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自分が書いた小説に出てくる男にメロついてしまいます。
シャワーの水圧が弱いとか、部屋でエアリズムを着ているとか、働き者とか、そういう細部が集積するとメロい。
メロ男を脇役にしても編集者にはメロつきがバレています。
気になっている芸能人の名前を仮名につけたら、その人までシャワーの水圧が弱そうに見えてきました。
「メロ」をずっと間違えている可能性がある8分。
奥野紗世子。1992年生まれ。小説家。
2019年に文學界新人賞を受賞してデビュー。
最新作に「敗北」(文學界2026年6月号)、「惑星と大銀杏」(文藝2026年秋季)。
感想など → #文学最高






