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iPS細胞を応用するには、iPS細胞から目的の細胞を作成する必要があります。
しかし、目的の細胞に分化させれば、それだけで完成というわけではありません。
実際には、目的とは異なる細胞や、分化しきっていない細胞などが混ざっています。そこで重要になるのが「細胞の純化」という工程です。
今回のエピソードでは、その代表的な考え方である「ポジティブ選抜」と「ネガティブ選抜」について解説します。
欲しい細胞を直接選び出す
いらない細胞を取り除く
安全な治療のために発想の異なる2つのアプローチが組み合わされています。そしてそれぞれのアプローチにはまだ「定番」がありません。
このことはビジネスという観点から見ればチャンスでもあります。純化に必要な装置と薬剤で世界のスタンダードを確立するのはどこの国か?
いま日本はその競争の真っ只中にいます。