
そろそろ美術の話を... · October 16 · 51 min
#164 絵画のありかたを問い続けた画家、中西夏之について(茨城県近代美術館 主任学芸員 永松左知)
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show notes
前半に続き、茨城県近代美術館 主任学芸員の永松左知さん。後半は展覧会をつくる側の話から始まります。作家が亡くなって10年、本人に聞くこともダメ出しをもらうこともできない回顧展を、どう立ち上げたのか。輸送費と図録と集客のリスク、巡回4館の座組、100点から70数点へ断腸の思いで削った出品リスト。さらに《擦れ違い/S字型還元》という謎めいたタイトルを一語ずつ解きほぐし、絵画教室に通う中学生が学芸員になるまでの道のりと、子育てとの両立まで伺いました。
https://sorosoro-art.vercel.app/ep/164
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Guest Profile
永松 左知(ながまつ さち)
- 茨城県近代美術館 主任学芸員。専門は日本近現代美術。
Show Notes
作家不在の回顧展をつくる
- 没後10年 中西夏之 緩やかにみつめるためにいつまでも佇む、装置(茨城県近代美術館):作品約75点、資料200点超。2026年11月12日(木)〜2027年1月17日(日)、巡回の最終会場。
- 国立国際美術館:巡回の起点になった美術館。高松次郎なども手がけ中西作品も多く所蔵する、日本の戦後美術で知られた館。ここが決まって実現可能性が出た。
- 山梨県立美術館:中西が1990年から山梨県大月市にアトリエを構えていた「地元ゆかりの画家」という理由で参加。
- セゾン現代美術館:西武美術館時代から中西と親しく、重要な作品を多数所蔵していることから参加。
- 堤清二:西武美術館・セゾンを率いた人物。中西との交流が、セゾン現代美術館の参加につながった。
中西夏之アーカイヴ
- 制作(てずから)の跡を踏む─中西夏之アーカイヴ(東京藝術大学大学美術館):2025年秋、ご遺族から東京藝術大学へアトリエの資料一式が寄贈された。ドローイング、草稿、写真、書簡などが収められている。
- 本展にも、このアーカイヴからドローイング資料の一部を借用して展示している。
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