度決めたら放っておけばいいというものではないんですよね。定期的に見上げて確認をする、自分たちの判断とか活動がその方向に合っているかを確かめる、必要であれば環境の変化に合わせてみんなで言葉を磨いていけばいいと思うんですね。 安: ありがとうございます。それではそろそろ終わりの時間が近づいてまいりましたが、大野さんや大竹さんからメンバーの皆さんへメッセージはありますか? 大野: はい、もし今ご自身のチャプターの未来を悲観しているとしたら、人数が減っているという事実だけを見て、もう難しいと決めつけないでいただきたいと思うんですね。それは本当に同じ方向を目指したいという人達でチャプターを作り直す良い機会かもしれません。全員を無理に一つにまとめようとするのではなくて、私たちはどんな未来なら本気で目指したいのかというのを率直に話し合ってみてください。北極星が見つかれば人数が少なくても、一人一人が同じ方向へ力を注ぐことができます。その状態が次の成長の土台になるはずなんですね。 大竹:庭は植物の数だけで魅力が決まるものではないと思うんですね。どんな庭を作りたいのかがあって、その庭に合う植物が育って、それぞれが実りを分け合っている、だからこそ人が訪れたくなる場所になります。チャプターも同じで、まず人数を増やすことではなくて、自分たちは何のために集まっていて、誰に価値を届けたいのか、これを確かめることが必要な時があると思います。そして全員が少しずつ手をかけ育った実りを互いに分け合う、それはBNIの理念であるギバーズゲインを形にすることでもあるという風に思いました。 安: 大野さん、大竹さん、ありがとうございます。今日のお話を伺ってチャプターの北極星というのは、みんなが反対しないきれいなスローガンではなくて、自分たちはこの未来を選ぶんだという意思なのだと感じました。だからこそ途中から作るのは簡単ではありませんし、全員の合意を得ようとするだけではうまくいかないこともあるんですよね。一方で人数が減った時やこれまでのやり方では未来が見えなくなったという時は、自分たちの庭を作り直す機会にもなります。まずは今の延長線上に私たちが望む未来はあるだろうかと問いかけてみる、その答えが新しい北極星を探す最初の一歩になるのではないでしょうか。改めまして大野さん、大竹さん、ありがとうございました。 大野: ありがとうございました。 大竹: ありがとうございました。 安: 最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがでしたでしょうか?皆さんからのご意見やコメント本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていければと思っています。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week. 第282回 『北極星』で庭を造ろう!はBNI Japan Official Podcastで公開された投稿です。

  • August 19 · 19 min

    第281回 これを知らずに役職を引き受けるとヤバい

    このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。 第281回は「これを知らずに役職を引き受けるとヤバい」と題してお送りいたします。 安: よろしくお願いします。 大野: お願いします。 大竹: では大野さん、今日のテーマなんですが、どんなテーマでいきましょうか? 大野: はい、今日は私が以前実際に経験した、ちょっと残念なお話から始めていきたいと思っています。以前、私がディレクターをやっていた頃に担当していたチャプターがあったんです。そこに金融分野に特化した行政書士という方が入られたんです。私も元々、金融業界で仕事をしていたので、その方が入会された時に、この人すごい、行政書士って普通だと結構幅広くいろんな分野があるんですけど、金融という結構尖ったというか特定の分野でやられていたので、私の人脈とかを紹介できるかなと思っていたんです。 大竹: はい。 大野: なんですけど、結局私からその方にリファーラルを出すことは一件もできなかったんですよ。 大竹: うーん、なんかそれは意外ですね。専門分野も大野さんの人脈に合っていて、紹介できそうな案件もあったわけですよね。それでもなぜ紹介しなかったんでしょうか。 大野: そうですね。理由はその方がどんなサービスを提供していたかという事とはあまり関係なくて、私はその方の行政書士としてのサービスを体験したわけでもないし、実際にお仕事を依頼したわけではないんですよね。 大竹: うん。 大野: ただその方がチャプターのリーダーシップチームの一員として役割を担ってくれていたので、毎週仕事ぶりを見る機会があったんですよね。その中で実は残念ながら、ちょっとどうかなと、約束したことが守られないとか、必要な確認すべきことを確認できていないとか、連絡もレスポンスも悪いし、結構大事なポイントで穴があるような仕事ぶりだったんですよね。そういった場面を何度も目にしてしまっていたので、一つ一つってそんなに大きなことじゃなくて、誰にでも起こり得ることだったのかもしれないんですけど、それがもう度重なっていたので、いやーこの人に自分の大切な人脈をご紹介して本当に大丈夫なんだろうかっていう、結構不安な気持ちになってしまったんですよね。 大竹: なるほど。じゃあその人のサービスそのものを見たわけではないんだけれども、チャプターでの仕事ぶりからその方の本業の仕事を想像してしまったっていうことですかね。 大野: そうなんですよね。これって実は私だけではなくて、おそらく周りのメンバーも同じように感じてたんだと思うんですよね。だからその方は結構専門性も高かったし尖っていたので、本来であれば多くのリファーラルに繋がる可能性はあったと思うんですよね。それだけに本当にもったいないなと思いましたね。この経験をして、マイズナーさんがよく話していた言葉を思い出したんですよ。それは何かというと、皆さんももしかしたら聞かれたことがあるかもしれないんですけど、一つの仕事のやり方っていうのは、その人のすべての仕事のやり方に等しい、っていうことをよく仰っているんですよね。なので今日はこの言葉について、皆さんと一緒に掘り下げてみたいと思っています。大竹さんはこの言葉って聞かれたことありますよね。 大竹: そうですね。最初に聞いたときはちょっと極端な言葉に聞こえたんですよね。仕事と一口に言ってもいろんな種類があるし、得意な仕事もあれば苦手な仕事もあるので、そのBNIの中での役割と、お客様からお金をいただいて行う本業では、本人の意識も違うかもしれないと思ったんですけど、ただチャプターでいろんな方を見ていて、確かに共通するものもあるなという風に思います。例えば仕事が丁寧な方というのは、チャプターでの役割も丁寧なケースが多いですし、連絡も早いというケースが多いという風に思います。相手が困らないように少し先回りをして考えているということも多いのかなという風に思います。反対にこれぐらいでいいかなというような姿勢は、いろいろな場面に現れてしまうように思います。 大野: そうですよね。ここで言う仕事のやり方っていうのは単に作業手順ということではないと思うんですね。むしろ私は仕事への向き合い方という風に受け止めてるんです。やっぱり責任を持って最後までやりきるのか、約束したことを守れるのか、相手が必要としているところまで考えられるのかとか、自分では終わったつもりでも、本当に相手にとって使える状態に仕上がっているのかとか、それでやっぱり出来上がったもののクオリティ、これは商品だろうとサービスだろうと、どこまでそれをこだわるのかっていう所だとか、やっぱりそういった仕事への責任感とか姿勢っていうのは、一つの仕事だけに現れるものではないと思うんですね。 大竹: なるほど。つまり仕事の種類が同じということではなくて、仕事に向き合う姿勢がどの仕事にも現れるということですね。 大野: その通りだと思うんです。例えばチャプターの中で何か役割を引き受けたとするじゃないですか。プレジデントだったり、バイスプレジデント、書記兼会計かもしれませんし、ビジターホストとか、あるいはイベントの担当かもしれませんね。その時にこれは本業じゃないし、お手伝いだから、報酬もらっているわけじゃないし、ボランティアだから、このくらいでいいだろうみたいな風に考えてしまうことがあるんだと思うんですよね。でもやっぱり紹介する側、周りのメンバーからすると、本業かどうかってあまり実は関係なくて、その人が目の前の仕事にどうやって向き合っているかっていうのを見てるわけなんですよね。やっぱり責任を持ってやっているか、準備しっかりしているかとか、丁寧に仕上げようとしているかとか、あるいはミスがあった時に人のせいにせず、真摯に対応しているかどうかとか、周囲の期待に応えようとしているかっていうところ、そういった姿勢を通じて本業での仕事ぶりっていうのは、周りのメンバーっていうのは想像しているんですよね。 大竹: なるほど。本人としてはこれはBNIの役割だから、本業とは別と分けて考えているかもしれませんが、見てる側は分けていないということですよね。 大野: そうなんですよね。そこに実は大きな落とし穴があると思っていて、本人は本業ではちゃんとやってるんですよって思ってるかもしれないですけど、周りの人は本業を実際に体験する機会がないわけだし、紹介する前に、リファーラルを出す前に、見ることができるというのは、チャプターでの仕事をどんな風にやってくれているかっていうところなんですよね。つまりメンバーにとっては、チャプターで見えているその人の姿っていうのが、その人の仕事への向き合い方っていうのを判断する材料になるということだと思うんですよね。だからBNIっていうのは、商品とかサービスを実際に購入してもらう前から、自分の仕事ぶりとか仕事に対する姿勢っていうのを見てもらえる場所だということも言えると思うんですよね。 大竹: そう考えると、チャプターで役割を持つということは、単に負担ということではなくて、自分の仕事ぶりを知ってもらう機会でもあるということですね。 大野: 本当にそうだと思うんです。よくチャプターの役割を依頼されると、「いやーちょっと忙しいのでできません」とか、「本業に集中したいんでこの役割はお引き受けしたくないんですよね」とか、そういうことって聞いたり言ったりすることがあるのかもしれないんですけど、もちろん本当に時間の確保が難しい場合もあるとは思うんですけども、チャプターの役割を果たすこと自体が実は自分のビジネスに繋がる可能性があるという視点は持っておいていただきたいと思うんです。やっぱり役割を通じて例えば、計画する力だとか人と協力する力、期限を守る、納期を守るとか、委任する、自分が全部囲い込んでしまうんではなくて、人に任せるっていう力ですよね。あと問題が起きた時に対応する力も大切ですよね。そして一定のクオリティで仕事を仕上げていくっていう力、そういったものが現れてくると思います。同時にそういったものを磨く機会にもなりますよね。 大竹: BNIではそうした日々の一挙手一投足が信頼に繋がっていくというわけですね。 大野: そうですね、BNIではVCPプロセスという考え方がありますよね。Visibility視認性、Credibility信頼性、そしてProfitability収益性ということで、まず自分の存在や専門性というのを知ってもらうところから始まって、これがVisibilityですよね。そして次にこの人なら安心して紹介できるなと思ってもらう、Credibilityの段階です。そしてその信頼というものが、リファーラルやビジネスに繋がっていく。そしてリピートしてもらえるような、これがProfitabilityのところですよね。やっぱりチャプターの中で役割を果たしたりとか、他のメンバーを支援していくということは、このCredibilityを高めていくとても大きな機会なんだと思うんです。 大竹: 反対にその役割を引き受けたことで、信頼を下げてしまう可能性もあるということですね。 大野: そうなんですよね。残念ながらそういうこともありますよね。役割を引き受けない方がまだ良かったっていう、結果論だと思うんですけど、そういう状態もあり得るわけですよね。引き受けた以上は周りはその人の仕事ぶりを見るわけですし、準備不足なのか、ちゃんと期日を守っているのかとか、問題が起きたときにどういう風に対処するのか、あるいは放置しちゃうのかとか、それとも自分から状況を説明して、解決に向けて主体的に動いていくのかとか、役割を果たす姿そのものというのが、信頼を積み上げていくこともあれば、崩していってしまう、下げてしまうということもあると思います。なので私は役割を引き受けるのであれば、片手間では決してやらない方がいいと思っています。完璧である必要はないと思うんですけど、 持って向き合うっていう、そういった姿勢を見せる必要はあると思うので、分からないことがあれば聞く、難しいことがあれば早めに他の人に相談するとか、一人で抱え込んでしまうんじゃなくて、周りに協力を求めるっていうのは大事なことだし、それと最後まで責任を持ってやりきるっていうことですよね。 大竹: 一つの仕事のやり方という言葉の中には、完成した仕事のクオリティだけではなくて、途中のコミュニケーションや問題の向き合い方も含まれているということですね。 大野: その通りだと思います。やっぱり仕事のクオリティっていうと完成品だけを思い浮かべるかもしれないんですけど、でも仕事の品質クオリティというものには、そこに至るまでのプロセスも含まれると思うんですね。連絡が早いとかレスポンスが早いとか、途中経過を伝えてくれるとか、相手に不安を与えない、あれどうなってんだろうとかね、不安を与えないとか、約束守るとかももちろんですけど、やっぱりできないことを曖昧にしておかないとか、あとはミスがあったときにすぐに認めて修正していくっていう、そういったことも全て仕事のクオリティだと思うんですね。むしろ専門的な知識だとか、技術っていうものについては、紹介する側にはわからない場合もあるので、行政書士の仕事の専門的な良し悪しっていうのを、一般のメンバーが判断するのは難しいですよね。でも責任感だとか、対応の丁寧さ、約束を守る姿勢っていうのは誰にでもわかると思います。だからこそ日常の日頃の行動がとても重要なんだということですよね。 大竹: なるほど。専門性の高さとか実績だけでは、紹介には繋がらないということなんですね。 大野: そうですね。専門性高いってことはもちろん大切なんです。ただ紹介する側っていうのは、この人は仕事ができるかっていうことだけでなくて、この人に自分の大切な人を安心して任せられるかっていうことを考えているので、いくら知識とか業界の知識とか技術が高くても、やっぱりレスが悪いとか、約束を守ってくれないとか、対応が雑とか、最後まで責任を持たないということは、紹介する、リファーラルを出すのは難しくなっちゃいますよね。反対に誠実に対応してくれる、あるいは丁寧に仕事をして相手のことを考えて行動するという人には、自然とリファーラルが集まると思うんですよ。 大竹: ここまでの話を聞くと、BNIのチャプターはその人の仕事への向き合い方を見てもらうショールームのような場所とも言えそうですね。 大野: いい表現ですね。まさにそうだと思います。毎週同じメンバーと活動する中で、どんな準備をして、人の話をどう聞いているのかとか、約束にどう向き合うのかとか、あとは誰かが困った時にどう行動しているのかとか、この小さなことの積み重ねっていうのを見てもらうことができるわけですよね。そして面白いのは、特別にアピールしようとしなくても、仕事への向き合い方っていうのは自然に伝わるっていうことなんですよね。言葉では私は丁寧な仕事をしますとか、責任を持って対応しますというのは誰でも言えることなんですけど、でも本当に信頼されるのは、その言葉が日頃の行動と一致してるっていう人ですよね。 大竹: なるほど。ウィークリープレゼンテーションでよく聞く言葉ですね。それは言葉で言ってもあまり効果がないということですね。ありがとうございます。それではそろそろ終わりの時間が近づいてきましたので、最後に大野さん、メンバーの皆様にメッセージをお願いしてもよろしいでしょうか。 大野: 今日はお伝えした、一つの仕事のやり方は全ての仕事のやり方に等しいという言葉は、仕事の種類だとか手順が全部同じだという意味ではないんですね。仕事への向き合い方というのは隠せないという意味だと受け止めています。責任感、約束を守る姿勢、仕事の丁寧さ、相手への配慮、最後までやりきる力、そして出来上がった仕事のクオリティ、そういったものはやっぱり一つの仕事だけ、特別に変えられるものではないので、普段の仕事への向き合い方が、自然と全ての仕事に現れてしまうということですよね。BNIでは商品やサービスを体験してもらう前から、自分の仕事への向き合い方を見てもらうことができる。売り込む必要はないんですよね。これは逆に少し怖いことでもあるんですけど、でも同時にすごく大きなチャンスでもあるんですよね。なので今週1週間、ご自身がチャプターの中で引き受けている一つ一つの仕事を振り返ってみていただきたいと思うんです。それは小さな役割かもしれないし、もしかしたら誰にも頼まれていないことで、自身からこういうことをみんなのためにやっていこうと思われたことかもしれません。でもその一つ一つの仕事への向き合い方っていうのが、やはり皆さん自身の信頼っていうのを作っていくので、誰かに見られているから丁寧にやるっていうのではなくて、自分はどんな姿勢で仕事をする人でありたいのか、ということを意識していただきたいと思います。私自身も当然今でも完璧ではないですし、むしろ欠点だらけかもしれません。でもだからこそ目の前の小さな仕事に、どのように向き合っているのかというのを、これからも振り返っていきたいと思っています。 大竹: ありがとうございます。BNIでは毎週の活動を通じて、自分の仕事への向き合い方を知ってもらうことができる。役割がある人もない人も、今自分にできることは何だろうと考えて行動することが、信頼に繋がっていくということですね。ぜひ皆さんも自分の本業だけではなく、チャプターの中での小さな行動も含めて、仕事への向き合い方を振り返ってみてはいかがでしょうか。 安: 大野さんそして大竹さん、ありがとうございました。最後までお聞きいただき、ありがとうございます。今回のお話はいかがでしたでしょうか?皆さんからのご意見やコメント本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせて是非コメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていければと思っています。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week! 第281回 これを知らずに役職を引き受けるとヤバいはBNI Japan Official Podcastで公開された投稿です。

