
transcript
show notes
参考書籍:
Richard Meryman , Andrew Wyeth: A Secret Life, Harper Perennial, 1998
高橋 秀治「アンドリュー・ワイエス作品集」東京美術、2017年
ジェイムズ H.タフ、桑原 住雄訳「アメリカン・ヴィジョン: ワイエス芸術の三代」リブロポート、1988年
抽象表現主義がアメリカ美術の主流になっていく中でも、アンドリュー・ワイエスは最後まで自分の描き方を大きく変えませんでした。時代遅れと評されることがあっても、身近な人や風景、自分が心を動かされた瞬間を描き続け、その姿勢は晩年の《マリアージュ》《ドクター・シン》《アザー・ワールド》、そして《グッバイ》にも表れています。大統領に「我々の仕事は万人に理解されるということはないようですね」と語ったというエピソードからは、評価に迎合せず、自分の感覚を信じ続けたワイエスの生き方が見えてきます。6回にわたって追ってきたワイエス編の最後に、彼が何を見つめ、なぜそれを描き続けたのかを振り返ります。
links3