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show notes
ep.40 🏃
前回はラーメン、今回は転職と採用 / お題「面接官として、応募者のどこを見て、どんな人を採用してきたか」 / 新卒の就活の回に「転職の話も」というコメント / 二人とも転職したことがない / 新卒は年に100人ほど、中途は延べ50〜100人 / 新卒はポテンシャル、中途は即戦力 / カルチャーフィットは外せない / ゴールドマン・サックスに合う人 / 「勉強させていただきたい」人は採られない / どう学んできたかを聞く / ガッツで何とかなった人 / 上司から言われた最新のフィードバック / プロジェクトでのあなたの役割は / 一番テンションが上がった仕事 / 飲み会での役割でもいい / 作ってきた話は声に出る / 履歴書を見るふりをして聞く / 盛った話は上滑りする / 調理済みの料理と魚をさばく人 / 知らないことをどう切り抜けるか / ラーメン回は高田馬場の話で乗り切った / 自慢の実績にわざと反論する / ランチ面接とディナー面接 / 面接の感想は次の面接官に言わない / 面接官ごとに質問が違う会社なら / 業界ごとの質問の意図 / ゆる言語学ラジオの水野さんと面接の話 / 出版社の「今一番会いたい人は?」 / 地元のおじいちゃんでは話が終わる / 理由と自己PRを添える / 会いたい人はアインシュタインでもいい / 中高で読んでいた雑誌はヤングサンデー / 情報源が「X」だけでは弱い / 学歴と緊張は気にしない / 中途の出身校は知らない / 転職回数は見る / 33歳で8社目 / 尾原和啓さんは例外 / リファレンスは4〜5人 / 正直に答えてくれる友人を確保 / リファレンスは強みと弱みをフラットに / SNSは見られている / くだらなくても大丈夫なアカウント / 中途面接を頑張りたい人へ / 職務経歴書が長い / メールもDMも読み手の負担を先に / 「やる気はあります」だけでも困る / 職務経歴書には数字を / 面接53回は多いのか / 比率と絶対値を並べる / リクナビで売上3億円 / 相手の分野で例える / フルマラソン3時間切りはゴルフのシングル / 「講談社くらい」 / 赤坂地区はエース / 2つのLTV / わざと専門用語で面接する / AIのハーネス / 背伸びすると専門用語でつまずく / 説明の型を覚える / 最初はレベルを合わせる時間 / ChatGPTですか、Claudeですか / 印象に残っている面接と、中途面接でうまくいった話、失敗した話を教えてください
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💡 今回のライフハック ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼ 面接官は転職面接でどこを見ているか
・新卒はポテンシャル、中途は即戦力(田中さん)
- ゴールドマン・サックスで10年以上採用を担当。グループ面接まで含めると年に100人ほど、個別面接だけでも延べ200〜300人を見てきた。中途は延べ50〜100人ほど
- 新卒はポテンシャルとガッツ、性格を見る。これから育てていく前提がある
- 中途は即戦力。仕事にぴったりとは言えなくても、「この力はここで確実に生かせる」というものを持っているかを見る
- どちらでも外せないのはカルチャーフィット。合わなかったときは採り直すコストもチームへのダメージも大きいので、合わない人は絶対に入れない
- ゴールドマン・サックスに合うのは、自分でプロジェクトを動かし始め、投資機会を見つけてきて数字を回し、必要なら仲間を見つけて組める人。「成長させてもらおう」という人は合わない
・盛った実績は、質問の仕方で見えてくる
- 「勉強させていただきたい」という人は、どの会社でもあまり採られない(けんすう)。ただ、口に出さなくてもその姿勢の人はいる
- これまでどう学んできたかを聞くと、本から学んだ人、先輩から盗んだ人、まず動かして失敗しながら学んだ人と、違うエピソードが出てくる。「いつも先輩に怒られていたけれど、ガッツで何とかなった」なら、周りのサポートが多かったのかもしれない(田中さん)
- 「今の上司から言われた最新のフィードバックは?」は嘘をつきにくい。「もっと周りと情報共有して」と今も言われているなら危ない。「もっと好きにやっていい」と言われる人は、自分の意志があまりないまま仕事をしているのかもしれない(けんすう)
