
#94 自分を、人生を形作る3つの性質。“丁寧に”って大事だなぁ振り返ることができるから。
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show notes
丁寧に、というより“スローダウン”かな。
少しペースを緩やかにして、全体を見渡す余裕を持ってみるの。
その上で、今日のお話は3つのマハグナについて。
※ マハグナ(Mahaguna)とは、インドの伝統医学「アーユルヴェーダ」やヨガ哲学において、人間の心や万物を構成する3つの基本的な「心の性質(トリグナ)」を指す言葉です。それぞれ「サットヴァ(純粋・調和)」「ラジャス(激動・情熱)」「タマス(惰性・暗闇)」の3つの質から成り立っています。
3つのグナ(性質)は、食べ物だけではありません。
思考・感情・行動・環境・時間帯など、あらゆる現象に宿るとされる根源的な性質です。
サーンキヤ哲学やヨガ、アーユルヴェーダの土台となる概念。
💎サットヴァ(純粋性・調和・光)
本質:澄んでいて、軽く、明晰。真実を映し出す性質。
・心の状態:静けさ、満足感、慈愛、直感力、明晰な判断力
・思考パターン:客観的で偏りがない、本質を見抜く、執着がない
・行動:無私の奉仕、義務としての行動(見返りを求めない)
・感情:喜び、平安、慈悲、感謝
・環境:清潔で整った空間、自然、静寂な場所
・時間帯:ブラフマムフルタ(日の出前2時間)、早朝
・人間関係:誠実さ、信頼、対等な尊重
サットヴァは「良い」性質とされますが、
それすら執着せず超越することが最終的な智慧の到達点とされます。
サットヴァも一つの「グナ」であり、
真の自己(プルシャ)はグナを超えた存在だからです。
🔥ラジャス(活動性・情熱・動き)
本質:動き、変化、拡張していく力。欲望と行動のエネルギー。
・心の状態:野心、興奮、落ち着きのなさ、渇望
・思考パターン:目標志向、比較、競争心、常に「もっと」を求める
・行動:結果を求めての行動、忙しなさ、達成欲
・感情:情熱、怒り、嫉妬、焦り、高揚感
・環境:都市の喧騒、刺激的な場所、人混み
・時間帯:日中の活動的な時間
・人間関係:駆け引き、支配・被支配、条件付きの関係
ラジャスは創造や変革の原動力にもなりますが、暴走すると心身の消耗、対立、燃え尽きを招きます。
行動力そのものは悪ではなく、「執着や欲望に駆られてないか」がポイントです。
😓タマス(停滞・鈍さ・闇)
本質:重さ、暗さ、慣性。抵抗し、動かない性質。
・心の状態:無気力、混乱、無知、鈍さ、恐れ
・思考パターン:誤った認識、思考停止、現実逃避
・行動:怠惰、先延ばし、破壊的な行動、依存
・感情:抑うつ、絶望、無関心、憎しみ
・環境:乱雑で不潔な空間、暗く淀んだ場所
・時間帯:深夜、寝すぎている時間帯
・人間関係:依存関係、無関心、支配欲による束縛
タマスは「悪」というより、変容が必要な滞りのサインとして捉えられます。
休息としてのタマス(睡眠など)は必要ですが、過剰になると魂の成長が止まります。
🧬3つの関係性
3つのグナは常に混在していて、比率が絶えず変化しています。
ヨガや瞑想、意識的な生き方の目的の一つは、
タマス→ラジャス→サットヴァへと意識の重心を引き上げていくことにあります。
順番としては、まず停滞(タマス)から抜け出すために行動のエネルギー(ラジャス)が必要になり、そのラジャスを研ぎ澄ませ、静けさと明晰さ(サットヴァ)へと昇華させていく、という流れ
そして最終的には、サットヴァさえも手放し、
グナの働きを客観的に観察できる「観る者」としての意識
—つまりプルシャの視点にというのが、
非二元的な智慧の到達点とされています。
※長期本格コースの講座では“観る者”として
練習と修行もしています。人間進化ありき。
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ラジオで言ってた3つのグナ(性質)」を
食べ物にも当てはめた分類をシェアします。
※精製されたものや添加物を含むものなどは違います。例えばはちみつとかもサットヴァに分類されるけどモノによって全然違いますから。
自然であることが大事。
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🍎サットヴァ(純粋性・調和)な食べ物
心を静め、意識をクリアにし、直感力を高める食べ物です。
• 穀物:玄米、オートミール、全粒粉
• 豆類:緑豆(ムング豆)、レンズ豆
• 野菜:新鮮な葉物野菜、きゅうり、かぼちゃ、にんじん
• 果物:りんご、バナナ、ぶどう、マンゴーなど熟した甘い果物
• 乳製品:新鮮な牛乳、ギー、ヨーグルト(適量)
• ナッツ・種:アーモンド、くるみ(浸水させたもの)
• その他:はちみつ、ハーブティー、新鮮な水
特徴は「新鮮」「軽い」「自然のまま」「シンプルな調理法」であること。
食べた後に心が落ち着き、頭が冴える感覚があれば、それはサットヴァな状態です。
🧅ラジャスな食べ物(活動性・刺激)
エネルギーを高め、興奮させ、心を活発にする一方で、落ち着きのなさや衝動性も引き起こしやすい食べ物です。
• 香辛料:唐辛子、にんにく、玉ねぎ、強いスパイス類
• 調味料:塩分・酸味の強いもの
• 飲み物:コーヒー、紅茶、炭酸飲料
• 食材:卵、辛い漬物、揚げ物、油の多い料理
• 調理法:強火で炒めた・焼いた刺激的な料理
適度であれば行動力や情熱を後押ししますが、摂りすぎると心がざわつき、集中力が乱れやすくなります。
🍟タマスな食べ物(停滞・鈍重)
心を鈍らせ、無気力・怠惰・混乱を招きやすい食べ物です。
• 肉類:特に赤身肉、加工肉
• アルコール
• 古い・傷んだ食品:再加熱を繰り返したもの、発酵しすぎたもの
• 加工食品:ファストフード、冷凍食品、保存料の多い食品
• その他:きのこ類(伝統的にタマスとされることが多い)、玉ねぎ・にんにくを多用しすぎたもの(ラジャスとタマス両方に分類されることも)
食べた後に眠気やだるさ、思考の鈍りを感じるものは、タマスの性質が強いと考えられます。
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補足として、「絶対的な善悪」ではなく、
今の自分の意識状態にどう作用するかという視点で捉えるのがポイントです。
瞑想や内観を深めたい時期はサットヴァ寄りに、行動力が必要な時期はラジャスも味方につける、というように、状態に応じて使い分ける柔軟さこそ本質的な智慧の使い方といえます。
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