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chapter 1 of 12 · オープニングトーク
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おちつきAIラジオ · August 13 · 1 hr 33 min

シンギュラリティはいつ来る?3つの定義で答えが割れる(ep.95)

「シンギュラリティが来た」という言葉を、最近よく見かけます。でも、それを言っている人たちは、同じものを指しているのでしょうか。しぶちょーいわく、シンギュラリティには代表的な定義が3つあって、どれを指すかで「来た」も「まだ」も両方成立してしまう。I.J.グッドが1965年に唱えた知能爆発型、予測不能型、そして人間とAIが融合するというレイ・カーツワイルの2045年予測。定義がバラバラのまま言葉だけが走っているので、来たとも言えるし来ていないとも言える、という妙な状態になっています。だから、その言葉を使う人には「どちらのシンギュラリティについて語っておられますか」と聞き返していい。 後半は、予測そのものの当てにならなさへ。1957年に「10年以内にコンピューターがチェスの世界チャンピオンになる」と言われて、実際になったのは1997年でした。さらにフレーミング効果の話が強烈で、AI研究者に「あらゆる作業でAIが人間を上回るのはいつか」と聞くと2047年、「全ての職種で完全に代替されるのはいつか」と聞くと2116年。ほぼ同じことを聞いているのに、聞き方だけで100年ずれます。イーロン・マスクの「シンギュラリティの中にいる」という表現、言うことが二転三転するサム・アルトマン、そして「ドラえもんはシンギュラリティなのか」という論争まで。AIに仕事を奪われることを「ギュられる」と呼ぶ新語も生まれました。結論は、来ても去っても、中にいる本人には分からない、です。 【目次】 00:00:00 オープニングトーク 00:06:24 シンギュラリティの定義は3種類ある 00:18:20 AIの予想は当たらない、10年以内が実際は40年後 00:25:12 フレーミング効果、聞き方で答えが100年変わる 00:30:25 「シンギュラリティ来た」と言う人への聞き返し 00:35:29 ビール瓶のギザギザに興奮する虫の話 00:40:38 イーロン・マスクとサム・アルトマン 00:46:11 ドラえもんはシンギュラリティか論争 00:51:33 涙と感動、人はどこで泣くのか 01:01:40 サム・アルトマンのAGI発言を追う 01:12:22 言葉に引っ張られない方がいい 01:21:12 まとめと、AIに仕事を奪われる「ギュられる」 01:31:59 アフタートーク 【今回の放送回に関連するリンク】 I.J.グッド「Speculations Concerning the First Ultraintelligent Machine」(1965) ※知能爆発型の原典 https://scienceplusplus.org/metascience/assets/Good1965.pdf バーナー・ヴィンジ「The Coming Technological Singularity」(1993) ※予測不能型の原典 https://edoras.sdsu.edu/~vinge/misc/singularity.html レイ・カーツワイル 公式Q&A『The Singularity Is Near』 ※到達型・2045年の出典 https://www.writingsbyraykurzweil.com/a-singularity-q-a ITmedia NEWS「AI『ギュ』時代 プログラミングも文系就活も“ギュられる”って本当?」 https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2604/27/news066.html マクロミル「『ギュられる』ってなに?流行り言葉、解説します。」 https://www.macromill.com/service/words/gyurareru/ 【今回の要チェックキーワード】 シンギュラリティ(Singularity):AIなどの技術進化が加速し、人間の予測や制御が及ばなくなる転換点となる出来事や瞬間。 知能爆発(Intelligence Explosion):AIが自分より賢いAIを次々と作り出し、知能が雪だるま式かつ制御不能に向上する現象。 サンドボックス(Sandbox):プログラムやAIを安全にテストするため、外部のネットワークやシステムから隔離された実験環境。 ゼロデイ(Zero-Day):開発元や世間にまだ知られておらず、対策や修正が行われていないソフトウェアの脆弱性(抜け穴)。 プレ・シンギュラリティ(Pre-Singularity):本格的な特異点が訪れる前に、超高速スパコンなどによって社会構造が劇的に変化する前段階。 ギュられる(Gyurareru):「シンギュラリティ」を語源とし、AIによって自分の仕事や市場価値が奪われることを指す日本の造語・スラング。 —---------------------------- 【番組の概要】 日々のAIトピックを、現役のAIエンジニアがやさしく解説する対談番組。AIニュースに驚き疲れたあなたに、おちつきを提供します。AIニュースの、驚くポイント、驚かなくても良いポイントがわかります。 ★ご感想やコメントは、番組公式ハッシュタグをつけてX(旧Twitter)でポストしていただけるとありがたいです。 【番組公式Webサイト】※お便りはこちら https://ochitsuki-ai.com/ 【公式ツール】 ・おちつきAI RAG https://ochitsuki-airag.com/ 【番組公式ハッシュタグ】 #おちつきAI 【番組公式X】 https://x.com/ochitsuki_AI 【コミュニティの案内】実践型の有料コミュニティで、みんなでAIを触っておちつこう!https://rooom.listen.style/p/ochitsuki-ai?tab=membership⁠ 【パーソナリティ(MC)】 ▼しぶちょー ・AIエンジニア ・技術士(機械部門) 「大手機械メーカーでAI開発の最前線を担う現役エンジニア。AI(ディープラーニング)の実装スキルを証明する「E資格」を保有。機械(ハードウェア)への高度な知見も有し、双方の専門性を掛け合わせ『AIの社会実装』に貢献する。情報発信活動にも精力的に取り組み、ブログ・音声配信(Podcast/Voicy)・SNSなどで幅広く活躍。単なる技術解説でなく、行動変容を伴う情報発信を信条とする。その姿勢が評価され、2025年UJA科学広報賞 審査員特別賞を受賞。著書に『集まれ設計1年生 はじめての締結設計』(日刊工業新聞社)。岐阜県テクノプラザものづくり支援センター広報大使、生成AI EXPO in 東海 共同代表も務める。」 https://x.com/sibucho_labo https://voicy.jp/channel/3963 ▼かねりん(金田勇太) ・KANERIN Podcast Studios 代表 ・一般社団法人 地方WEB3連携協会 理事 「刑事司法実務の最前線で多数の犯罪捜査を指揮。2017年から暗号資産業界へ参入。数々のグローバルプロジェクトに参画しコンサルティング、情報分析・アドバイザリー業務を提供。コンサートライブ配信業、音声配信業、テックメディア創業等を経て、ポッドキャストレーベル兼プロダクション「KANERIN Podcast Studios」を創業。多様なパートナーと共に、未来へつなぐ声の原典を共創している。」 https://x.com/kanerinx https://voicy.jp/channel/2534 【プロデューサー】 かねりん https://x.com/kanerinx 【総合演出 / サウンドディレクター】 Aviv Haruta https://x.com/oji_pal 【カバーアートデザイン】 UTA https://x.com/uta_dib 【制作/著作】 KANERIN Podcast Studios -------------------------------------------------- 【各種ポッドキャストスタンドへのリンク】 Spotify https://open.spotify.com/show/6iGk39bSta5KZ1QD7jvK2o Apple Podcast https://podcasts.apple.com/us/podcast/id1841316430 Amazon Music https://music.amazon.co.jp/podcasts/aba8e9a4-aefb-404a-b366-4b7a11b3f7cb/ YouTube https://www.youtube.com/playlist?list=PLNQiF7XIko7QOIlyFMiI_aDdk1eJzNiCD LISTEN https://listen.style/p/ochitsuki-ai LISTENで開く

