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July 23 · 20 min
285_OSUZU MALT Chestnut Barrel(栗樽)
「OSUZU MALT」シリーズは、同一原酒を異なる樽材で熟成させることにより、消費者に木材の寄与を論理的に体験させるポートフォリオを展開している。 「Chestnut Barrel(栗樽)」は、伝統的なアメリカンオークや他の和材(桜・杉)と比較して、極めて特異な香味プロファイルを有する。 宮崎県産の栗材とアメリカンホワイトオークを組み合わせた「ハイブリッド樽」を採用している。特筆すべきは、有明産業へのオーダーによる「インテンシブ・チャー(強力な焼き入れ)」の効果である。 栗材は本来、オークに比べてバニリン含有量が控えめだが、強くチャーを施すことで、栗材特有のタンニンが甘い香ばしさへと変貌し、日本人が想起する「焼き栗(甘栗)」のニュアンスを劇的に引き出すことに成功している。