
アート秘話 〜名画に隠された世界〜 · September 20 · 20 min
#128 有刺鉄線は“美談”ではない、ルース・アサワ、収容所で過ごした日々【ルース・アサワ編2】
0:00-20:23
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show notes
15歳のルース・アサワを待っていたのは、日系人という理由で自由を奪われ、馬小屋から始まった強制収容生活でした。家族や収容者同士の信頼さえ揺らいでいく過酷な環境の一方で、美術を教えてくれる教師や、日系人を擁護した人々との出会いもあり、アサワは少しずつ自分の進む道を探していきます。後に彼女が針金による彫刻で知られるようになったことから、「収容所の鉄条網が芸術へ昇華された」と語られることもありますが、そこまで単純な成功物語として捉えてよいのでしょうか。今回は、後世から都合よく“美談”にすることなく、アサワが実際に経験した喪失と、その中でも途切れなかった創作への関心を見つめます。