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「シンギュラリティが来た」という言葉を、最近よく見かけます。でも、それを言っている人たちは、同じものを指しているのでしょうか。しぶちょーいわく、シンギュラリティには代表的な定義が3つあって、どれを指すかで「来た」も「まだ」も両方成立してしまう。I.J.グッドが1965年に唱えた知能爆発型、予測不能型、そして人間とAIが融合するというレイ・カーツワイルの2045年予測。定義がバラバラのまま言葉だけが走っているので、来たとも言えるし来ていないとも言える、という妙な状態になっています。だから、その言葉を使う人には「どちらのシンギュラリティについて語っておられますか」と聞き返していい。

後半は、予測そのものの当てにならなさへ。1957年に「10年以内にコンピューターがチェスの世界チャンピオンになる」と言われて、実際になったのは1997年でした。さらにフレーミング効果の話が強烈で、AI研究者に「あらゆる作業でAIが人間を上回るのはいつか」と聞くと2047年、「全ての職種で完全に代替されるのはいつか」と聞くと2116年。ほぼ同じことを聞いているのに、聞き方だけで100年ずれます。イーロン・マスクの「シンギュラリティの中にいる」という表現、言うことが二転三転するサム・アルトマン、そして「ドラえもんはシンギュラリティなのか」という論争まで。AIに仕事を奪われることを「ギュられる」と呼ぶ新語も生まれました。結論は、来ても去っても、中にいる本人には分からない、です。


【目次】

00:00:00 オープニングトーク

00:06:24 シンギュラリティの定義は3種類ある

00:18:20 AIの予想は当たらない、10年以内が実際は40年後

00:25:12 フレーミング効果、聞き方で答えが100年変わる

00:30:25 「シンギュラリティ来た」と言う人への聞き返し

00:35:29 ビール瓶のギザギザに興奮する虫の話

00:40:38 イーロン・マスクとサム・アルトマン

00:46:11 ドラえもんはシンギュラリティか論争

00:51:33 涙と感動、人はどこで泣くのか

01:01:40 サム・アルトマンのAGI発言を追う

01:12:22 言葉に引っ張られない方がいい

01:21:12 まとめと、AIに仕事を奪われる「ギュられる」

01:31:59 アフタートーク


【今回の放送回に関連するリンク】

I.J.グッド「Speculations Concerning the First Ultraintelligent Machine」(1965) ※知能爆発型の原典