  • August 12 · 8 min

    第280回 肩書だけのリーダーシップ

    このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。 第280回は「肩書だけのリーダーシップ」と題してお送りいたします。 安:それでは大野さん大竹さん、本日もよろしくお願いします。 大野: よろしくお願いします。 大竹: 今回のテーマは肩書だけのリーダーシップです。リーダーというと社長とか部長、BNIでいえばプレジデントで、肩書を思い浮かべる方も多いと思います。でも本当に肩書があればリーダーと言えるのか?今日はその辺のテーマについて大野さんと一緒に考えていきたいと思います。大野さんよろしくお願いします。 大野: ありがとうございます。まず最初に答えから、肩書とリーダーシップって全く別のものというか、次元が違う言葉だと思うんです。例えば役職っていうのは団体とか組織やチームから与えられるものだと思うんですけども、リーダーシップっていうのは周りから認められるという類のものだと思います。私自身もこんな質問を自分自身にも投げかけます。もし今日自分に肩書がなくなったとしても、チームのメンバーは自分についてきてくれるだろうか。この問いが本当のリーダーシップというものを考える上で、とても大切な問いだと思うわけです。 大竹: なるほど、とてもいい質問ですね。すごく怖い質問でもあるなという風に思いました。肩書だけのリーダーシップにはどんな特徴があるんでしょうか。 大野: そうですね、共通した思い込みみたいなのがいくつかあると思うんですけれども、例えば指示を出すっていうことがリーダーの仕事だと信じているっていうのが1つ。それと肩書があれば人は動いてくれると思っている。そして3つ目がメンバーの話を十分に聞こうとしない。 そして管理することが成果につながると信じている。最後に失敗すると誰か他の人、特にメンバーのせいにしてしまう。このあたりが共通する思い込みという風に思っています。こうした思い込みがあると、メンバーは受け身になってしまいますし、人は命令によっては動くことはできるんですけども、それって主体性がないというか、自らの意思で動くことにはならないので、あまりいい形にはならないかと思います。 大竹: なるほど、今BNIの組織、いわゆるチャプターの例でお話をしていただきましたけども、BNIと会社組織ではちょっと違う部分もあると思うんですが、その辺について聞かせていただけますか? 大野: そうですね、やっぱりBNIというのは、ある意味非常にユニークな組織ではあると思うんです。例えば肩書があっても、会社のように雇用関係にあるわけではないし、上下の関係があるというわけでもないです。従属する必要性もないわけです。命令系統のような、軍隊みたいな命令系統も当然ないわけです。指示をしてもそれを聞いてもらえるっていう保証はほとんどないわけですよね。往々にして反発を受けて終わってしまう、何も進まないっていうことで終わってしまうケースが多いような気がします。だからこそBNIっていうのは、肩書じゃなくて、むしろ影響力っていうのが求められるという風に言えると思います。特にチャプターが成長するかどうかっていうのは、例えばプレジデントという肩書ではなくて、その人のリーダーシップというものにかかっていると言えるんじゃないでしょうか。 大竹: なるほど、今影響力というキーワードも出ましたけども、だとすると、あるべきリーダー像というのはどんな人なんでしょうか。 大野: そうですね、私が思うにリーダーというのは、作りたい未来というのを、これをチームのメンバーにイメージさせる人っていうのは1つの定義として思っています。そしてメンバーのために行動できる、そんな人ですね。さらにはチームとして上がった成果っていうものをチームメンバーのおかげだという風に言える人。あわせて失敗したら、もしうまくいかなかったら、それは自分の責任だと受け止めることができる人。そしてメンバーの成功っていうのを心から喜べるっていうのは大事だと思うんですよね。そういったリーダーのもとであれば、人は命令されたから動くっていうのではなくて、この人と一緒に未来を作りたいなとそう思って、自ら行動してくれるようになると思うわけです。 大竹: ありがとうございます。BNIのギバーズゲインの考え方にも通じる話だなという風に思いました。肩書ではなく、日頃の行動や信頼の積み重ねが人を動かす力になるということですね。 大野: その通りだと思います。肩書ってやっぱり任期が終われば、なくなっちゃいますけれども、信頼っていうのは任期が終わったとしても残るわけです。続いていくわけですよね。最後に視聴者の皆さんにぜひ質問を1つさせていただきたいんですけども、あなたのリーダーシップは肩書によって生まれているでしょうか?それとも周りの人から与えられた信頼によって生まれているでしょうか?そして最後にもう1つお伝えしたいことがあります。リーダーシップというのは肩書ではありません。毎日誰のために行動するか、これを選び続けるということなんです。その選択の積み重ねがやがて、周りからリーダーと呼ばれる人を作っていくということなんだと思います。ですのでリーダーシップとは役割ではない、リーダーシップとは毎日の選択なんだということですね。 大竹: ありがとうございます。リーダーシップとは誰のために行動するかを選び続ける選択だというお話、とても心に残りました。これを機会に皆さんもぜひご自身のリーダーシップについて考えてみてください。肩書がなくなった時、自分の周りの人たちはどう行動するのか、私自身も考えてみたいという風に思います。 安: はい、大野さん大竹さん、とても大事なお話をありがとうございます。私も肩書にとらわれてリーダーシップを発揮しようと思ってたことがあったのを今思い出しました。改めてリーダーシップとは影響力であったり、誰のためにっていうことを選択し続けるっていう、とても大事な言葉をいただいたなということで、私自身も自分のリーダーシップをまた見直すいいきっかけをいただいたなっていう気がします。それではそろそろ終わりの時間が近づいてまいりましたが、大野さんからメンバーの皆さんへメッセージはありますか? 大野: ちょうどBNIではリーダーシップチームの交代の時期になってきていますけれども、7月ですから、次の10月からの期がスタートしますけれども、そこに向けて新しいリーダーシップチームが決まって、それを引き受けてほしいという話が来ることもあると思うんですけども、どんな役割であっても、まずは肩書ではなくて、自分自身が選択するということですね。そこがすごく大事で、この選択なくして役だけ受け負ってもなかなか機能しないと思うので、ぜひそこの自分の選択、それを毎日続けていくということを、意識していただけたらいいんじゃないかなと思います。 安: ありがとうございます。改めて大野さん、大竹さん、今回はとても大事なお話をありがとうございました。最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがでしたでしょうか?皆さんからのご意見やコメント本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせて是非コメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていければと思っています。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week! 第280回 肩書だけのリーダーシップはBNI Japan Official Podcastで公開された投稿です。

  • July 29 · 15 min

    第279回 【再配信】第150回 人脈の過小評価

    このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。 今回は、第150回の再配信です。 プロジェクトマネジメントコンサルタントの男性メンバーは、同じチャプターのギフトバスケットを扱っている女性メンバーが、彼にリファーラルを出せるはずがないと思いこんでいた。 ところが、その女性メンバーの父親はその町で最も大きな製造業を営んでいて、まさにプロジェクトマネジメントのコンサルティング先としてはターゲットど真ん中だった。 目の前の人がどんな人と繋がっているのかは、その人を見ただけではわからない。 大切なのは、目の前の人がどんな仕事をしているかではなく、その人が専門としてやっている仕事をしっかりやってくれるメンバーを見出すこと。 周囲のひとたちの行動、振る舞いや言動に注意をすることも大切。 安:それでは、大野さん。 大野:はい。 安:人脈の過小評価というタイトルなんですが。 大野:はい。 安:こちらについてお話をしていただけますでしょうか。 大野:はい。これは英語版のほうの「You Never Know Who People Know」というものを意訳した形なんですけれども。 安:はい。 大野:英語版のエピソード206のストーリーですけども、あるチャプターの2人のBNIメンバーの話を紹介されていましたよね。 安:はい。 大野:プロジェクトマネジメントのコンサルタントの男性のメンバーと、ギフトバスケット、贈答品としてのバスケットですね。いろいろ詰めたというか、そういった贈答品を扱っている女性のメンバーの話ですね。 安:はい。 大野:コンサルタントのメンバーの方がギフトバスケットの女性メンバーに対して、ちょっと失礼な言葉を言ったらしいんですけども。「僕のために君は力になれないし、僕も君のためにできることはないよね」というような感じで、彼女に言ったそうなんですね。 安:いやー、ちょっと失礼ですね。 大野:ええ。ところが実はそのギフトバスケットの女性のメンバーのお父さまが市内で最大の製造会社を経営していて、プロジェクトマネジメントのコンサルタントのそのメンバーの彼が、まさに製造会社というのをリファーラル先として紹介してほしいと日頃言っていたんですね。 安:はい。 大野:彼女がギフトバスケットを商材にしているという理由だけで、彼に対してリファーラルなんかを彼女が出せるわけがないと思い込んでしまっているという構図が今回特徴的ですよね。 安:はい。うーん。何か同じチャプターでこういうやりとりがあるというのが、ちょっとメンバーの私としては寂しいなと思いますね。 大野:残念だと思いますよね? 安:残念ですね。 大野:はい。マイズナー博士が紹介されているストーリーで、25年から30年ぐらい前に、BNIメンバーの化粧品コンサルタントの女性の方が出したリファーラルというのは、最近までBNI史上最大のものだったというふうにおっしゃっていますね。 安:最大のものだったんですね。 大野:その方がロサンゼルスのおそらくお客さまのご自宅に訪問してフェイシャルエステを施していたということだと思うんですけども。女性のお客さまのご主人さまがぶつぶつと不平を言いながら、部屋の中を行ったり来たりしていたらしいんですよね。 安:はい。 大野:何度も行ったり来たりしているもんだから、「あなた、どうしたの?」というふうに当然聞きますよね。 安:はい。 大野:するとその旦那さんは、「実はグラフィックデザイナーが仕事をちゃんとしてくれないんだ」と。「明日にでも彼をそのグラフィックデザイナーを首にしたいから、別のグラフィックデザイナーが今すぐに必要なんだ」みたいな話をされたそうなんですね。 安:はい。 大野:その話を聞いていた化粧品コンサルタントのBNIメンバーは、「私、素晴らしいグラフィックデザイナーを知っていますよ」という話をされたんですね。 安:はい。 大野:「とてもいい仕事をしてくれる人で、私だけではなくて、私の友人の仕事もいくつもやってくれているんですよ」という。「自信を持って彼を薦められますよ」という話をされたんですよね。 安:はい。 大野:そこで彼は、「それは素晴らしい。彼の電話番号を知っていますか」というふうにすぐに聞き返したわけです。 安:はい。 大野:彼女は「ここに彼の名刺がありますよ」ということで、もちろんBNIの名刺ファイルを取り出して、彼の名刺を渡すわけですね。 安:うーん。 大野:さらに「実は明日彼に会うんです」と。「もしよろしければ、彼からあなたに電話をさせましょうか」というふうに彼に聞きます。すぐに彼は「はい。それはありがたい。お願いします」ということで、「今のデザイナーを明日首にするので、その人が新しいデザイナーになってくれそうで、良かったです」みたいな話をされたそうですね。 安:はい。 大野:早速、化粧品コンサルタントの彼女は翌日彼とのミーティングで、リファーラルを提供するわけですよね、彼に。ところが彼がですね、その彼というのはそのお客さまのご主人ですよね。その彼が「何をしているのかも、そしてどんなプロジェクトを抱えているのかも知らない」と言うんですね。 安:はい。 大野:「ただ少なくとも、今のグラフィックデザイナーを今日首にすると言っていた」と。 安:はい。 大野:「だから、新しいデザイナーを今すぐにでも見つけたいということは確かだから、すぐに電話したほうがいいわよ」というふうに彼に名刺を渡したんですね。 安:はい。 大野:その名刺にはCEOという肩書しか書いていなくて、その会社がどんなことをやる会社なのかは書かれていなかったので、どんなプロジェクトなのかというのは知る由がなかったわけですよね。 それがなんと分かったことは、彼は映画のプロデューサーだったんですね。数カ月後に配給される予定の新しい映画のグラフィックデザインをするというのがプロジェクトだったんだそうです。 安:なるほど。 大野:結局、BNIチャプターのグラフィックデザイナーに、彼が電話をしてくれて、面談することになって、採用してもらえたんですよね。 安:うーん。 大野:彼はその映画の仕事を見事にこなして、すごい満足をしてもらったんですね。次の映画の仕事も任せられるということにつながったわけですね。 安:はい。 大野:結果として彼にとって、数千万円規模のビジネスにつながったということなんですね。 安:すごいですね。 大野:うん。ですから大きい規模のリファーラルがフェイシャルエステをやっていた化粧品コンサルタントから出たというのが、今回の面白いところですよね。 安:確かに。 大野:今この2つのストーリーをご紹介したわけですけども、まず最初のギフトバスケットを扱っている女性のメンバー。お父さまが製造業を営んでいて、同じチャプターのメンバーもプロジェクトマネジメントコンサルタントをやっている男性が、まさにその製造業の経営者を探しているという状況だったわけです。 安:はい。 大野:でも、彼女がそうした人を彼に紹介できるはずがないと思い込んでしまっていたという…なんか面白いというか、残念というか。 安:そうですね。 大野:はい、でも、これは結構ある話だと思うんですよ。 安:はい。 大野:そんな経験は安さんはありますか。 安:私自身はというわけではないんですが、ただやっぱり同じように思ったことはありますね。まさかそのメンバーの方の後ろとか、ご親族に、そういう方がいるというのは、話を聞いてみないと気付けないことですからね。 大野:そうですね。顔に書いてあるわけではないですもんね。私は誰とつながっていますなんて書いてないので。 安:確かに。 大野:結構私もBNIの説明会に来ていただいた外資系のプライベート・バンキングの方ですね。やっぱり資産家とかね、金融資産を結構お持ちの方をお客さまにしているわけですけど。その方が自己紹介のときに、「どうやら場違いなところに来てしまったようで」と言い出したんですよ。と申しますのも、「弊社では、金融資産が少なくとも3億、そのうち弊社にお預けいただける額が1億以上の方を対象にしておりますので、申し訳なかったなというふうに思っています」みたいな。 安:えー。 大野:はい。残念なプレゼンでしたけども。その中には、そういった資産家を知っている人が、私も実際知っていたんですけども、同じ部屋にいた人たちの中には、そういった富裕層を知っている人も何人かいたわけですよ。 安:はい。 大野:それを名刺交換したときの、どこで判断したか分からないですけどね。「ちょっと場違いだったな」というふうな発言をしてしまったのは、もったいない話だなと思いますよね。 安:確かに。その先のつながりを自分から絶ってしまったってことですからね。 大野:うーん。先ほどの化粧品コンサルタントの方が、チャプターにメンバーシップの申し込みをした際に、実は一部のメンバーがグループにふさわしくないというようなコメントをされたらしいんですよ。でも結果として大きな、BNI史上でも記録に残るようなリファーラルを出されているわけですよね。 安:はい。 大野:だから大切なのは、どんな専門分野を仕事としているかということよりも、その専門としてやっている仕事をしっかりやっている、そういったメンバーを見いだすことなんだと思うんですよね。いわゆるプロ意識、プロフェッショナリズムというんですかね。 安:はい、大事ですね。 大野:はい。もう一つのポイントとしては、やっぱり周りの人たちの行動とか振る舞い、そして、何を言っているか、言動ですよね。この辺に注意というか気を付けて、そういったことにアンテナを張っておくということですよね。 安:はい。 大野:例えばさっきの旦那さんの落ち着いていない行動、うろちょろうろちょろしているみたいな。そこに気が付いて、「あなた、どうしたの?」と質問したわけですね。 安:はい。 大野:そこは大切なポイントかもしれませんよね。 安:うーん、ですね。 大野:「明日グラフィックデザイナーを首にするんだ」みたいな。これは大切なサインで、見逃してはいけませんよね。 安:確かに。それではそろそろ、終わりに近づいてまいりましたが、大野さんからメンバーの皆さんへメッセージはありますか。 大野:はい。これは結構多い思い込みというんですかね。目の前の人がどんな人とつながっているかというのはやはりなかなか分からないものです。私もタクシーの運転手さんと話をしていて、その人が持っているつながりにびっくりしたこともありました。 安:あー、どんな? 大野:奥さまがとても大きな会計事務所の所長さんをやっていると言うので。 安:うわーお。 大野:「私は妻に食べさせてもらっていますので」みたいな。 その辺を、目の前の人の人脈の広がり、可能性というところを、過小評価してしまいがちなので、そこを「ちょっと待てよ」と。「もしかしたらこの人は大変な人とつながっているかもしれない」ということを忘れないで覚えていただきたいなというふうに思います。 ぜひまた、このチャプターでこのストーリーをシェアしていただければと思います。 安:そうですね。 大野:はい。 安:人脈の棚卸しじゃないですけれど、やっぱりどういう人とつながっているかということをまず自分自身も開示するということも大切でしょうし、それを相手からしっかり聞くっていう、そのきっかけを作るというのは、すごく大事だと思いました。 大野:ただそういう人脈をひけらかす人というのはあまり多くはないです。中にはいますけどね。 安:あー、確かに。 大野:むしろ、ひけらかしている人よりも、大切にしている人のほうがむしろ大事じゃないですか。 安:はい。 大野:それを開示してもらうというか、教えてもらうためには、やはり1to1を重ねて、信頼関係を作っていくということが欠かせないプロセスだと思うんですよね。 安:そうですね。 大野:はい、そこを忘れないでいただきたいと思います。 安:はい。ありがとうございました。 大野:ありがとうございました。 安:今回もBNIジャパンナショナルディレクターの大野代表と、私BNIメンバーの安紗弥香でお送りいたしました。このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社の提供でお送りいたしました。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week. 第279回 【再配信】第150回 人脈の過小評価はBNI Japan Official Podcastで公開された投稿です。