- 実績を聞くときは、そのプロジェクトにどんな役割の人がいて、あなたはどこで貢献したのかまで聞く。聞かないと、ほとんどの人が全部自分でやったように話す。案件を見つけてくる人、企画にまとめる人、会議で通す人は、欲しい役割として別々(田中さん)
- 成果の出たプロジェクトではなく「一番テンションが上がった仕事」を聞く。小さな仕事や飲み会での役割が出てくることもあり、その人が一番力を発揮した場面が見える(けんすう)
- 自分の役割ではない話を自分がやったように話す人は、突っ込むと話が上滑りする。料理好きでも、ある程度調理済みのものを使う人と魚をさばく人とでは、説明の細かさが違う
・わざと試す場面もある
- 知らないことは知らなくていい。見ているのは、知らないことを聞かれたときに、近い知識を拾い集めて仮説で乗り切るか、「知りません」で終わるか(田中さん)
- 相手が持ってきた自慢の実績に、わざと反論してみる。急にムキになる人もいる(田中さん)
- 中途は、ランチやディナーでの面接の方が多かったかもしれない。テーブルを挟んで履歴書を前にすると、お互い構えて話してしまう。食事の場では良さも見えるし、関係の浅いうちに踏み込みすぎる人もいる(田中さん)
- 前職では、面接を終えた人がこれから面接する人に感想を伝えないことを徹底していた。「面白いやつが来たよ」と聞くと、みんな同じ見方に引っ張られて終わる(田中さん)
- 面接官ごとに質問がまったく違う会社なら、自分のよさがどこで出るかを探す。ある面接官とは合わなくても、次の面接官とマニアックな話で盛り上がれたならチャンスはある(田中さん)
・中途は学歴より、前の会社で何をしてきたか
- 学歴や緊張は気にしない。中途の人は出身校を知らないことも多い
- 転職回数は見る。33歳で8社目なら、リファレンスをしっかり取りに行く(田中さん)
- リファレンスは4〜5人に聞く。当たり障りのないことしか言わない人もいるので、正直に話してくれる友人を何人か確保している(田中さん)
- 頼まれてリファレンスに答えるときは、強みと弱みをフラットに伝える。伝えないと、入ってから本人がつらい(けんすう)
- SNSは見られている。書いていることがくだらなくても大丈夫なアカウントと、書いていることが良くてもダメなアカウントがある(けんすう)
・職務経歴書と面接での伝え方
- 職務経歴書が長い人がいる。メールもSNSのDMも、熱い思いは分かるけれど、まず読み手の負担を考える。丁寧なつもりで長くするのも、短くしようとして「やる気はあります」とだけ書くのも困る
- 職務経歴書には数字をたくさん書く。書類は定量でしか評価できず、EQやカルチャーフィットは会って話すときに見られる(田中さん)
- 数字は多いか少ないかが伝わるように、比率と絶対値を並べる。田中さんが受けた面接53回が驚かれるのは、面接はふつう3〜4回だと思われているから。売上の1%の事業が20%伸びたのかが分かるように、前年比を書く(田中さん)
- リクナビの検索結果の画面を少し変えて売上が3億円増えても、売上がとても大きいサイトでの小さな改善かもしれない(けんすう)
- 相手の分野の例で言い換えると伝わる。フルマラソンを3時間以内で走るのは、ゴルフでいうシングルと同じくらい(田中さん)。海外の出版社の規模も「講談社くらい」と言われると分かる(けんすう)
- 業界の中だけの言葉は外に通じない。不動産営業で「赤坂地区の担当」がエースだと言われても、外の人には分からない
・専門用語で、どこまで分かっているかが伝わる
- スタートアップのLTVはライフタイムバリュー、金融のLTVはローン・トゥ・バリュー(1億円の家に8,000万円のローンなら80%)。フィンテック出身の人に「LTVは?」と聞いたら、全然違う話になった。わざと専門用語を続けて、その領域を分かっているかを確かめることもある(田中さん)
- AIの話で「ハーネスをどうしているか」を聞くと、分かっていない人はすぐに分かる
- 背伸びして中途で挑むのは難しい。業界の中で物事を説明するときの型を覚え、専門用語を使う説明と使わない説明の両方を用意しておく
- 面接の最初は、キーワードを出し合ってどのレベルで話せるかを合わせる時間。「AIを使っています」に「ChatGPTですか、Claudeですか」と返ってきたら、分かっていることを早めに自分から示す
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出演:田中渓/けんすう
編集:アル株式会社
制作管理:アル株式会社