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show notes
約1年続いたハンバーガーシリーズを終え、兄弟は雑談会を開いた。
前編は、太郎の声が出にくいという話と、拓郎が今年の掛川祭りで作った振る舞いおでんの話から始まる。そこから浮かび上がってきたのが、郷土料理を観光の商品として売るには「定義」が要るが、定義した瞬間に家庭ごとのアレンジや多様性がこぼれ落ちていく、というジレンマだ。
自然薯が採れると近所の人が集まり、擂りながら「だし論争」をする掛川の芋汁。B級グルメの枠に収まっていった富士宮やきそば。話はやがて言葉そのものの限界に及び、言葉は体験の「補助線」にすぎないのではないか、という問いに行き着く。
太郎がツアーの現地であえて語りすぎないのも、体験を枠に固めてしまうのが怖いからだという。では、言葉と体験をどう使い分ければよいのか。
話は長くなりすぎ、後編へと続いていく。
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