  • July 23 · 9 min

    第278回 あなたが誰かの『金のガチョウ』になる日

    このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。 このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。 第278回は「あなたが誰かの『金のガチョウ』になる日」と題してお送りいたします。 安:それでは大竹さん、本日もよろしくお願いします。 大竹:よろしくお願いします。 安:本日は素敵なゲストの方がいらっしゃってます。 大竹:今日はBNI東京港中央ノーブレスチャプターの方から岡田 繁さんに来ていただいてます。岡田さん、よろしくお願いします。 岡田:よろしくお願いします。 大竹:岡田さん、まずカテゴリーはどんなカテゴリーでしょうか。 岡田:内装リフォームというカテゴリーでいろんなリフォームとか賃貸物件の管理とか、そういったことをカテゴリーとして活動しています。 大竹:ありがとうございます。今日は岡田さんのシェアストーリーが本当に素晴らしかったのでそれを皆さんにご紹介したいなと思ってお呼びいたしました。トレーニングの中で金の卵・金のガチョウという言葉を聞いたことある方、多いんじゃないかなというふうに思うんですけども、岡田さんは金のガチョウを私は今まで探していましたと。でもそうじゃなくて、自分が金のガチョウになることが先なんじゃないかという、そんなシェアストーリーを今日は用意してくださいました。岡田さん、経緯からお話しを聞きたいんですけれども、お話しをお伺いしてもよろしいでしょうか。 岡田:はい、お願いします。私のチャプターに同年代ですごく仲の良いメンバーがいます。宮原 亜紀さんという方で表情筋トレーナーといって、顔の筋肉を鍛えるような顔ヨガと言われているようなカテゴリーの女性がいて、同年代なので一緒に飲みに行ったりとか旅行に行ったりするメンバーなんですけれども、ある時彼女が新しい講座を立ち上げるということで宣伝の協力してくれないっていう相談があったんです。もちろん協力するよって、安請け合いはしたんですけど、私は建築の世界にいるので美容系の知り合いなんていないなっていうふうに悩んだんですけども、実は私の周りには不動産の大家さんの奥様とか地主の奥様、いわゆる富裕層の方が比較的多いということに気づいたんです。そういう方って、いくつになっても美容とか健康にはすごく興味があるんじゃないかと思って、そういった方々にチラシというか、宮原さんの新しい講座のことをお伝えしたら、みんな受けたいっていうふうになってくれたんです。僕もちょっとびっくりしたんですけれども、皆さんそれでほとんどの方がお試しの講座を受けられたんです。その反響がものすごくて、すごく楽しかったと、もちろんそれは宮原さんの講師としてのスキルが高いっていうのが、前提なんですけども、そういったことに関心があるっていうことに私は気づいていなかったんです。お客様方がほとんど、本申込みをされたんです。お試しを受けた後にその時にふと気づいたんです。私はもしかしたら宮原さんの金のガチョウになれたんじゃないかなっていうふうにその時に思ったんです。カテゴリーとしては全くイメージも意識も今までしたことがなかったんですけども、その時に僕が金のガチョウになれたんじゃないかっていうふうに感じました。 大竹:岡田さんは全く違うカテゴリーで交友関係はあったんだけれども、自分がリファーラルを出せると思っていなかった方にお願いがあって、そこから、どういう協力ができるだろうかということを初めて考え始めたということですね。カテゴリーが全然遠いから、もうリファーラルなんか出せないよ。金のガチョウになんかなれないよ。っていう思い込みがあったわけですよね。 岡田:どうしてもリファーラルを出し合うとき、我々はカテゴリーをまず見てしまう習慣があると思うんです。本来はその人のあり方とか、貢献度合いとか、その人の人となりを見て出すべきではないかっていうのをここで気づかされました。 大竹:ちなみに岡田さんは宮原さんのどんな人となりとか、あり方を見て応援したいなって思うようになったんでしょうか。 岡田:彼女はものすごく明るいんです。もちろん笑顔の先生ですから笑顔も素敵なんですけども、すごく積極的、いわゆるポジティブアティチュードの塊みたいなメンバーでみんなが彼女を頼ったり信頼したりする。同年代で私も本当に仲が良いので、何かいつか応援できたらいいなぁっていう想いはあったんですけども、でも分野が違うからなぁ、なかなかなぁっていう、そんなような感じでずっといました。 大竹:そこに彼女から応援の依頼が具体的にあったことによって、実際行動を始めることができたということですね。すごく頼ることの大事さも感じるエピソードでその後、岡田さんが実際に宮原さんのガチョウになれた後のストーリーもお聞きしてもよろしいでしょうか。 岡田:いわゆる奥様方が皆さん、宮原さんのトレーニングを受け始めると今度は私より彼女との関係性の方がどんどん強くなっていって、私はいわゆるリフォーム業者という関係性しか奥様とはないんですけども、宮原さんはやっぱり90分くらいのトレーニングを週に1回とかその方々にやるので、そこで信頼関係を深めていったんです。その時にいろんな雑談になったりとかするときに、宮原さんの方からいろんな悩みも聞くらしいんです、奥様方の。その中で本来リフォーム屋である岡田のカテゴリーとはちょっと違うんだけども、岡田さんなら何か解決してくれるよ。なんていう、いい意味での無茶ぶりをしてくれるようになったんです。今まで私があまりお客様に提供してなかったサービスを彼女が逆に薦めてくれるようになったんです。私もそれに応えたいっていう想いがあるので、今まであまり提供していなかったサービスを提供するためには同じBNIのチームでそのカテゴリーを持っているメンバーと私がパワーチームを組むことによって、このサービスが提供できるようになっていったんです。それを考えた時に、今度は宮原さんが私の金のガチョウになってくれたんじゃないかなっていう、そんなような体験が生まれました。 大竹:岡田さんの視点、ある意味その専門家の視点からは見えなかったような課題、お客様の困りごと、課題が宮原さんには見えたということなんですか。 岡田:おっしゃるとおりです。 大竹:それをベースにご紹介が返ってきて、それによって岡田さんの事業の幅が広がったということが言えるんでしょうか。 岡田:おっしゃるとおりです。先ほど言ったように私が今まであまり積極的に提供していなかったサービスがもちろん私だけではできないので、同じBNIメンバーに協力をしてもらって、パワーチームが生まれ、そのメンバーにとってもリファーラルになりますから、新しいサービスがそのお客様に提供されて、具体的なことを言うと例えば、裏庭に古くからある井戸が壊れてるんだけども直してほしい。なんていう相談を私は受けたことがなかったんですけど、彼女は何の気なしに岡田さんならできますよ。なんていうふうに言うので、でも、それができるメンバーをBNIの中で探して、一緒に解決してあげたり、それ以外にも今まであまり積極的に提供していけなかったサービスが私のいわゆる会社の1つのコンテンツになっていったんです。 大竹:それによって岡田さんのビジネスのやり方に変化ってあったんでしょうか。 岡田:今まではどうしてもど真ん中のビジネス、サービスを中心にいたんですけれども、そうではないんじゃないかなと。やっぱり、お客様が困っていることって、いろんな幅だったり、いろんな視点から見ないと、わからないんじゃないかなっていうことがすごくわかって、例えば、夏になると虫がたくさん来て困ってる、蜂の巣ができて困ってるとか、そういう視点って私の中にはなかったなっていうのはすごく勉強になりました。 大竹:ありがとうございます。面白いなと思ったのは、プロだからこそ気づける視点ももちろんあるんですけれども、プロだからこそ見逃している視点もあるんだなと。それがチャプターのメンバー、ビジネスの仲間によって発掘されて、それが自分にも返ってくるということ。その可能性ってなかなか気づきずらいなっていうふうに思ったので、本当に素晴らしい事例だなというふうに感じました。岡田さんのこの体験をもとに全国のBNIメンバーの方に一言メッセージをお願いしたいと思うんですけど、よろしいでしょうか。 岡田:我々はどうしても、金の卵・金のガチョウを探す目線で常に行動してしまうと思うんです。決してそれは悪いことではないと思います。自分の強みだとかっていうのをしっかり把握することは大切なことです。ただ、誰かの金のガチョウに自分がなれるんじゃないかっていう視点に立ってみると、すごく幸せになるんです。もし全BNIメンバーがその視点に立って、日々活動したら本当に全員が素晴らしいリファーラルを交わし合えるんじゃないかっていうふうに私はこの体験で感じました。 ぜひ皆さんも、そういった視点で日々活動してみてください。 大竹:はい、岡田さん、今日は素晴らしいシェアストーリーありがとうございます。 岡田:ありがとうございました。 大竹:今日は岡田さんの話を聞いて、Givers Gainって何なのかなっていうのを本当に考えさせられました。僕はそのGivers Gainという考え方を理解しているつもりで、それを実践しているつもりで普段過ごしているんですけれども、例えば、新しい考え方、金のガチョウって考え方を知った時にどうしてもGivers Gainをちょっと忘れてしまって、まず探すところから、自分が得るところからっていうふうに考えてしまうんですけども、岡田さんはそこをGivers Gainで考えたら、自分が先にガチョウになる方が可能性があるんじゃないかってことに気づかれたっていうシェアが本当に人生を変える視点の変化だなっていうふうに感じたので皆さん知ってもらえて、本当に良かったなというふうに思います。今回もう1つ重要だなと思ったのは、カテゴリーでつながるのではなくて、感情とか想いとかでつながることの重要性です。カテゴリーだけを見てしまうと、いろんな可能性を見過ごしてしまうんじゃないかなということも感じました。 安:とても心に響くお話し。大竹さん、そして岡田さん、ありがとうございました。これはHEROES MOVEMENTにもつながる、とても大事な視点だなと私もお聞きしていて思いましたし、私自身の行動にもすごく変化が出そうです。ありがとうございました。最後までお聞きいただき、ありがとうございます。今回のお話しはいかがでしたでしょうか。皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので公式サイトと合わせて、ぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていければと思っています。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week ! 第278回 あなたが誰かの『金のガチョウ』になる日はBNI Japan Official Podcastで公開された投稿です。

  • July 15 · 12 min

    第277回 絶対に成果が出ないBNIの使い方

    このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。 第277回は「絶対に成果が出ないBNIの使い方」と題してお送りいたします。 安: それでは大野さん、大竹さん、よろしくお願いします。 大野: はい、よろしくお願いします。 大竹: よろしくお願いします。今日のトピックなんですけれども、メンバーの皆さんがチャプターでどのように関わっていくべきかという、とても大切なテーマだと思うんですけども、こちらについてお話をいただけると伺っています。 大野: 実はですね、最近立ち上がってからまだ半年ちょっとぐらいの新しいチャプターのミーティングに参加したときに、考えさせられる出来事があったんです。でもすごくいい質問というか、新しいチャプターが今後どういう方向に進んでいくのかっていう方向性を話し合う、そういったミーティングの場だったので、ビジターさんも抜きで、メンバーだけで話し合っていたんです。普段、少しお休みが多いかなっていう感じのメンバーの方から、とてもいい質問が出たんですよ。 大竹: どんな質問だったんでしょうか? 大野: その方がおっしゃったのは、「私たちってどういう立場で参加するべきなんでしょうか?」っていうことなんですよね。サービスをBNIから受ける側として関わるべきなのか、それともある意味チャプターっていうものの運営側という立場でもっと関わるべきなんでしょうかっていう質問だったんです。 大竹: かなり本質をついた素晴らしい質問ですね。 大野: そうなんです。みんなそんなこと聞いちゃっていいのかみたいな、シーンとした感じだったんですよね。そういう雰囲気になったんですけど、実はその場にいたメンバーの皆さんの多くの方が、まだスタートして間もないチャプターの、あるいはBNIというものについてまだしっくりきてなかった部分だと思ったんですよ。そこで私が少しその辺についてはお話しした方がいいかなと思って、BNIというものとBNIのメンバーシップとをですね、スポーツクラブとかジムですね、ジムのメンバーシップに例えてお話をさせてもらったんですね。 大竹: スポーツジムの例えですね。 大野: はい。ジムって会員になったからといって、あるいはヨガとかエアロビとかのクラスに参加しても、ただ突っ立って待ってるだけでは何の成果も得られないですよね。それどころかクラスに一緒に参加している他の人たちの雰囲気まで悪くしちゃったりすると思うんですよ。 大竹: 確かにそうですね。 大野: チャプターも全く同じだと思うんですよね。仕組みとかトレーニングとか、グローバルな繋がりを提供されるそういった環境は、もちろん提供されるんですけども、でもメンバーシップの価値の大部分っていうのは、そこに関わっているメンバーの皆さん同士がどういう風な関係を築くかとか、どんなふうに関わっていくかによって作られていくっていうものだと思うんですよね。蓄積されていくっていうんですかね。ただ待っているだけでは価値っていうのは生み出されないので、そういう関わりだけだと本当にもったいないことになってしまうと思うんですよ。 大竹: 確かに参加するだけじゃなくて、主体的に動くことが必要不可欠だということですかね。 大野: その通りだと思います。この話に関連して、マイズナー博士が過去のポッドキャストで紹介していた例え話があるんですけど、アメリカのあるチャプターのキックオフミーティングで、営業歴の長い30年ぐらいのベテランの方が参加したときのエピソードがあるらしいんですけど。 大竹: どんなエピソードなんですか? 大野: その方はミーティングの後に、自分のためだけにここにいたらネットワーキングっていうのは絶対うまくいかないよ。よだれかけを外して、エプロンをつけて、この人たちにどうやって奉仕していくかってことを学ばなきゃいけないんだよって言ったそうなんです。 大竹: よだれかけとエプロンっていう例えはとても分かりやすい比喩ですね。 大野: 両方とも同じ胸に掛けるものじゃないですか。赤ちゃんのような、ビブスって最近言うのかな?よだれかけをつけている状態と、いわゆる料理を振る舞う側のエプロン、この人たちにどうやっておいしい料理を食べてもらおうかっていうのと、赤ちゃんがよだれかけをつけて料理を食べさせてもらえるのを待ってるっていうのと、全然対極的な状況ですよね。なので食事を与えられるのを待つためのよだれかけっていうのを外して、自ら他の人たちのために動く、あるいは働くためのエプロンっていうのをつけるべきだと。それこそがこの「ギバーズゲイン」、与えるものは与えられるという理念の素晴らしい要約になっているんだと、マイズナー博士もおっしゃってるんですよね。 大竹: なるほど、このエプロンをつけて他の人に奉仕するっていうのは、具体的にはどんな行動を指すんでしょうか。 大野: そうですね、マイズナー博士は他の人を支援するための12個のシンプルな方法というのをあげてくださっているんです。例えばリファーラルというものを提供するだけじゃなくて、一緒にミーティングに参加してその人を紹介したり、あるいは提供している商品やサービスの体験が素晴らしいものであれば、その推薦状あるいは推薦のことばを書いたりすることだと言っているんです。受け取ったリファラルに対して、やはりしっかりと最高の仕事をするということも重要だし、期待以上のいい仕事をすることで紹介してくれた、リファラルを提供してくれた人の評判を決して落とすことなく、むしろ高めていくことに繋げていくことが大事だということなんです。 大竹: なるほど。自分から主体的に動いて他の人に貢献することで、結果的に自分自身のビジネスも成長していくっていうことなんですね。 大野: そうですね。ただ実際には、残念ながらですね、この自ら主体的に動く必要があるっていうこの本質を理解しないままBNIに入るときに、当然投資というか、お金払いますよね。それに対する成果が出てないということで、諦めて辞めてしまう人が結構多いんじゃないかなという風に感じています。新しいチャプター立ち上げの時だったり、既存のチャプターのビジターオリエンテーションってありますよね。そういったところで、やっぱり一番大事なこの部分を、どうやって関わっていくべきか、それによって価値が最大化できるかっていうところが、ちゃんと触れられてないというか、カバーされてないという風に思うんですよね。そういったものはやっぱりどのチャプターでも多い現状なんじゃないかなという風に感じたわけです。 大竹: そういった認識のズレを防いでいくためにはどうすればいいんでしょうか? 大野: そうですね、今回思ったのは、今回のような大事なメッセージっていうものを、チャプターを立ち上げる時だったりとか、既存チャプターに申し込みをしていただく時に、ポッドキャストだったり、あるいは動画のメッセージでもいいかもしれないですね。そういったものを必ず見てもらうっていうことにしたらいいんじゃないかなと思ったんですよね。そうやってこれは自分たちがちゃんと主体的に動くっていうことが必要な仕組みなんだっていうのを、ちゃんと理解してもらう。だから期待値のすり合わせっていうのはできると思うんですよ。なので、それができれば結果的にメンバーの定着率、リテンションっていうものの向上にも繋がるはずですし、もしかしたらビジターさんからの申込書の提出率、いわゆるコンバージョンですよね、この辺りもコンバージョンなんかも上がってくる可能性もあると思うんですよね。 大竹: そうですね、確かにその入り口の期待値のずれがなくなっていくだけでも、多分もっと長くBNIを活用していただける方も増えるでしょうし、BNIのブランディングっていう部分でもプラスの影響があるのかなという風に感じました。 大竹: そうですね。今日はよだれかけとエプロンという比喩を通じて主体的な関わりの重要性について大野さんからお話をしていただきました。最後に大野さんからまとめというか振り返りというか、メッセージをお願いします。 大野: はい。ポッドキャストはいろんな方が聞いてくださっていると思うんですけど、もしどこかのBNIチャプターのメンバーの方であれば、是非所属されているチャプターでビジターさんが来られた時、特にその方が申し込みをされた時には、必ずこのお話をしていただくか、あるいはこのポッドキャストを必ず聞いてくださいね。聞いてくださった前提で、メンバーシップ委員会の面談ってやりますよね。審査のプロセス、その話の内容っていうんですかね、理解度っていうのを探ってみていただきたいんですよね。まだ聞いていないなとか見てくださってないなっていうのはすぐ分かると思うんですよ。そういう時は今この場で一緒に見てみましょうっていう形で見たり聞いたりしていただいて、その上でその方がこれは自分にとってやる価値が十分あるなと思っていただければ、申込書を出していただくなど、そういうプロセスをぜひ徹底していただくと、期待値のずれがない、きっとその方も主体的に最初から関わってくださって、よりその人にとっても成果が出る、そのチャプターにとってもより大きな成果につながっていくという流れを作れると思うので。ぜひチャプター単位で。もし聞いてくださっている方がメンバーではなくて、これからどこかチャプターに行って検討してみようかなと思われている方がいたら、この話を聞いていただいてその中身を念頭に置いた上で、チャプターミーティングに参加していただく、いろんな人と話をしていただくっていうのがいいんじゃないかなと。正しい決断というか判断をするのには必要なプロセスじゃないかなと思うので、ぜひお願いしたいと思います。 大竹: ありがとうございます。今日の話を通じて私も感じたことは、サービスを提供する側とサービスを受ける側、顧客とが、お互いに一緒になって自分たちの未来を作っていく、そういう顧客とサービス提供者側との新しい関わり方、そういうビジネスのやり方ってすごく素敵だなっていう風に感じました。今日は貴重なお話いただきましてありがとうございました。 大野: ありがとうございました。 大竹: ありがとうございました。 安: 最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがでしたでしょうか?皆さんからのご意見やコメント本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていければと思っています。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week! 第277回 絶対に成果が出ないBNIの使い方はBNI Japan Official Podcastで公開された投稿です。