https://scienceplusplus.org/metascience/assets/Good1965.pdf

バーナー・ヴィンジ「The Coming Technological Singularity」(1993) ※予測不能型の原典

https://edoras.sdsu.edu/~vinge/misc/singularity.html

レイ・カーツワイル 公式Q&A『The Singularity Is Near』 ※到達型・2045年の出典

https://www.writingsbyraykurzweil.com/a-singularity-q-a

ITmedia NEWS「AI『ギュ』時代 プログラミングも文系就活も“ギュられる”って本当?」

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2604/27/news066.html

マクロミル「『ギュられる』ってなに?流行り言葉、解説します。」

https://www.macromill.com/service/words/gyurareru/


【今回の要チェックキーワード】

シンギュラリティ(Singularity):AIなどの技術進化が加速し、人間の予測や制御が及ばなくなる転換点となる出来事や瞬間。

知能爆発(Intelligence Explosion):AIが自分より賢いAIを次々と作り出し、知能が雪だるま式かつ制御不能に向上する現象。

サンドボックス(Sandbox):プログラムやAIを安全にテストするため、外部のネットワークやシステムから隔離された実験環境。

ゼロデイ(Zero-Day):開発元や世間にまだ知られておらず、対策や修正が行われていないソフトウェアの脆弱性(抜け穴)。

プレ・シンギュラリティ(Pre-Singularity):本格的な特異点が訪れる前に、超高速スパコンなどによって社会構造が劇的に変化する前段階。

ギュられる(Gyurareru):「シンギュラリティ」を語源とし、AIによって自分の仕事や市場価値が奪われることを指す日本の造語・スラング。

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【番組の概要】

日々のAIトピックを、現役のAIエンジニアがやさしく解説する対談番組。AIニュースに驚き疲れたあなたに、おちつきを提供します。AIニュースの、驚くポイント、驚かなくても良いポイントがわかります。

★ご感想やコメントは、番組公式ハッシュタグをつけてX(旧Twitter)でポストしていただけるとありがたいです。

【番組公式Webサイト】※お便りはこちら

https://ochitsuki-ai.com/

【公式ツール】

・おちつきAI RAG

https://ochitsuki-airag.com/

【番組公式ハッシュタグ】

#おちつきAI

【番組公式X】

https://x.com/ochitsuki_AI

【コミュニティの案内】実践型の有料コミュニティで、みんなでAIを触っておちつこう!https://rooom.listen.style/p/ochitsuki-ai?tab=membership⁠

【パーソナリティ(MC)】

▼しぶちょー

・AIエンジニア

・技術士(機械部門) 

「大手機械メーカーでAI開発の最前線を担う現役エンジニア。AI(ディープラーニング)の実装スキルを証明する「E資格」を保有。機械(ハードウェア)への高度な知見も有し、双方の専門性を掛け合わせ『AIの社会実装』に貢献する。情報発信活動にも精力的に取り組み、ブログ・音声配信(Podcast/Voicy)・SNSなどで幅広く活躍。単なる技術解説でなく、行動変容を伴う情報発信を信条とする。その姿勢が評価され、2025年UJA科学広報賞 審査員特別賞を受賞。著書に『集まれ設計1年生 はじめての締結設計』(日刊工業新聞社)。岐阜県テクノプラザものづくり支援センター広報大使、生成AI EXPO in 東海 共同代表も務める。」

https://x.com/sibucho_labo

https://voicy.jp/channel/3963

▼かねりん(金田勇太)

・KANERIN Podcast Studios 代表

・一般社団法人 地方WEB3連携協会 理事

「刑事司法実務の最前線で多数の犯罪捜査を指揮。2017年から暗号資産業界へ参入。数々のグローバルプロジェクトに参画しコンサルティング、情報分析・アドバイザリー業務を提供。コンサートライブ配信業、音声配信業、テックメディア創業等を経て、ポッドキャストレーベル兼プロダクション「KANERIN Podcast Studios」を創業。多様なパートナーと共に、未来へつなぐ声の原典を共創している。」

https://x.com/kanerinx

https://voicy.jp/channel/2534

【プロデューサー】

かねりん https://x.com/kanerinx

【総合演出 / サウンドディレクター】

Aviv Haruta https://x.com/oji_pal

【カバーアートデザイン】

UTA https://x.com/uta_dib

【制作/著作】

KANERIN Podcast Studios

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【各種ポッドキャストスタンドへのリンク】

Spotify

https://open.spotify.com/show/6iGk39bSta5KZ1QD7jvK2o

Apple Podcast

https://podcasts.apple.com/us/podcast/id1841316430

Amazon Music

https://music.amazon.co.jp/podcasts/aba8e9a4-aefb-404a-b366-4b7a11b3f7cb/

YouTube

https://www.youtube.com/playlist?list=PLNQiF7XIko7QOIlyFMiI_aDdk1eJzNiCD

LISTEN

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