
#110 なぜ『眺めのいい部屋』は、こんなに美しいのか?
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show notes
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映画『眺めのいい部屋』を4つの切り口で楽しむシリーズ最終回。
今回のテーマは、この映画がなぜこんなに美しいのか?
歴史あるお屋敷、緑豊かな田園。うっとりするような映像の背景には、1980年代のイギリスで起きていた変化がありました。
1974年、ロンドンで開かれた「カントリーハウスの破壊」展。失われていくお屋敷を惜しむ人々の姿。そして、大邸宅の美術品の売却をきっかけに高まった「国の宝を守ろう」という声。やがて、お屋敷は守るべき歴史遺産であると同時に、人々を惹きつける観光資源にもなっていきます。
『炎のランナー』の成功、『眺めのいい部屋』の美しさ、そして世界中の人々を惹きつける『ダウントン・アビー』。
私たちが「イギリスといえば」と思い浮かべるイメージは、どのようにして世界に広まったのでしょうか。
映画の美しさを入り口に、英国が自分たちの過去を見つめ直し、世界に発信していった時代をたどります。
▼あらすじはこちらの回で
#103 映画『眺めのいい部屋』眺めのある部屋で、ルーシーに見えるようになったもの
https://listen.style/p/british-drama-time/room-with-a-view-lucy-sees
▼今回参考にした資料
・E.M.フォースター『眺めのいい部屋』(1908年)
・長谷川隆彦『イギリス現代史』(2017年)
・『炎のランナー』(1981年)と、ヘリテージ映画 國永 孟 (京都大学大学院人間・環境学研究科 博士課程 キングス・カレッジ・ロンドン大学
・平林美都子「英国のヘリテージ映画」『愛知淑徳大学論集・文化創造学部篇』第7号、2007年、pp.111–121
・40 years on from the ‘Destruction of the Country House’ exhibition
https://thecountryseat.org.uk/page/6/
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