  • July 2 · 7 min

    第276回 【再配信】第61回 あなたの部屋にいるのはだれ?

    このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。 参照:英語版 Episode 358: Who’s in Your Room? 安:第61回は、「あなたの部屋にいるのはだれ?」と題してお送りいたします。英語版のエピソード358回をご参照ください。 それでは大野さん、あなたの部屋にいるのは誰というのは、結構BNIでも有名なお話ですね。 大野:そうですね。書籍も出ていますけれども、『Who’s in Your Room?』というお話でしたね。まず、ちょっと想像を皆さんしてみていただきたいんですけれども、あなたが1つの部屋に住んでいると想像してみてください。 安:はい。 大野:そこで一生を過ごさなくてはなりません。あなたがその部屋で一緒にいる人たちが、あなたの人生にいる全ての人たち。部屋にはドアが1つしかなくて、ドアはなんと一方通行で、入ることしかできない。 安:ああ。 大野:つまり、部屋に入った人とか物というのは、二度とその部屋から出ることができません。 安:はい。 大野:これをBNIに当てはめるとグループ、つまりチャプターにふさわしくないメンバーをいったん入れてしまうと、そうした人たちを排除するというのはチャプターにとってはとても大きな痛みを伴ったりとか。作業としても、とても難しいですよね。 安:そうですね。 大野:なので、招待をする前、つまりビジターとしてお声掛けする際に、あなたの価値観にマッチしているかどうかというのを、考える必要があるということになると思います。 安:はい。 大野:価値観や倫理的な部分でふるいにかけなかったとしたら、グループやチャプターにとって不適切な人を部屋に入れてしまっていることになります。 安:はい。 大野:そして、BNIにおいてそうした人たちを部屋から出すというのは、非常に難しいことが多々ありますよね。 安:そうですね。 大野:じゃあ、不適切な人を部屋に入れてしまった場合は、どうすればいいんでしょうか。 安:あー、どうしたらいいんでしょう。難しいですね。 大野:難しいです。ネガティブな影響は、極力抑えたいですよね。幸い、Stewart Emery(スチュワート・エメリー)、『Who’s In Your Room?』の共著者の1人ですけれども。彼が言うには、幸い人の心というのは古い記憶をなくしてしまうよりも、新しい記憶を作るほうが得意なんだそうです。 安:ああー。 大野:つまり、取るべき戦略というのは、自分の人生において欲しいものに意識を集中して、価値観を共有できて、あなたの情熱をサポートしてくれて、あなたの関心事に関心を持ってくれて、さらには教えを請うことができる人たちを探すということだというふうに言っています。 安:はい。 大野:そうした人たちをあなたの部屋に迎え入れたり、または彼らの部屋に入れてもらう方法を見つける。そこに集中しなさいというふうに言っていますよね。 安:はい。 大野:集中と決意を持ってこれをやれば、部屋の中のマイナスの影響力というのは徐々に小さくなっていきます。そうしたマイナスの記憶というのは、遠い過去のものにだんだんなっていって、それにとらわれずに済むようになるということなんだそうです。 安:なるほど。 大野:ここで、ドアマンの話なんですけども。ドアマンて、高級ホテルとかいいホテルには、いますよね。 安:いますね。 大野:入り口で誰を通して誰を通さないかというのを、決めるという役割があるんだと思うんですけれども、安さんは、ホテルの入り口でドアマンに止められて入れてもらえなかったというような経験はありますか。 安:ないです(笑)。 大野:ないですか。でも、あれって結構緊張しませんか。 安:しますね。入ろうとするときに止められるんじゃないかと思いながら入ることはあります。 大野:そうですよね。まさか止められないとは思いつつも、ちょっとどきどきしながら通りますよね。 安:ドアマンが目をそむけてる間に入ろうかなと、思ったりすることもあります。 大野:こそこそっと。そうですよね。適切な人だけしか入ってこられない。人は、心の中にドアマンというものを置くべきだというふうにも言っています。あなたのドアマンを雇って、ドアマンに判断、訓練を積ませることが必要だと。ドアマンが学ばなくてはならないこと。これは、例えば安さんが何に情熱を注いでいるか、あるいは安さんが何を大切にしているか。安さんの目標とか夢、そして価値観は何なのかと。この辺が判断基準になるべきですよね。 安:そうですね。 大野:安さんのドアマン。ドアマンが学んだ判断基準を使って、価値観を共有できない人やあなたが大切にしていることを大事にしてくれない人、あるいはあなたの夢をサポートしてくれない人。あなたが情熱を注いでいるものを応援してくれない人というのを、部屋に入れないようにするわけですよね。 安:はい。 大野:一方ではドアマンというのは、スカウトマンとしての役割もこなします。 安:はい。 大野:例えば、安さんのビジネスをより大きく発展させるということを、かなりこの人は力になってくれそうだとか。この女性は、チャプターにとって貴重な人材を、どんどん紹介してくれそうだというような視点で考えるわけです。それを、ドアマンが選択するわけですよね。 安:ああー、そうですね。では、そろそろ終わりに近づいてまいりましたが、大野さんからメンバーの皆さんへメッセージはありますか。 大野:はい。BNIにおけるドアマンは、メンバーシップ委員会ですよね。チャプターにとって重要な役割を担っているわけですけれども、併せて忘れていただきたくないのは、ビジター候補の人に声を掛ける際に、その人がチャプターの価値観に合致しているかどうかということを、考えていただきたいと思います。 安:はい。 大野:ビジター候補に声を掛ける際に、よくありがちな過ちというのがあります。それは、この人はBNIに入りそうかなというふうに考えてしまいがちですよね。 安:ああー、ありますね。 大野:そうではなくて、チャプターの価値観やあるいは倫理観といったものを共有できそうかどうかというところに、判断の優先順位を置いて声を掛けるようにしてください。 安:はい、ありがとうございました。 大野:ありがとうございました。 第276回 【再配信】第61回 あなたの部屋にいるのはだれ?はBNI Japan Official Podcastで公開された投稿です。

  • June 24 · 32 min

    第275回 あなたの部屋にいるのは誰?

    このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。 第275回は「あなたの部屋にいるのは誰?」と題してお送りいたします。 安: 皆さんこんにちは。BNIメンバーの安さやかです。オフィシャルBNIポッドキャスト、本日もBNI東京港中央エグゼクティブディレクターの大竹さんと共にお送りしております。第275回は「あなたの部屋にいるのは誰?」と題してお送りいたします。このポッドキャストはコンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。さて、大竹さん、今日もよろしくお願いします。 大竹: お願いいたします。 安: 本日は素敵なゲストの方がいらっしゃっています。お名前だけ大竹さんからまず、ご紹介いただいてもいいでしょうか? 大竹: はい、そうですね。今BNI東京港中央でですね、ディレクターコンサルタントをしていただいている川崎あゆみさんです。川崎さん、よろしくお願いします。 川崎: どうぞよろしくお願いいたします。 安: 私からまず簡単に川崎さんのティーアップをさせていただいてよろしいでしょうか。 川崎: はい、お願いいたします。 安: 川崎あゆみさんはインタビューライター歴28年、すごくベテランでいらっしゃいますね。さまざまな書籍や雑誌などの原稿に関わってこられています。BNIではブログの一つであるリファーラルマーケティングの翻訳に関わることをきっかけに、ライター業だけではなく翻訳のお仕事にもチャレンジされるということになったそうです。今回はそうした経緯から、マイズナー博士が共著で執筆されている「Who’s in Your Room?」の日本語版の書籍の校正、編集協力として関わっていらっしゃいます。今日はどんなお話が聞けるんでしょうか、とても楽しみですね。それでは、大竹さんよろしくお願いします。 大竹: よろしくお願いします。いろいろ質問していきたいなと思うんですけど、インタビューライターのプロの方に質問するのはすごく緊張するんですけど、よろしくお願いします。 川崎: よろしくお願いします。ありがとうございます。 大竹: この「Who’s in Your Room?」「あなたの部屋にいるのは誰?」という書籍の編集、校正に関わったということなんですけども、その編集、校正に関わっていく中で、川崎さん自身の人生を振り返るきっかけにもなったんじゃないかな、なんて思ってるんですけれども、この書籍に関わる中で川崎さんが一番この部分はすごく印象的だな、と思ったことについてお話いただけますでしょうか。 川崎: ありがとうございます。自分の人生を振り返るきっかけに本当になりました。それをちょっと先にお話するとすれば、これはあなたの部屋には誰がいますか?っていう、自分の部屋には誰がいるだろうかっていう視点で書かれた本だと思うんですが、逆に私は誰の部屋にいるだろうか、っていうことを考えました。そこに最後行き着きました。すべての編集作業を終えた後に、それを考えるいいきっかけになりました。ということで一番印象に残っているのは、やっぱりドアマンとコンシェルジュとロックボックスってキーワードがあると思うんですけれども、その概念ですね。そういう概念って持っていなかったので、私の中にはこんなふうに考えるのか、というところのすごく新しい視点をいただいたなというのを感じました。 大竹: なるほど。その3つの中心になる概念だと思うんですけど、そちらについて簡単にお話いただいてもよろしいでしょうか。 川崎: ありがとうございます。そうですね、そもそも人生を部屋に例えているというところなんですけれども、その人生にどなたを招き入れるのかというところを決めるのがドアマン。この人を人生に招き入れるかどうかを決めるのがドアマンで、コンシェルジュは一旦入られている方、ドアマンが「入っていいよ」って許可する方と、もうすでに入っていらっしゃる方、これから関係性を継続するにあたって、その方との距離を、その人生のどこにいていただくかっていうのを決めるのがコンシェルジュ。そしてロックボックスっていうのが私がすごく一番興味深いなと思ったんですけども、ロックボックスっていうのは、ちょっとこの方は苦手かもしれないとか、ちょっとこの方とはあんまりうまくやれないかもしれないという方を、鍵つきの箱に入れて、ちょっと高いところ、自分の手に届かないところに置いてしまう、距離を置くということなんですけども、その3つを象徴する役目というか、3つの言葉だと私は解釈しております。 大竹: なるほど、ありがとうございます。人間関係をどうやって自分で構築していくかということの、ある意味比喩的な表現ということなんですかね。自分自身の頭の中の想像上の部屋があって、そこにこの人は入れるべきかどうか、入れたらどれぐらいの距離を置くかどうかというところ。最後にロックボックスというのは、部屋の中にはいるんだけれども、鍵をかけているという意味なんですかね。 川崎: そうです。そうです。もうすでに入っていらっしゃる方がいますよね、私たちの中に。その方をどうするかっていうことです。入っていただいた後、関係性が変わったりして、っていうところもあると思うんですが、その方とのお付き合いの仕方、距離感ですかね。 大竹: ありがとうございます。川崎さん自身のドアマンとしてのエピソードをまず、お聞きしたいなと思うんですけど。ドアマンですね。 川崎: はい。そのドアマンっていうものがいるんだろうかって思っていたんですが、実はやっぱり自分の中で、この人ちょっと入ってもらいたくないかもしれないと思ったとしても、直接言えなかったり、その時の自分の状態だったり環境だったりというところで、NOと言えない時ってあったりすると思うんですよね。あといい人でいなきゃいけない、みたいなことあったりすると思うんですけど。ドアマンっていう自分なんですね、ドアマンも自分なんだけれども、もう一つの自分の価値観、自分は何を大事にしているかっていうことをすごく理解している存在としてのドアマンが、この人が判断するっていう、その人に判断してもらうのでちょっと気が楽というか。でも「Who’s in Your Room?」ですごく大事なのは、自分の価値観の中でブレないというところでの人付き合いがあると思う。そこを理解してくれているドアマン、そしてコンシェルジュという存在を持つことで、すごく気が楽になるな、っていうところがあります。私はこう見えていい人ぶりたい、っていうところもあって。 大竹: そうなんですね、全く見えませんけど。 川崎: なかなか「NO」と言いづらいところが、「一緒に仕事しませんか?」って言われたら「ああ、いいですね」って言ってしまう、そんなところがあったりするんですけど、一回始まってしまうと「ああ、しまった…」、あの時あんな軽い返事をしなきゃよかったっていうのがよくあったりするんですけど。一方変わって、ドアマンっていう存在があれば、こういうことが起きなかったかもしれないな、っていうのはあったりします。すみません、ちょっと具体的じゃなくて申し訳ないんですけど。 大竹: いいえ。ちょっと質問なんですけど、川崎さんのドアマンが一番大事にしている基準とか価値観ってどんなものなんですか?入れるかどうか、その人を入れるかどうか判断するにあたっての一番大切にしている基準とか価値観ですね。 川崎: 私の価値観ですか。私のドアマンはこんな人だっていう、私のドアマンですもんね。私のドアマンはなんだろうな、人の心の動きにちゃんと気づける人でいていただきたいっていうのがあります。言いたくても言えない人とか、いらっしゃったりするじゃないですか、そういうところにちゃんと気づける方、そういう存在の方、存在というかそういう方っていらっしゃいますよね。例えば学校でも「はい!はい!はい!」って手を挙げれる人もいれば、挙げたくても分かってるんだけど挙げれないとかいう人の、そういう人たちの気持ちの動きというか、心に気づけるような人がいいなって思ってます。それを何というのかわからないんですが、そういうどういう言葉でまとめるか、今思いつかないんですが。 大竹: なるほどですね。そのそれを大切にしようと思われた、そのきっかけになるエピソードとか体験というのはどんなものが過去にあったんでしょうか。 川崎: そうですね、教室で目立たない方と私は結構仲良くなるタイプ。やっぱり自分の意見を言いたいけど言えないっていう方とか、ちょっとみんなと外れた、輪に入れない人と仲良くなるタイプなんです。そこが私が大事にしてるというよりかは、自分の価値を存在感みたいなものを低く感じがちじゃないですか、そういう方って。自分なんてどうせ、自分の意見なんて聞いてもらえないんだとか、私が何か言ったって、なんかもう少数派の意見として重要視されないんだって思いがちだと思うので、私はそこを救いたいって気持ちがすごくあるので。救いたいっていうのかな、きっとそういう思いをしてきたんですよね私も、自分自身が。多分そうだと思います。今でこそ「はい!」って言えるようになったんですけども、そういうことが根本にあるかな、という風に思います。 大竹: なるほど、いいですね。じゃあちょっと次の質問に行きたいなと思うんですけど、コンシェルジュですかね。今度はその部屋に入れた人との距離感、距離をどこに置くのか、というところなんですけど、川崎さんがご自身のコンシェルジュの人にどれくらいの距離を置くかっていうところの基準として大切にしていることってどんなことなんでしょうか? 川崎: 基準ですか。誠実じゃない人は嫌だなと思うので、まあこうだからこうっていうのはないですけど、付き合いする中でちょっと距離を置きたいなとかっていう、ほんと感覚的なところですね。なるほど。だけれども、例えば嫌なことがあったりとか、ちょっと腹の立つことがあったりすると、多分結構多くの方がそうじゃないかなと思うんですけど、自分の心の狭さを恥ずかしいなと思ったりとか、自分の器の小ささを責めたりとかすることがあったりする。私ってなんで人として小さいんだろう、って思う時もあったりするんだけれども、それを今から出てくる言葉ですが、ロックボックスに入れておいていいんだよっていう。要は本当に人を嫌いになっちゃいけない、ってことでもないし、距離を置くことはそんな悪いことではないので、ロックボックスに入れることで、その人の気持ちがすごく楽になるなって思ったんです。自分が楽になったんです。ロックボックスっていう概念を知ったことで、それをコンシェルジュがしてくれるので、基準はないんですが、こうだからこうっていう。 大竹: なるほど。そのロックボックスが、一旦棚上げするというか、保留にするっていうんですかね。なんかそういうことなのかなって、今ちょっと理解をしたんですけど。どうしても白か黒かみたいな、一旦入ってもらったんだけど、それを出すかどうかみたいな、判断を自分に課すというか迫るっていうのって、すごくやっぱりしんどいな、っていう風に感じるんですよね。 川崎: 出さなくていいんです。出すことはできないから。出口ないので、「Who’s in Your Room?」の中は。 大竹: そうですよね。 川崎: 出て行っていただきたいけど出せないので、であればロックボックスの中に入れてっていうことですね。なるほど。やっぱりもうこれから縁を切ろうと思ったとしても、自分の中で切ったつもりでも、例えばこういう会話だったりとか、何かされたことだったり、自分がしてるかもしれないですけど、そういうことは消えないですよね。その関係性を断ち切ることはできない。出ていただくことはできないけれども、その関係性を続けるために続いていってしまうので、そのために必要なロックボックスっていう感じ。 大竹: 人間関係っていうのは長期的なプロセスで考えるものだと思うので、自分自身の状態とか相手自身の状態や状況っていうのも常に変化をしていく。その中で今ロックボックスに一回入れるんだけれども、いつか鍵を外して、また近くに来てもらえる、そういうタイミングが来るのかもしれないなっていう風に今聞いてて感じました。 川崎: その面白いエピソードが、このロックボックスっていう概念をマイズナー博士に伝えたのはお母様なんです。マイズナー博士のお母様が「ロックボックスに入れればいいのよ」みたいな感じで、どういう口調かはわからないですけどね、伝えられたっていうのが書かれていて、これは自分の息子さんを守るためというか知恵というか、そういうものだったのかなっていうことに驚きましたし、なるほどって思いました。 大竹: 川崎さん自身の少女時代というか、今も少女だと思うんですけど。 川崎: そういうのいらないです。 大竹: いらないですか、ごめんなさい。過去にね、ロックボックスに、もしかしたら入れた人もいるかもしれないし、そこから、また出てきてもらって近しい関係になった方もいらっしゃるんじゃないかなと思うんですけど、そんなエピソードがあればもしよかったらシェアいただけますか。 川崎: 遠い少女時代、エピソードがそんなにないかもしれないです。私結構パンって断ち切る方なんです。 大竹: じゃあもう出口ある感じなんですね。 川崎: 出口は壁壊して作る感じです。出てってくださいってなります。 大竹: そうなんですね。 川崎: 多分それぐらいまで、ギリギリまで我慢してしまうタイプなんです。嫌とかすごいストレスを。だからロックボックスどころじゃなかったかもしれない。とはいえ本当に数年後で年も重ねれば、あの時は私が未熟だったな、って感じることもあったりして、またその関係が温まるっていうところも、もちろんあったりもしますけれども、そういうのが具体的じゃなくて申し訳ないです。 大竹: なるほど。じゃあもし今まではそういう、どっちかというと白黒はっきりさせるみたいな、出てってもらうみたいな考え方だったと思うんですけど、過去に遡れるとしたら、その時にロックボックスの概念、この考え方を知っていて、一旦そこに入っておいてもらう、でも自分の人生の中にはいる人だと扱うと、そういう考え方ができていたとしたら、川崎さんの人生に今どんな影響があったと思いますか。 川崎: もっと自分は苦しまなくても済んだのかもしれない。そんな苦しんだわけじゃないですけど、悩んだりしなくてもよかったかもしれないな。もしロックボックスって存在を知っていればっていうのはありますね。やっぱりさっき言ったみたいに、自分を責めたり、心の狭さだったりとか、人としての器の小ささを恥ずかしいなと思ったりとか責めたりとか、悔やんだりとかっていうところもたくさんあったので、そういう概念を知っていれば、もっと違ったかもしれません。 大竹: 分かりました、ありがとうございます。この本に書かれていることのポイントですね、まとめた部分が「はじめに」というところにあったので、そこをご紹介したいと思うんですけど、あなたの意識・無意識が人生におけるすべての人間関係をどのように捉えているかを理解する方法、あなたにとって意味のある人間関係を定義する方法、あなたと関係のある人々があなたの思考・感情・行動にどのような影響を与えるかを見極める方法、あなたの部屋で人々がどのように関わり合っているのかを理解する方法、誰を部屋に迎え入れるか、その人たちが何をもたらすか、そして誰を入れないかを判断する方法、あなたにとって親しい相手でもそうでない人でも、部屋の中の最適な場所に居場所を決める方法、すでに部屋にいる人々や部屋に入ろうとしている人への対処法、強引にあなたに近づこうとする厄介な人への接し方、相手に悪い印象を与えずに「NO」と伝える方法、こんなことが書かれているんですけど、川崎さんの人生の中で、これに関連するようなエピソードがもしあれば、今日お話しいただきたいなと思うんですけど。 川崎: ありがとうございます。私、結構コミュニケーション上手ってよく言われて、イギリスでもマスターオブコミュニケーションって言われたことがあるんですけど。 大竹: そうなんですか? 川崎: そうなんです。なんだけれども実は、私20代の時に本当に人として欠陥があるんじゃないかと思い続けて、悩んでいた10年間が実はありました。 大竹: 10年? 川崎: 10年結構長いんですけど、それは何と言っても仕事の面ですけど、3ヶ月以上の仕事が続かないっていう。仕事は会社勤めもしたことはあるんですけど、そこは1年半最初はすごい我慢してやったんですけど、その後辞めた後、結構派遣でも働いてたりしていたんですが、派遣も3ヶ月がマックスっていうことに、だんだん自分は気づき始めまして、3ヶ月経つと誰かと揉めたりとか辞めろって言われることもなく、正社員に毎回声をかけていただくぐらいちゃんとした関係性は保っていたんですけど、自分が3ヶ月以上持たないので、全部お断りして次の仕事を始めるという感じだったんです。でも世間の方がちゃんとお勤めをして生計を立てているのに、これができない私って何だろうって、絶対何か欠陥があるんだと思ってたんです。人として何かがおかしいって思って、いろんな本を読んだりとかしたんですけど、人に相談することはなかったです。結構長く悩んでいて、10年間ずっとそれを悩んでたんです。だけども33歳の時に、夫がロンドンに赴任になって引っ越した時に、向こうでライターっていう職業に出会うんですけども、そこでフリーランスっていう働き方に出会った時から、私の人生が変わり始めたんですけど、それはなぜかっていうことに気づいて、そこから本当に私自分の人生を生きていると思えるようになったんですけど、後から思い出すと、やっぱりその会社勤めだったりも派遣もそうですけど、人間関係が固定されてる中がダメだったんだなってことに気づきまして、自分の中に例えばこの「Who’s in Your Room?」っていう本なので、部屋にすると、この方と一緒に過ごしてくださいねって、自分の部屋にボンって何人かの人をボンって入れられる、私も誰かの部屋に押し込められるみたいなことで、逃げ場もない、逃げ出したわけじゃなかったんですけど、その状況が多分ダメだったんだなって、気づいた。フリーランスになると、この方とお仕事をしたいとか、それを自分で選べたりしますし、あとちょっとこの方苦手だなと思っても、例えばそのプロジェクトが終われば、その方との関係はそこで終わるので、フリーランスになってから、すごく生きるのが楽になった。この方は苦手だなっていう方も、別にそのプロジェクトが終われば、ちょっと距離を置いたお付き合いをすればいいので、それによってすごく楽になったなって。今の仕事ってもう28年間続いて、3ヶ月以上何やっても続かなかったのに、今の仕事28年続いてるので、多分そこが一番大きなポイントだと思うんですけど、このWho’s in Your Room?のお仕事に関わらせていただいた時に、私はこれをフリーランスになってからやってたんだな、できるようになったんだなってことに気づいた。どなたをその部屋に入っていただいて、部屋に入ってきた方との距離感をコンシェルジュが、この方はここ、この方はここみたいな感じで、自分の中で距離を置けるようになって、うまくコミュニケーションを取れるようになったんだなっていうことに、この本に関わらせていただいて、それに気づきました。これをやってたんだ無意識に、やれるようになったんだっていう。 大竹: なるほど。 川崎: 例えばこれ入ってきただけの方じゃなくて、ポーチで待っていただくっていうのもあるんですよね。だからそういういろんな選択肢が、この本の中でもありますけど、入ってきた人とどういう関係なのか、入ってもらいたくない方はポーチにいてもらうとか、「NO」と言うとかっていう、そういう選択肢がこの本の中で紹介されていて。私は本当に10年間、長く悩んでいた時間があったんですけど、生きづらさだったり人間関係とかで難しいなって感じていらっしゃる方は、この概念を一回取り入れると、すごく生きやすくなるんじゃないかなっていう風に感じたってことが、私の中の答え合わせというか、欠陥品じゃなかったんだなっていうことに気づいたっていうのは、すごく大きな収穫でした。この本に関わらせていただいたことで。 大竹: じゃあその長年人間関係において自分が、欠陥品なんじゃないかって思っていたことの答え合わせが、この本によってできたっていうことなんですか? 川崎: そうなんです。これをやってたのかって思いました。 大竹: なるほど。ちなみに、ちょっと聞きたかったんですけど、10年悩んでいた中で、誰にも相談しなかったっていうお話があって、結構不思議だなって思ったんですけど、それはどうしてだったんですか?相談する相手がいなかったのか、このことは相談するようなことじゃないなと思ってたのか、どういう考えだったのかなと思って。 川崎: 絶対恥ずかしかったんだと思うんです。人様がちゃんとやってることが私にできないっていう。これは夫にも理解されませんでした。やっぱりずっと会社勤めをしている人なので、夫は「なぜそれができないの?」みたいな、別にそんな否定的ではなかったです。なぜそれを君はできないのかってことではなかったんですけど、夫にも相談はしてなかったです。本当に本とかインタビュー記事に救いを求めてたんですよ。同じような方がいないのかっていう感じで、でもどこにも答えがなかったんですよね、10年間。自分でだからコントロールというか、コントロールという言葉が合ってるかどうか分からないんですけど、それができないと嫌だったんだな、きっと。 大竹: 自分で選択しているというか。今までの川崎さんの仕事のビジネスキャリアを聞いて、今の川崎さんをすごい理解できたような気がしていて。 川崎: 本当ですか?どういうことでしょう? 大竹: いや僕、川崎さんを見ていて、誰とでもこの人はうまくやれる人なんだな、すごい器用な人なんだなっていう風にすごく思っていたんですけど、多分それって短いプロジェクトの中でいろんな人と出会っていって、いろんな人と仕事をしなきゃならない状況で、その中で一定の成果を求められる状況、それをすごくたくさんいろんな場面を経験して、その中で磨かれてきたものなのかなっていう風に思って。その答え合わせが私はできたので、理解が進みましたというのが一つですね。もう一個質問があって、そんな中でBNIに関わられて、今何年でしたか? 川崎: 5年目になります。 大竹: 5年目ですよね。BNIって長期的な人間関係、信頼関係の中で、お互いのビジネスとか人生の応援をしていこうという組織だと思うんですけど、そこに対して生きづらさというか、人間関係がある意味、固定されるというか、そういうことに対する抵抗とかはあったと思うんですけど、それが結果今続いてるっていうことは、ちょっと今不思議というか、気になったのでお聞きしたいんですけど。 川崎: 私も不思議でならないんです。本当にどうしてここは続いているんだろう。そしてこれからも続いていくイメージが、自分の中にあって、なんでなんでしょうね。多分「ギバーズゲイン」っていう理念なんじゃないかなって思います。多分今までこの人はちょっと無理っていう方は、それこそ本当に何か自分ファーストの方だったんじゃないかなって振り返るとそう思います。だけど、そういうことではないですよね。ギバーズゲインっていう理念を理解した上でのコミュニティスタイルの方々が集まっているわけだから、そこで嫌な思いをすることがあまりなかった、無いまま今まで来ているような気がしますし、特にDNAチームに入れていただいているということもあり、本当に嫌な思い…まあその嫌な思いって、私がどなたかに嫌な思いをさせている可能性はもちろんあるんですけれども、それが今までもうここは嫌だっていう、その10代20代の頃に何をやっても続かない自分が感じていた、いうようなことは一度もないです。 大竹: なるほど。 川崎: むしろそれこそ同じ価値観の方々と、それはもう同じ理念なので、同じ価値観っていうことだとは思うんですけど、でも同じ価値観の方だけで集まっていても、私は成長がないっていう風に思っています。違う価値観の方々と時間を過ごす、お仕事を一緒にさせていただくということで、お互いに磨き合うというか、仮に相手にそれはしないな、ということをされた場合は、自分がそういう価値観なんだなということが、より強く浮き彫りになる、私はこういう価値観を大事にしているんだなということに改めて気付くというか、そういう成長の場として捉えているからかもしれないです。 大竹: 成長させてくださっているというか、根本にギバーズゲインという価値観というか、よりどころがあることによって、自分の感情的にカミソリアンジーになっちゃうこととかはあるんだけれども、でも、そこのよりどころがあるからその中でも人間関係を継続していこうっていう風に、前を向けるっていうんですかね。そういうことはあるんでしょうかね。 川崎: そうですね。きっと分かり合えるっていうのが前提にあるような気がします。 大竹: なるほど。ありがとうございます。この答え合わせは、また今後も続いていきそうな気がしますので、今後の川崎あゆみさん、アンジーさんの変化が楽しみです。 川崎: ありがとうございます。カミソリにならないようにしていきたいと思います。 大竹: カミソリも楽しんでますので大丈夫です。 川崎: ありがとうございます。 大竹: ありがとうございます。じゃあそろそろ終了に向けていきたいなと思うんですけど、この本の出版に関わっていて、この「Who’s in Your Room?」という概念を理解されたと思うんですけど、今後この本に書かれている内容をどう実践して役に立てていくか、それが自分の人生とかビジネスにどんな影響を与えるのかというところで、お話をお聞きしたいなと思うんですけれども。ちょっと質問が長かったかな、ごめんなさい。どんなふうに実践していくか、この本を通じて得られる知見というか内容を今後どのように活かしていきたいと思われているのか、お聞きしたいなと思っております。 川崎: この「Who’s in Your Room?」って、チャプターデベロップメントのトレーニングだったりとか、トレーニングの中でもよく聞かれる言葉ですし、チャプターを大きくしていくときにも使われる言葉だと思うんですけど、みんな言葉でしか知らないというか、本があったのね!みたいな。例えば本当にその存在だけしか、あなたの部屋に誰がいますか?っていうところだけしかなんか届いてない気がするので、こういうことですよってことを、よりその本の内容をチャプターの皆さん含めトレーナーをさせていただいているので、そこも含めてこの概念を皆さんにお届けしていきたいなっていう。それをどんな風にお届けするのか考えないといけないですけれども、届けることでよりこれって、本当にその人が自分の人生をより豊かに生きるための考え方なので、それをメンバーの皆さんにお伝えしていきたいなっていう。それぞれの人生が豊かになるということもそうですし、チャプターがより質の高い、皆さんの人生がそれぞれ豊かになる。そして成長してチャプターも皆さんが豊かになっていく。豊かなチャプターというか、質の高い人生を送っている人たちの集まり、みたいな風に繋がっていけばいいなと思うので、そこをどんな風に伝えていけばいいでしょうかね、ということを大竹さんに相談させていただきたいと思います。 大竹: そうですか、ありがとうございます。今日お話をお聞きしていて、これは人間関係をどう円滑にしていくかということ全般の話であって、BNIの中だけではなくて、自分の事業で関わる人全般だったりとか、家族だったり友人だったりとか、自分のプライベートの人間関係すべてに生かすことができる、そういう内容になっているんだな、という風に思いましたので、ぜひ多くの方に、これを読んでいただいて、より良い人間関係を作っていく。多分悩みのほとんど100%が人間関係という風に言われているので、それをより良くしていくことは、自分の人生の質を高めていくことそのものにつながっていくので、より多くの人に手を取って頂きたい、という風に感じました。今日はありがとうございます。 川崎: ごめんなさい、最後に。最後にもう一回、自分の部屋に誰がいるかもそうだし、自分は誰の部屋にいるかっていうことを考えると、すごくいいきっかけになると思うので、自分がロックボックスに入っていませんようにみたいな感じ。 大竹: 確かにその視点も大事ですね、確かに確かに。その方の部屋に歓迎されているか、その方の人生を豊かにできるような存在だったことを、逆に考えるとてもいい機会になりました。 川崎: ありがとうございます。すごい大事な視点だったと思います。自分の部屋に誰を入れるかだけではなくて、自分が誰の部屋に入っているか、そしてどういう存在であるのかということを見つめ直すことによって、自分の人生だけじゃなくて、相手の人生の豊かさというか、質を上げるために自分ができることは何なんだろうかということ、それを考えることも同じくらい重要だなという風に感じました。ありがとうございます。大切な視点でした。ありがとうございます。安さんにお戻しします。 安: はい。とても貴重なお話をありがとうございました。まさに川崎さんの実体験から来るものも、お話の中に混ぜていただいたことによって、私もお話を聞いていて、なんとなく概念で持っていた「Who’s in Your Room?」のその考え方だったり方法だったりというのが、またさらに一段と深まったような気がいたします。私もこの言葉は非常にパワーがあるので、多くの方がおそらく知っていると思うんですが、自分自身が誰の部屋にいるかっていう概念はすごくユニークだなと思いましたし、私もまたその観点で、様々なBNIだけではなくて、事業の中でも考えてみよう、と思ったきっかけになりました。ありがとうございます。今回「Who’s in Your Room?」の日本語版が新しく発売されております。今回お話をいただいた川崎さんも編集協力等で関わっていらっしゃるので、ぜひ皆さんお手に取ってご覧になってみてください。このポッドキャストでも、この「Who’s in Your Room?」の日本語版についても、お話を深めていく予定です。改めまして大竹さん、そして川崎さん、ありがとうございました。 大竹: ありがとうございました。 川崎: ありがとうございました。 安: 最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがでしたでしょうか?皆さんからのご意見やコメント本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていければと思っています。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week! 第275回 あなたの部屋にいるのは誰?はBNI Japan Official Podcastで公開された投稿です。

