
“砂漠の中のオアシス”に迫る水不足 地域一丸で挑む“節水対策” アメリカ・ラスベガス
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「“砂漠の中のオアシス”に迫る水不足 地域一丸で挑む“節水対策” アメリカ・ラスベガス」 「Live News α」では今週、未来に向けたSDGsについてお伝えします。最終日の30日は、アメリカ西部で深刻化する水不足への対応です。地域一丸となった節水対策が進んでいます。アメリカ・ネバダ州にある世界有数の観光都市・ラスベガス。今、街の未来を揺るがしかねない危機に直面しています。コロラド州立大学 ブラッド・ユーダル上級研究員:今、私たちが回避しようとしているのは「デッドプール」。貯水池の水位が下がり過ぎて水を放水できなくなる状態。ラスベガスを支える水源で水不足が深刻化。砂漠に浮かぶ眠らない街で、自治体や住民などが資源を守る取り組みを進めています。カリフォルニア州、ネバダ州などアメリカ西部の7つの州に流域が広がるコロラド川。飲み水や農業用水などに使われ、約4000万人の暮らしを支える重要な水源は、近年の干ばつや気温の上昇などで水量を大きく減らしています。下流にあるアメリカ最大の貯水池ミード湖では、貯水量が満水時の約4分の1まで減少。川のせき止めの役割を担うフーバーダムでも、1983年にほぼ満水だった水位は年を追うごとに徐々に少なくなっていることが分かります。現在は約60メートル低下し、10月に過去最低を更新しました。将来的に水が放水できない最悪の事態も懸念される中、砂漠に築かれた都市ラスベガスでは、水を守るための取り組みが地域全体で進められています。ラスベガス住民:スプリンクラーの使用が厳しく制限されている。日曜日は年間を通して散水できない。ラスベガスでは屋内の水の約99%が再利用される一方、屋外で使った水は蒸発するなどして回収できません。そのため、スプリンクラーの利用などを厳しく制限しているほか、芝生を撤去すると自治体から補助金が支給されます。ラスベガス住民:この地域には豊富な水源がない。ほとんどの人がそれほど無駄遣いしていないと思う。一方、住宅街を走る車の車体には「ウォーターパトロール」の文字。水道局の職員が24時間体制で巡回を行う“水警察”です。