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今回は、「血液型」と「臓器移植で問題となる型」の違いをテーマに、私たちの体に備わった“免疫の見分け方”についてわかりやすく解説します。
一般によく知られている血液型は、赤血球の表面にある抗原によって決まるABO式血液型です。
一方で、臓器移植では赤血球だけでなく、全身の細胞に存在する「HLA(ヒト白血球抗原)」が重要になります。HLAは自己と非自己を区別する免疫システムの鍵であり、移植した臓器が拒絶されるかどうかにも深く関わっています。
さらに近年注目されるiPS細胞を使った再生医療でも、このHLAの型を考慮することが欠かせません。なぜ血液型が合っていても移植が成功するとは限らないのか、そして再生医療の未来にHLA研究がどう関わるのか――免疫学の基礎から最新医療までを、やさしくひもといていきます。