  • June 10 · 12 min

    第274回 BNIを長く続けることの価値

    このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。 第274回は「BNIを長く続けることの価値」と題してお送りいたします。今回はナショナルカンファレンスの会場、東京ビッグサイトより公開収録でお届けいたします。 安:それでは、あっという間に最後の4人目の方になってしまいますけれども、大変お待たせいたしました。4人目は中村諭さんです。今日は応援のメンバーの方がたくさん前方にいらっしゃってますね。ありがとうございます。中村諭さんはBNI東京港中央Loveknotのメンバーでいらっしゃいます。融資の仲介、財務の専門家として、中小企業の経営支援に長年携わってこられた方です。BNIでも、なんと14年活動されており、長く続ける価値を体現されているメンバーでいらっしゃいます。今日はその視点からのお話を、是非楽しみにしております。それでは、中村さんよろしくお願いします。 大竹:お願いいたします。 中村:はい、よろしくお願いいたします。 大竹:今日は、BNIを長く続けることの価値ということなんですけれども、中村さん自身、14年間メンバーを続けられていて、どんなきっかけでこのテーマについて考え始められたんでしょうか? 中村:はい、ありがとうございます。長く続ける価値というのが、全国のメンバーさんと今1to1する機会がものすごい増えていまして、1to1するとお互いに「今何年目ですか?」という会話が、挨拶的に発生するんです。その時に、私が今14年やっていて、来月更新で15年目に入りますけれども、その時に「なんで長くやっているの?」ということをよく聞かれるんですね。そこで改めて考えてみたら、なんでこんなに長くやっているんだろうか。でも聞かれてもピンとこなかったんです。思うことは、BNIが日常になっている。普通になっている。BNIっていうことを特別視していないから続いているのかなと思っております。もう少し続けて大丈夫ですか? 大竹:はい、お願いします。 中村:長く続けているっていうのが、皆さんマーケティングはするわけですよね。例えば、私、税理士の資格を持っていますけれども、税理士さんに「あなたのお仕事って何ですか?」ってお尋ねすると、税金の計算だったり、税務申告だったり、確定申告だったり。中には経営者さんと伴走する安心をお届けしている、という方もいらっしゃるかもしれないんですが、その税理士さんってBNIのメンバーではなく、メンバーの会社にお勤めの、所属しているスタッフさんでも同じようなことを言うんじゃないかと。じゃあBNIにいる税理士さんはなんて言うべきかというと、「あなたのお仕事は何ですか?」と聞かれたら、「私の仕事はマーケティングです」と言うべきなんじゃないかなと思っています。そのマーケティングが仕事である以上、私はそんなに予算のあるビジネスをしていないので、お金をかけずにマーケティングができて、費用対効果が最も良いものなんだろうと思うと、やっぱりBNIしかないんですね。すると、BNIが結果的に長く続いている。そんな風によくお答えしております。 大竹:ありがとうございます。お話の中で、中村さんはチャプターの更新率が高いことがすごく重要だという話がありました。今、BNI Loveknotチャプターは90%近い更新率ということで、素晴らしいチャプターだという風に思うんですけれども、このような状態を保つ秘訣は何があるんでしょうか? 中村:ありがとうございます。BNIの更新率。例えばですが、ここに今100名いらっしゃるとして、来年もこの場に来てくれるっていうのが更新だと思うんですね。更新率が60%だと、100人のチャプターは1年後60人が一緒にやってることになる。さらに翌年は36人になる。さらに6掛けとしていくと、5年経つとわずか7名しか一緒にやってるメンバーがいないんですね。更新率60%っていうのは、実はすごく低いんです。私たちのチャプターでは更新率を90%にできないか。100人いて90%の掛け算していくと、5年後に半分以上の人が残っています。そこで更新率を高くしたいというときに、更新率が高いと私たちに何がいいのかというと、BNIを楽に使うことができる。チャプターの中で、昨年の更新のセレモニーの時に、皆さんにBNI Loveknotメンバー、今日もたくさん来ていただいてますけど、お伝えしたのが「貢献の勘違いをしない」。チャプターのためにたくさん貢献してるのに、「リファーラルがもらえない」って言っている人、いませんか?でも、それって勘違いですよ。私たちはマーケティングをするために、BNIという土台を作る活動を日々しているんです。チャプターへの貢献は、自分の足場を固める作業にしか過ぎないのだから、チャプターに貢献って言ってたら目線が違う。チャプターにしている貢献は自分のためであって、貢献は個人に向けてやりませんか?ただ、チャプターが生き続けていくためには、チャプターにとっての貢献、私たちメンバーができるチャプターへの貢献は、「更新しかないんじゃないですか?」という話をしました。今、目の前に私が更新の時に、更新のセレモニーで受けてくれたプレジデントがいます。Loveknotチャプターの坂本さんが、私がお話しした「チャプターへの貢献は更新です」という話、それを常に拾い上げていただいて、今Loveknotチャプターの中では、“チャプターへの貢献は更新”というのがキーワードになっています。ちょっと話がずれたかもしれないですが。 大竹:いえいえ、ありがとうございます。チャプターへの貢献は更新だということですね。ありがとうございます。この、やめたくならない、メンバーがやめたくならないチャプターにするために大切なことって何なんでしょうか? 中村:はい。BNIを使うっていうことだと思うんですけれども、ここは私の仕事にも関係ありますが、「事業計画を書きましょう」とお伝えします。自分自身の事業計画を書いて、その事業計画に落とし込んだアクションプランをBNIの中でやればいいとなると、私たちが書いている略歴シートだったり、GAINZシートやワークシート、1to1のシートが、あなたにとっての事業計画書を落とし込んだものであるべきだと。その事業計画を達成していくために1to1をしているので、なので、きちんとした計画を持って、1to1をやって、ウィークリープレゼンテーションをやって、メインプレゼンテーションをやってという、そのリファーラルサイクルさえ回せば、自分のビジネスはきちんと回るんじゃないですか。そんなことを、チャプターの中でみんなで一緒にやっているという感じです。 大竹:ありがとうございます。計画を作ることが長く続く秘訣ということですね。では、大野さん。このBNIを長く続けることの価値というテーマで、お話をいただいてもよろしいでしょうか? 大野:長く続けることの価値というよりは、長さではないと思うんですよね。長さではないんですけれども、正しく適切な、例えば人脈構築とか、リファーラルマーケティングとかBNIの使い方を実践していると、まず、辞める選択肢がなくなるっていうのが、一つあると思うんです。なので、必ずしも「私20年やってます」がベストではないんですけど、長く続けていることが一つの信頼になることは間違いないですよね。すごいなって思うじゃないですか。やっぱり14年、15年、20年と聞くと、なかなか周りにはいらっしゃらないわけなので、信頼の一つの証になることは間違いないんですけど。実際に大事なのは、本質としては、やっぱりどれだけ積極的に使えているか、あるいは積極的に周りのメンバーと関われているかというところだと思うので、結果として長く続くっていうこと、そういう順番なのかなと思うんですよね。なので秘訣というのは、長く続けることだけじゃなくて、実際にリファラルマーケティングとか、自分の人脈から最大の成果を得るための意識とか行動をしていれば、自ずと長くなるはずじゃないかなと思うんです。とはいえ、いろんな事情で一旦、チャプターを去らなくちゃいけない状況ってあったりするかもしれませんね。でも、その多くの方が戻りたいと思っている。それは、やっぱり一旦抜ける前に、正しい意識で、正しい使い方ができていたからこそ戻りたいと思って、また復活した後も長く続けられるということなんだと思うんですよね。長く続けるための秘訣というものは、実はあまりなくて、成果を出すための秘訣が分かっていれば、結果としておのずと長くなっていくというのが、正しい順番なのかなという風に思いました。 大竹:はい、ありがとうございます。長く続けることは目的ではなく結果だという話でした。では、中村さん、感想をお願いしてもよろしいでしょうか? 中村:はい、ありがとうございます。大野代表のおっしゃる通り、長く続けようと思ってきたわけではなく、結果として、もうすぐ15年になるというだけですので。ただ、この土台を作っていただいた大野代表には感謝しておりますし、BNIジャパン20周年、本当におめでとうございます。私たちは20年のBNIの歴史の上に立って、ここからさらに40年に向かっていこうと思うと、ここにいるメンバーの皆さん、そしてポッドキャストを聞かれているメンバーの皆さん、ぜひ更新しましょう。以上です。 安:中村さん、とても力強いメッセージをありがとうございました。きっとここにいるメンバーは更新しますよね?ありがとうございます。改めて、大野さんも今おっしゃっていた、長く続けることは目的ではなく結果なんだというところ、私も非常に響きました。長く続けてきたなということを振り返ってみると思うけれども、日々の積み重ねというところが一番大事なのかなと思いました。中村さん、ありがとうございました。中村諭さんでした。最後まで、お聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがでしたでしょうか?皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせて是非コメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための、大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていければと思っています。それでは、オフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week! 第274回 BNIを長く続けることの価値はBNI Japan Official Podcastで公開された投稿です。

  • June 3 · 9 min

    第273回 BNIで加速している人の共通点

    このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。 第273回は「BNIで加速している人の共通点」と題してお送りいたします。今回はナショナルカンファレンスの会場、東京ビッグサイトより公開収録でお届けいたします。 安:それでは続きまして、三人目の方のご紹介をしてまいりましょう。三人目の方は璃美奈緒さんです。璃美奈緒さんは、BNI東京MS Supremeのメンバーです。私も同じリージョンで、メンバーとして活動させてもらっています。璃美さんは夢を叶える海外進出サポーターとして、40カ国以上のネットワークを築いてこられています。BNIではチャプターの立ち上げから関わり、プレジデントも務められるなど、まさに加速している側アクセラレートを体現されているメンバーですね。今日は「BNIで加速している人の共通点」というテーマでお話をしてくださるようです。それでは璃美さん、よろしくお願いいたします。 璃美:よろしくお願いいたします。 大竹:お願いいたします。今日はBNIで加速している人の共通点ということなんですけれども、璃美さんのご自身の周りで、BNIで加速をしている人って、どんな人がいらっしゃるでしょうか。 璃美:そうですね、私の周りで加速してるなって思うのは、やはり行動量がとにかく多い方ですね。行動するし、それを改善して、いろいろ工夫して、どんどん前進しているな、という感じの方ですかね。 大竹:共通点のようなものってあるでしょうか。 璃美:共通点…。そうですね、やっぱり目的がはっきりしている方っていうことですかね。向かう先のゴール、やっぱりそういう方が強いなって、見ていて私は感じます。 大竹:なるほど、ありがとうございます。インタビューの中で璃美さんは、数字に向き合うのがちょっと苦手なところがあると、お話をされてましたけれども、自分の苦手なことに向き合う環境として、BNIをどのように活用されているでしょうか。 璃美:BNIはいろんな役割がありますけれども、それをとにかくやってみるっていう。「私できません」じゃなくて、「やってみる」っていうことなのかなと思います。今期はバイスプレジデントを、やらせていただいているんですけれども。もう私正直、バイスプレジデントが一番やりたくなかった。というのも、本当に数字に苦手意識がある。でもやっぱり数字には、ちゃんと経営するには向き合っていかないといけないなということは分かってはいたんですけれども、もう先延ばし、先延ばし、先延ばしでずっと逃げてきた。でもこのタイミングで、バイスプレジデントという役割をいただいて、これはもう向き合う時なんだなと。「できるからやる」っていうものじゃなくて、「やるからできるようになる」っていうものだなって、私はやっぱ思うので、とにかく「ひぃ〜」って半泣き状態なんですけど、とにかくやってみようと思って。今、前期のバイスプレジデントから、本当に手厚いサポートを受けながら、なんとかやっております。 大竹:ありがとうございます。BNIの中で苦手なことに向き合った経験というのを、今後ご自身の事業とか、人生でどのように活かしていかれるような考えでしょうか。 璃美:そうですね。やはり私が苦手だと感じているということは、他の皆さんも同じことを苦手に感じている方が、いるのかなと思うので、この私のストーリーを語っていくっていうのも、1つ役に立てることはできるかなと思います。私がやっぱりいろんな方のストーリーを聞いて勇気をもらって、それが行動につながったりしたことがあるので、私自身のそのストーリーも、誰かの背中を押すようなことにもつながればいいなと思っているので。私は今期数字に向き合って、それを克服して、誰かにいろいろ語っていきたいと思っております。 大竹:素晴らしいですね。ありがとうございます。では今日は「BNIで加速している人の共通点」ということで、そのテーマで大野さん、お話をいただいてもよろしいでしょうか。 大野:どんな人が加速しているか、という話ですよね。私が個人的に思うのは、ポジティブに関わる、何事に対してもポジティブに関わっていく、という人がやっぱり加速している人に共通する点かなという風に思いますね。ポジティブに関わるっていうことは、ネガティブな考えを持ってはいけないということではないと思うんですよ。「ネガティブに考えてポジティブに行動する」ということを、いつも私自分にも言い聞かせているんですけど。なぜかというと、ネガティブっていうのは万が一のこと、想定外のことが起こった時にどうするかっていうのをある程度考えておく、準備をしておくっていうのが必要。それはリスクヘッジみたいなものですよね。例えば保険に入っておくということもそうかもしれないし、プランBを用意しておくみたいなこともそうかもしれません。でも行動のところはやっぱり、ある意味ポジティブに大胆にしていくっていうことが、何か大きく加速して、進化させていくという時には、すごく大事な姿勢だと思うんですよね。なのでポジティブアティチュード、前向きな姿勢なんですけど、ネガティブなシミュレーションというんですかね。準備とポジティブな行動みたいな形での当てはめ方というのが、すごく大事かなという風に思いますね。何事に対しても、ある意味確信に近いもの。確信が持てれば、それが一番いいと思いますけれども。「もうこれは自分が例えばBNIだったら、初めてBNIを使ってみたんだけど、実際うまくいくかどうかわからない。役に立つかどうかわからない。成果が出るかどうか、わからないんだけれども、もう確信を持って結果を出すんだ」っていう姿勢で関わっていくのと、最初から疑って、半身で中途半端な関わり方をすると全然結果が違ってきてしまうので。行動するんだったらポジティブに確信を持って行動するということが、すごく大事な加速の秘訣かなと思いますね。 大竹:ありがとうございます。「ネガティブに考えてポジティブに行動する」ということが、すごく印象に残りました。大野さんのイギリスのメンバー時代の行動も、まさにそこから来ているのかなという風に感じました。ではこの時間を通しての感想をいただければという風に思います。 璃美:改めて自分自身加速している人って、どういう人なのかなというのを、もう一回考えることができたので、メンバーとかともこの話を共有しながら、共に前進していきたいなと思っております。ありがとうございます。 安:璃美さんありがとうございます。私が思うに璃美さんこそ、ポジティブアーティチュードと、本当に伝統と革新を体現されているメンバーの一人なんじゃないかなと思っています。元々、英会話の先生だったんですよ、カテゴリーが。でもそこから、ある方との人生を変えるような出会いから、今の海外進出サポーターに転身をされてるんですね。そこからの璃美さんは本当に輝いているなと、私はすごく感じています。そんな璃美さんをこれからも是非、応援していきたいと思っています。璃美さんありがとうございました。璃美奈緒さんでした。ありがとうございます。 大野:今のこれ、使う使わないは後で編集していただくとしてですね、確信の意味を変えたのは意図的ですか。 安:意図的? 大野:「Belief」の確信のつもりで話したんですけど。 安:なるほど。 大野:やっぱり誤解されてましたかね。 安:ちょっと。でもどっちもあるかなと思っていて。 大野:もしかして気づいていらっしゃらないかもしれないので。 安:そうですね。 大野:黙っておきましょうかね。 安:そうしましょう。ありがとうございます。でもやっぱり核心をついた確信的な革新だと、私は思いましたね。ありがとうございます。最後までお聞きいただき、ありがとうございます。今回のお話はいかがでしたでしょうか。皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせて是非コメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための、大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていければと思っています。それではオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week ! 第273回 BNIで加速している人の共通点はBNI Japan Official Podcastで公開された投稿です。

  • May 27 · 10 min

    第272回 女性のライフステージとBNI活動の両立

    このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。 第272回は「女性のライフステージとBNI活動の両立」と題してお送りいたします。今回は、ナショナルカンファレンスの会場、東京ビッグサイトより、公開収録でお届けいたします。 安:それでは、お二人目のご紹介をしてまいります。お二人目は江口絵美さんです。よろしくお願いいたします。江口絵美さんは、BNI大阪東SAKURAのメンバーでして、ライフステージの変化と向き合いながら、ご自身らしいBNIとの関わり方を築いてこられています。今日は「女性のライフステージとBNI活動の両立」というテーマで、多くの方のヒントになるお話が聞けることを楽しみにしております。それでは、江口さん、よろしくお願いいたします。 大竹:お願いいたします。 江口:よろしくお願いします。 大竹:今回のテーマは、女性のライフステージとBNIの活動の両立ということなんですけれども、江口さん自身はBNIに参加する中で、どんなライフステージの変化があったんでしょうか。 江口:ありがとうございます。BNIに入る前からのお話になるんですが、2年ほど前、東京から家族の都合で急遽地元の四国の徳島県に帰ってきました。その際に、私は妊娠8ヶ月という状況で、田舎にいきなり帰ってきたので、仕事もなくてお金もなくて、今からどうしようという時に、岡田マネージングディレクターにお声掛けいただいて、BNIに誘っていただきました。ただその時は、その理由でお断りしたんです。「私時間もないし、お金もないし、子供も今から生まれるし、とてもBNIなんかできないです」って、お話をしました。でも、岡田マネージングディレクターが、「それは全部やる理由になります」っていうお話をいただいて、そういう考えを全く持っていなかったので、すごく私はびっくりしました。そして入会したSAKURAチャプターは、子育て支援のチャプターで、メンバーさんの多くが子育てや孫育てをされていて、多くのメンバーに私は支えられて、今では2年間BNI活動を続けることができました。なので、子育てで悩まれている方や、介護で悩まれている方って、BNIの中にもきっとたくさんいらっしゃると思うんですけど、そういう人たちにも一歩前に踏み出すきっかけになれるのが、やっぱりBNIなのかなと、自分自身が感じました。 大竹:ありがとうございます。このBNI活動を続けていく中で、家族の協力を得るために、心がけていることは何でしょうか。 江口:ありがとうございます。入会して半年頃、子供が産まれたまだ4ヶ月の頃に、プレジデントをさせていただいたんですけど、その時にさすがにキャパオーバーになってしまって、主人が一回家出してしまうということがありました。ただその時に、答えをいただけたのもBNIで、信頼関係の構築っていうのができてなかったなと思いました。なぜ私が今BNIをやらなければならないのか、そしてBNIをやることによって、家族に対してどんな恩恵が得られるのかっていうのを、きちんと丁寧に、それは主人だけではなくて、子どもたちにもそうです。それをきちんと、お話しするようになることで、ONE TEAMになれたような感覚がありました。おかげで今は、BNIをやっていることに対して、本当に協力を得られるようになりましたし、それが私が所属するSAKURAチャプターがもともと持っている文化や価値観だったので、本当に感謝しています。 大竹:ありがとうございます。素敵なストーリー、ありがとうございます。ご自身の経験をもとに、今様々なライフステージにいる女性のBNIメンバーの方に、何かアドバイスはありますでしょうか。 江口:アドバイスというほどのものではないんですけど、私がいつも困った時に、メンバーさんが声をかけてくれるのは、「できない理由はたくさんあると。でもそれはあくまで逃げの言葉であって、できないことを言ってるうちは何もできないけれども、でもできる方法を考えることがやっぱり非常に大事だ」と、教えていただいてます。例えば、SAKURAチャプターは、土日はなるべくBNI活動を入れないだったり、朝早い時間や夕方の子育ての忙しい時間には、チャプターのミーティングを少なくしようだったり、子育てをしながらでもBNIをできる方法を体現しているチャプターだと思っています。そういう文化があるからこそ、私は活動ができているなと思うので、皆さんいろんなことで悩まれていると思うんですが、きっとできる方法があると思います。 大竹:ありがとうございます。素晴らしいチャプターですね。 ありがとうございます。では、今の話をもとに「女性のライフステージとBNIの活動の両立」というテーマで、大野さんお話をいただけますでしょうか。 大野:質問はどんな形でしたか。 大竹:女性のライフステージとBNI活動の両立をするために、何ができるかというところですね。 大野:もうほとんど答えを話してくださったような気がするんですけど、私も別のメンバーの方で、かつて直接関わっていたチャプターでいらっしゃいました。お子さんが、確か3歳、4歳くらいのお子さんだったと思うんですけど、チャプターの立ち上げの説明会の時だったと思うんですが、「お子さんを連れて行ってもいいでしょうか」っていうお話だったんです。「もちろん大丈夫ですよ」と。「その間に面倒を見る人も用意しておきますね」って言って、メンバーが協力してくれて、その方がビジターとして来てくださって、子守りはしてたんですけど、その方がすごくBNIを気に入ってくださって。でもやっぱり子育てしながら、家事をしながらということの難しさも、すごく感じていらっしゃるようだったんですね。特にお子さんを、保育園だか幼稚園に送っていくっていう時間帯と、チャプターの時間帯がもろにかぶっていたので、先ほどのSAKURAチャプターは今は何時からですか。 江口:今10時半から。 大野:そのチャプターは7時からだったんですね。なので9時ぐらいまでは時間を割かないといけない。なので「どうしたらそれを乗り越えられるだろうか」というところで、そのチャプターのメンバーはみんなで、ああだこうだと言って、どうしたら問題を解決してあげられるかということで、結構議論を交わしたんですよ。なかなか答えが出てこなかったんですね。それで1週間経ってしまって、その方はその1週間の間にご自身で答えを見つけてこられて。地域で自治体が全国的にやってると思うんですけど、ファミリーサポートサービスだったかな。その自治体の市役所や区役所を通じて、子育て家庭をお手伝いしたいご年配の方々とかと、そういった家庭を繋げてくださるサービスがあるんですよね。そういうとこで、数百円とか千円もしないぐらいの金額で、お子さんを保育園に連れてってくださったりとか、手伝ってくれるサービスがあることをご自身で探されて、それを手配されて、もうその次の週から、何でもなかったような顔をしてメンバーとして参加してくださったんです。それまで私は、そういったサービスが自治体で提供されているということを知らなかったんですけど、全国である仕組みだと聞いているので、そういったことをメンバーの皆さんが知っておくっていうことも、すごく大切なのかなと思いますし。先ほどのチャプターのように、一緒に考えて差し上げるっていう姿勢も大切なんじゃないかな。そこに関係性を築いていくっていう、信頼関係を構築するというところに繋がっていくと思うので、その辺は今のお話から私たちみんなが、リマインドをしてもらった部分じゃないかなという風に感じました。 大竹:大野さん、ありがとうございます。では、この時間を通しての感想をお願いします。 江口:ありがとうございます。先ほどのお話を聞いて、仲間と一緒に解決していける部分もあれば、どうしてもみんなで解決できない部分は、その道のプロフェッショナルに頼るという道も一つあるんだと。さすがBNIだなというような感じを受けました。子育て以外にも介護の問題であったり、様々な理由でBNI活動やビジネスが難しくなっている方はきっといらっしゃると思うんですけど、先ほどのお話を聞いて、必ず道は開ける。そしてその道を開くのは志なんだなっていうのを、改めて感じることができました。ありがとうございました。 安:江口さん、ありがとうございます。同じ女性としても、私も非常に力をもらえるお話でした。ライフステージが変わっても諦めることなく、BNI活動をどうやったら続けられるかという前向きな姿勢こそが、江口さんの強みでもあるのかなと、私自身は感じました。江口さん、ありがとうございました。 江口:ありがとうございました。 安:江口絵美さんでした。ありがとうございました。 安:最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがでしたでしょうか。皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための、大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていければと思っています。それでは、オフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week ! 第272回 女性のライフステージとBNI活動の両立はBNI Japan Official Podcastで公開された投稿です。

  • May 20 · 6 min

    第271回 なぜ今リファーラルマーケティングなのか

    このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。 第271回は「なぜ今リファーラルマーケティングなのか」と題してお送りいたします。今回はナショナルカンファレンスの会場、東京ビッグサイトより公開収録でお届けいたします。 安:それでは、お1人目からご紹介していきましょう。お1人目は堀内千尋さんです。私から簡単にティーアップをさせていただきますね。堀内千尋さんはBNI多摩東J-ONEのメンバーで、数秘術を強みにされながら長年活動されているベテランのメンバーさんです。現在は同じ多摩東でディレクターコンサルタントとしてもご活躍いただいてます。いつもありがとうございます。 堀内:こちらこそありがとうございます。 安:そして今日はなんと20周年のチャプターを代表してのご質問となります。どんな視点をいただけるのか非常に楽しみですね。それでは堀内さんよろしくお願いします。 堀内:よろしくお願いいたします。 安:では、堀内さんからいただいた質問は、改めて「なぜ今リファーラルマーケティングなのか」という質問をいただいております。この質問の背景をお聞きしたいなと思うんですけれども、なぜこのテーマを取り上げたいというふうに思われたんでしょうか。 堀内:はい、ありがとうございます。今、私が多摩東リージョンということでお話がありましたけれども、多摩東リージョンでは10年20年と継続しているメンバーが本当にたくさん増えてきているんです。そこで続ける価値というのを実感しているメンバーがすごく多くいるんじゃないかなと思っているんです。私自身も8年間BNIを続けてきている中で、メンバーに私自身のことを知っていただいて、本当にJ-ONEの皆さんにお世話になり、信頼関係を築きながら自分自身がやりたいことをできる環境というのを少しずつ築いてきているんじゃないかなと思っているんです。それだからこそメンバーの皆さんに何かできないかなということで、ご質問を考えさせていただきました。 安:ありがとうございます。堀内さん自身はこのリファーラルマーケティングで、どのようにビジネスのやり方が変わったんでしょうか。 堀内:私は本当に数秘術って占いのカテゴリーなので、正直どのようにBNIで活用していけるのか不安はあったんですけれども、メンバーの皆さんと1to1させていただくことで本当に仕事の幅が広がりまして、今BtoCからBtoBの方にも入れたっていうところがあって本当に感謝しております。 安:ありがとうございます。堀内さんの質問の中で、BNIが社会に対してできることの価値ってもっと大きくあるんじゃないかという話がありましたけれども、その辺についてお聞かせいただいてもいいでしょうか。 堀内:ありがとうございます。私自分の夢になるんですけれど、将来いろんなところに行きたいなっていうのがあって、その時に日本全国にBNIがあるからこそ、様々なメンバーさんと繋がってそこの地域でできることがあるんじゃないかなっていう風に、これは本当にJ-ONEの皆さんのおかげでそういう考えが持てるようになったんですけれども。その時に地域の方々とどうやって繋がって社会貢献に繋がっていくのか、これがBNI続ける理由にも繋がるんじゃないかなと思いまして今回の質問を考えさせていただきました。 大竹:ありがとうございます。今のを踏まえて、大野さんにお話を聞きたいという風に思います。大野さんでは、なぜ改めて今リファーラルマーケティングなのかということについてお話をお願いいたします。 堀内:お願いします。 大野:ありがとうございます。先ほどオンデーズの田中さんもちょっと触れてくださってたと思うんですけども、今すごくAIがものすごいスピードで進化してですね、それはそれでものすごく便利になっていてものすごく効率も上がってきているというのは事実としてあると思うんです。一方で何て言うんでしょう、自動化がどんどん進んでいくので効率が良くなる一方で、信頼性というか相手が人間じゃない人じゃないというのがだんだん分かりにくくなってくる部分ももちろんあるんですけど。それが例えば電話の先の人が人だかAIだか分からないという状況になってきています。でもそれだからこそ信頼している、よく知っている、信頼関係のできている人からの紹介というのは安心、より相対的により安心できるような、そういった価値を膨らますような効果があると思うんですよね。そういう意味では今だからこそ、更にこれからAIがどんどん進んでいく中で、今まで以上にリファーラルマーケティングだとかいうものの人のリアルのつながりをベースにした、信頼関係をベースにした紹介というのが非常に大切になってくるなというふうに思っています。 大竹:大野さんありがとうございます。 堀内:ありがとうございます。 大竹:では今日登壇して最後に感想をいただいてもよろしいでしょうか。 堀内:そうですね、本当にJ-ONEチャプター特になんですけど、もう10年以上続けているメンバーが多いので、そのメンバーさんたちは続ける価値を十分に感じておられると思うんですけれども。改めて会う人とちゃんと接していくということで、歴がまだまだこれから続けていくであろうメンバーさんたちにも伝えていきたいと思いました。 安:ありがとうございます。堀内さんありがとうございます。 堀内:ありがとうございました。 安:AIが台頭してきたこの時代だからこそ、やっぱり人と人との繋がりというのはとても大事だなと思いましたし、これはきっとこの後年数を重ねてもきっと変わらないんだろうなということを改めて感じました。私たちもリファラルマーケティングを是非ここからまた推し進めていきましょう。堀内さんありがとうございました。 堀内:素敵な機会でした。ありがとうございました。 安:堀内千尋さんでした。最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがでしたでしょうか。皆さんからのご意見やコメント本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていければと思っています。それではオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week. 第271回 なぜ今リファーラルマーケティングなのかはBNI Japan Official Podcastで公開された投稿です。

  • April 29 · 8 min

    第270回 カルチャーを理解する

    このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。 第270回は「カルチャーを理解する」と題してお送りいたします。 安:それでは大野さん、大竹さん、本日もよろしくお願いします。 大野:よろしくお願いします。 大竹:お願いします。 安:大野さん、今回は「カルチャーを理解する」というテーマなんですけれども、こちらについてお話をしていただけますでしょうか。 大野:はい、今回から何回かにわたってシリーズでお届けしたいと思っているんですけど、メンバーサクセスプログラム、MSPありますよね。一番最初の、日本でスタートした2006年から使っていたこのMSPプログラムがあるんですけども、この中にセクションABCというのがあるんですけど、セクションCというのはメンバーオリエンテーショントレーニングというものでした。古い昔のテキストから、第1章から順になぞっていくというそんな流れで、今後のシリーズでお届けしたいと思っています。では早速ですけれども、第1章が「BNIの文化を理解する」というものだったので、今回の「カルチャーを理解する」というタイトルにさせていただいているんですけれども、一番最初の書き出しが「BNIは一攫千金のスキームではありません」。これは私もよくトレーナーを勤めてたことがありましたので、お気に入りのフレーズでよく使っていたというか、よく伝えていたなと思っているんですけど、やっぱり関係構築あっての仕組みですよね、BNIって。なので時間がかかるということもあって、一朝一夕には成し得ないということで、「一攫千金のスキームではありませんよ」ということを最初に断り書きとして書かれていると思うんですね。 大竹:すごく印象的なフレーズだなといったところを覚えています。その次が「あなたが他のメンバーのビジネスに協力すれば、逆に彼らもあなたのビジネスに協力するという、持ちつもたれつの関係を前提にしているからです」ということですね。関係構築には時間がかかると、持ちつもたれつの関係になるのも時間がかかるということなのかなというふうに思います。BNIの核となるこの理念はギバーズゲイン、与えるものは与えられると呼ばれています。ギバーズ、与えるものとゲイン、与えられるという2つの単語の順番が示す通り、たくさんのリファーラルを望むのであれば、まず自らが他のメンバーにできるだけたくさんのリファーラルを与えなければなりません、という説明がされています。 大野:ゲインのところが結構どうやって日本語に訳すかって、結構悩んだんですよね。ゲインというのは本来だったら動詞で「与えられる」というよりかは、「獲得する」とか「得る」というのが直訳なはずなんですけど、あえてここは受け身の「与えられる」というふうに最終的にしたんですね。そしてあとBNIの文化の中で、もう一つ大切な役割を果たしているのが規定とか、そしてルールといったものがあると思うんですよね。規定の中で代表的なものは一般規定と管理規定、そして倫理規定がありますよね。倫理規定は確かチャプターミーティングの中で毎回出てくると思うので、なじみがある方も少なくないと思うんですけど、このいろんなBNIの規定とかガイドライン、指針というのを作ったのは誰かと聞かれると、多くの人は「マイズナー博士?」みたいなふうに思う人が多いと思うんですけども、実はここは。 大竹:メンバーなんですよね。トレーニングやってた時によく質問でクイズで出すんですけど、メンバーって答える人ほとんどいなくて、だいたいマイズナー博士かディレクターと答えられる人が多かったですね。そんなことを記憶しています。 大野:今実際にメンバーという言葉の意味は、世界中のいろんな国のメンバーによって構成されている国際顧問理事会、International Board of Advisory、IBOAというのがありまして、日本からもお二人このIBOAに参加してくださっています。新しい規定を作ったりとか、あるいは変更があるときにその承認をIBOAで取る必要があるということで、メンバーのための規定がメンバーによって作られて、何か変更があるときはメンバーによって承認されるという仕組みになっているんですよね。いろんな規定がやっぱりあるんですけども、その一つ一つすべてがメンバーにとって価値をもたらす、あるいはメンバーシップの価値を高めるというところに目的を置いて作られていると言ってもいいと思います。言い換えると、いろんなBNIの規定に沿って行動すれば、BNIのメンバーがより高い成果を上げることができるということになりますね。他の組織とか団体と比べると結構ルールが多いので厳しいよね、という声も聞くことはあるんですけども、それはすべてメンバーシップの価値を高めるためというふうにご理解いただければと思います。 大竹:規定の意味を考えるときに、それがなかったらどうなるんだろうかと、なかったら何が起こるんだろうかということを考えてみるとよくわかるんじゃないかなというふうに思います。例えば出席の規定ってありますけど、3回までで4回以上休むと除名の対象になりますよという話がありますけど、もしこれがなくて何回でも休んでいいよと、来れるとき来れたらいいよみたいな感じだったらどうだろうかと。リファーラルは増えるんだろうか、減るんだろうかということを考えてみると、やっぱりこの規定の意味とか価値が分かってくるのかなというふうに思います。 安:大野さん、大竹さん、改めてBNIの本当にベーシックな部分に立ち返るお話ありがとうございました。私自身もメンバーとして10年以上続けてきて、やっぱりこのルールがあったからこそ自分自身のビジネススキルも上げる、あるいは周りとの関係性も深く築くことができたなという振り返りをしながらお話を伺っておりました。ではそろそろ終わりの時間が近づいてまいりましたが、大野さんからメンバーの皆さんへメッセージはありますか。 大野:はい、今日のカルチャーとか文化というテーマなんですけど、これはBNIに限らずどんなコミュニティでも組織でも大切な部分だと思います。今回はBNIのカルチャーということなんですけど、そこをしっかりと理解することで、いわゆるコンテクストから生まれる結果を皆さん最大化することによって、ご自身のメンバーシップの価値を120%活かすことを意識していただけたらいいかなと思います。 安:ありがとうございます。大野さん、大竹さん、改めてありがとうございました。 大野:ありがとうございました。 大竹:ありがとうございました。 安:最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがでしたでしょうか。皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていければと思っています。それでは次回も、オフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week. 第270回 カルチャーを理解するはBNI Japan Official Podcastで公開された投稿です。

  • April 22 · 17 min

    第269回 私のヒーロー

    このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。 第269回は「私のヒーロー」と題してお送りいたします。 大竹:大野さん、ローレンスさんの第一印象って覚えてます? 大野:あんまりパッとしない感じなんですよね。でもわりと笑顔は僕は好きというか、見た目ちょっとぽっちゃりした感じなんで、ちょっとクマさんみたいな感じ。イギリスのそういう小規模事業者の社長さんという感じなのかなという印象でしたね、最初は。イギリスももともと階級社会と言われるじゃないですか。労働者階級って言っちゃうと言い過ぎなんですけど、事業を始められてバイク便みたいなやつなんですよね。ニュースバイクというブランドで特にBBCとかがいいお客さんだったらしいんですけど、ちょっとかっこいい、そういうイメージもあったんですけど、見た目はそんなに世辞にもかっこいい感じはないし、イギリス人のおじさんみたいな感じですね。 安:どうしてその印象だった方が大野さんにこれだけの大きな影響を与えると言うとあれだけども、もたらしたのかなというのがすごく気になります。 大野:出会ったきっかけはビジネスアドバイザー。自分たちの会社に月一で来てくれてた。国から半分補助が出るんでね。それで毎月1回、来てもらってたんですけど。その人も実はいつも感謝を伝えてる人なんですけど、その人が「こういうのがあるから行ってみよう」って言って、僕のビジネスパートナーとその人と3人で行ったのが最初の接点なんですね、BNIの。 安:その時に出会った。 大野:そうですね。行った時に担当ディレクターで立ち上げをしてたので、それから付き合いが始まるわけですけど。 大竹:じゃあローレンスさんと会ったのは説明会の場ですか?立ち上げの。 大野:そうです。ローンチの説明会ですね。多分初回だったんですよね。全然わからなかった。 安:何がわからなかったんですか? 大野:何の会これ、みたいな。 安:連れてこられて、「何これ」みたいな。 大野:そうなんですよ。 大竹:辛いカレーしか覚えてなかったってやつですか? 大野:カレーじゃなくてサモサ。 大竹:サモサだ。そうだ、そうだ。じゃあローレンスさんのお話がすごく良かったから入ったってわけじゃないですね。 大野:一回断ったんですよ。2回目また電話かかってきて、「まだ来ませんか?」って。朝から辛いの食べられませんって言ったんだけど、「今度場所違うから」って言って。ゴルフ場とか言って、ゴルフ場のクラブハウスとかってちょっとオシャレな感じがしたんで、ちょっとミーハー心出して行ってみたというのはある。 大竹:なるほど。2回目行ってみて印象は変わったんですか? 大野:2回目行ってみて。1回目っていろんな人が来てたし、街のそういうお偉いさんだとか何人か来てて、やっぱり挨拶とかしてたんだと思うんですけど、よくわかんないなって。ローレンスさんもMLMやってたんですよね。NIKKENという日本の会社らしいですから。NIKKENのMLMの、例えば靴のインソールとか、あとマットレスとか扱ってる会社だったんですよ。今もあると思うんですけど、そのマットレスの見本みたいなの持ってきて説明してたりするんで、「何の会だろう」と思って。2回目行ったらそういうのではなくて、しっかりローレンスさんのBNIについての話を聞けたので、「面白いかも」って思ってオフィスに戻って検索してみてBNIについてウェブサイトを見てたら、「これなんか聞いたことなかったけど面白そうだからやってみたい」と思ったんですよ。ビジネスパートナーに聞いたら「いやそんなん時間の無駄だ」みたいな。「あんなの時間の無駄だ」みたいな話だったんですけど、「ちょっと俺やってみるわ」と言って通い始めた。 大竹:ビジネスパートナーは知ってたんですね、BNIの存在自体を。 大野:そうですね。知ってましたね。前これお話どっかでしたこともあるんですけど、でも半年ぐらい本当に何も結果出なかったんで、「何やってんのお前」みたいな。「なんで人様の会社のために時間使って自分たちの会社の時間無駄にしてるんだ」みたいな話になって、何も返せなかったんですけど。でもだんだんやっぱり半年過ぎたくらいからリファーラルをもらえる件数も、最初から与えることは頑張ってたんですけどもらえるようになってきて。そうするともう何も言わなくなりましたけどね。最初半年くらいはもうしょっちゅう言われてたね。確かに結果が出てないから何言っても言い訳っぽくなっちゃうし。 大竹:結果が出ない時期に継続できたのは何が支えだったんですか? 大野:まだ自分で使いこなせてる感もなかったし、しっかりとやれてる感もなかったので、仕組みのせいだとは思わなかったんですよ。むしろ自分が外国人であることとか、英語が拙い英語だった。そんなプレゼン聞いてもよく分からなかったかもしれないし。でも自分にとってはもともと「ビジネスになりそうだ」ということで入ったのではなくて、「人前で話せるようになるとか、あとそうやってイギリスの人たちのビジネスパーソンあるいは経営者の人たちの中に混じって対等にやっていけるようになるんじゃないか」というイメージができたので、そっちの方が魅力感じて入ったんですよね。実際リファーラル出始めて「これすごいな」と思ったのは本当に半年経ってリファーラルもらい始めたので、1年ぐらい経ってから本当にすごい仕組みだなと。それで更新もしたし。 安:その時のローレンスさんとの関わりはもう少し聞いてみたいなと思ったんですけど、ディレクターだったんですよね。 大野:いつも恥ずかしくて「言わないでくれ」って言われてるんだけど、初めてのチャプターだったんで容量悪かったんですよね、きっと。結局1年くらいかかったし。僕は2回目行ったじゃないですか。その時にメンバー登録した人たちで最後までローンチまで残ってたのって3人ぐらいしかいないです。僕入れて3人。あとはその後からまた入ってきてくれたんですけど、説明会の1回目2回目ぐらいからいたのは僕とあと2人ぐらいしかなくて。今でもやっぱりそういうお付き合いがあるし。 安:「こういう言葉をかけてもらえた」とかどうなんでしょう。当時からディレクターの方ってメンバーとの接点をどれだけ作ってたのかも含めつつですけど、大野さんがローレンスさんに何を伝えていきたいのかなというところはぜひお聞きしたいなと思っていて。多分印象に残っているというかお世話になった方だからこそ感謝を伝えたいとかその時のことを伝えたいというのが、あるのかなと思っていて。 大野:新しいチャプターの立ち上げの時の担当のディレクターということで、そういう機会をいただけたということももちろん感謝なんですけど、一番大きかったのはやっぱり一度BNIを日本に紹介するという話がなくなった時があったんですよね。前も話したかもしれないんですけど、マイズナーさんから携帯電話に電話がかかってきて、「日本の件なんだけど他の人に任せることになったからごめんね」という話で。「そうなんですか」。「実は長年一緒に仕事をやってきた気心の知れた人がいるんで彼に任せることにしたから」。あとで知ったんですけどもアメリカのBNIのエグゼクティブディレクターの一人で、「彼に任せることにした」という話だったんですけど。なのでそれは仕方がないなと。もちろん一度ロンドンでお会いはしてるんですけど15分くらいで、舞台の楽屋でお会いしただけでそんな信頼関係と言えるほどの関係はなかったですし。でもその方とは何年にもわたってBNIで仕事をされてきていたので、それは仕方ないなと思ってBNIはもう諦めようと。諦めようというのは、日本に紹介する役割を自分が担うというのはできそうになかったので。でもやっぱりBNIのようなものを日本に伝えるということが日本中の経営者だったり起業家の皆さんにとってはすごく価値が高いことだとその時も感じていたので、実はBNIじゃないBNIの競合組織みたいなやっぱりロンドンにもあったんですよ。割と知られていたというかBNIほどではなかったんですけど、例えばロンドン商工会議所と提携していたりとかという他の団体があって、それを日本に紹介する方に切り替えてみようかなとか、そういう手もあるなみたいなことも考えましたし。でも8月の私の誕生日の日にマイズナーさんからさっきの電話がかかってきて、「悪い知らせ」みたいな話だったんですけど、それが結果として戻ってくるんですけど話が。そこに関わってくれたのがローレンスさんなわけです。なぜそういう流れになったかというのは、BNIを日本に紹介するということでやっぱりナショナルディレクターの話を聞いといた方がいいなということで、イギリスとアイルランドのナショナルディレクターを務められていたご夫妻、マーティン・ローソンさんとジェリー・ローソンさんに会いにいったわけですよ、ナショナルオフィスに。そこをローレンスさんが目撃していたらしく。1メンバーがナショナルオフィスに行くってことはほとんどないんですよね。用事がないはずなんです、普通は。対面でMSPを受けに行くというそういうトレーニングルームみたいなのがあったので、その時は行きましたけど。他にはあんまり行く用事がないので、「なんで行ってたの?」みたいなの聞かれて、「いや実はね…」って。「今度もしかしたら日本にBNIを紹介することになるかもしれないんだ」って話をしてたら、その後にマイズナーさんからのお断りの電話をいただいちゃったんだという話を報告したんですよね。そしたら「ちょっとそれ何とかしよう」って言ってくれて。最初は2人で1 to 1で話をして。彼はまだ新米ディレクターだったので、例えばイギリスのナショナルディレクターのご夫妻ともそんなに関係性が強かったわけではないんですけど、ローレンスさんが彼の上のエリアディレクターの人を紹介してくれて、その人がローソンご夫妻をナショナルディレクターたちをつないでくれたんですよね。もちろん僕も面識があって、それでナショナルオフィスに1回お話を伺いに行っているので直接私から頼むこともできたんですけど、「まあそれは無理だろうな」と。要するにマイズナーさんが一度決めたことをひっくり返すなんていうことは、いくらイギリスのナショナルディレクターとはいえ難しいだろうと。でもそんなことをお願いするのもちょっと気が引けちゃうと。恐縮してしまってたんで、私一人の判断ではきっとそんなことはしなかったと思うんですけど。ローレンスさんが「いやこれはもう何とかしよう」と言って繋いでくれて、また今度ローソンご夫妻と話をする機会をもらって、そこでマイズナーさんと話をしてくれることになって結果また話が戻ってきてやらせてもらうことになったんですよね。彼らがすごく関係性が良かったというか、すごく信頼関係があったというのももちろん大きいんですけど。これ余談になっちゃいますけど、日本をやる予定だったエグゼクティブディレクターのリージョンにハリケーンが大打撃を与えて、ハリケーン・カトリーナですね。もう本当に日本どころじゃなくなってしまったということだったんです。それもあってイギリスのナショナルディレクターの2人からの進言をマイズナーさんが聞いてくださって話が戻ってきたということなんですよね。 安:本当にその時に最初ローレンスさんが何とかしようと言ってくださったことが今につながってるというすごい最大の転機というかターニングポイントですよね。 大野:もともとさっきのエディ・オリバーさんが直接の知り合い、一次のつながりだとすると、ローレンスさんは二次的なつながりとも言えるんですよね。その次がエリアディレクターのマーティン・レヴィソンさん。その次がナショナルディレクターのお二人。その次がマイズナーさんだから、そうすると五次のつながりまでいってるんですかね。もう一人もしかしたら誰かいたかな。誰か抜けちゃってるかもしれないですけど。よく「六次の隔たり」という言葉は社会学者のスタンレー・ミルグラムさんの研究が有名ですけど、本当にそういった5人の人を介してBNIをやる役割をいただいたというのが裏話というか。今本当に20年間BNIを日本で皆さんと一緒にやってきて、すごく社会的意義が大きい事業でもあると思うので、本当に恵まれていると思いますし、自分でも。そういう機会をもらえたということでローレンスさんにもすごく感謝を本当に何度も何度も伝えたいというぐらいですね。仲良くしてもらってますし、時々海外の出張というかカンファレンスとかでもお会いすると、「久しぶり」なんて言って一緒にご飯食べたりしますけど。 安:大野さんにとっての恩人の一人でいらっしゃるということで、そこから私たちがやっぱりBNIを活用するきっかけをもらえているので、本当に私たちもローレンスさんにお礼をお伝えしたいなって思いますね。 大竹:そうですね。ちなみにローレンスさんはなぜそこまで大野さんに親身になって協力してくれたんですかね? 大野:どうなんでしょうね。聞いたことないんですけど。彼に直接それは聞いてみたい。それは今度ナショナルカンファレンスで来日してくれることになったので、私が時間をもらっているセッションの中でご紹介もしたいしその質問もしてみたいですね。 大竹:ぜひぜひ。 安:楽しみです。ではそろそろ終わりの時間が近づいてまいりましたが、大野さんからメンバーの皆さんへのメッセージはありますでしょうか? 大野:そうですね。私のケースってある意味特殊なのかもしれないんですけど、特殊と言っちゃうとあれですけども。でも本当に5人の人って結構多い人数だと思うんですけど、5人の人を介して私の人生が変えられたという話だと思うんですね。たくさんの人の仕事とかビジネスとか人生に影響を与えることができてるんじゃないかなと日々感じられるそういった機会をもらったという、そういうことがあるので、皆さんもご自身の人脈というか人とのつながりというのがどういうものに化けるかというか、どういうことをもたらすのか、どんな価値をもたらすのかというのはなかなか計算できないことだと思うんですよ。私も別に日本でBNIやるためにエディ・オリバーさんに会ったわけじゃないし、もともとエディ・オリバーさんを紹介してくれたのは僕のビジネスパートナーです。彼も入れると6人ですよね。まさに「6次の隔たり」なのかなと思うんですけど。なのでそういった一次のつながりだけじゃなくて、直接のつながっている人たちだけじゃなくて、その先にどんな人たちがいるのかなということも、いろいろと機会を探っていくということも意識されるといいんじゃないかなという風に思います。 安:ありがとうございます。 大野:ありがとうございます。 安:大野さん、素敵なお話をありがとうございました。そして大竹さんもありがとうございました。最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがでしたでしょうか?皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていければと思っています。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week. 第269回 私のヒーローはBNI Japan Official Podcastで公開された投稿です。

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