
記録的不漁でホタテがピンチ 「冷凍」「逆輸入」で代用の動き “おすすめ”から外した店も
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「記録的不漁でホタテがピンチ 「冷凍」「逆輸入」で代用の動き “おすすめ”から外した店も」 網の上で焼かれるのは、肉厚でぷりぷりの身が食欲をそそるホタテです。今、このホタテに大きなピンチが訪れています。青森県など東北地方の郷土料理を提供する東京・台東区の店「東北居酒屋~奥羽の宴~」では、お昼時、にぎわいを見せていました。ホタテの貝殻を器にして、味噌とだし、卵などの具材とホタテを火にかけた青森の郷土料理「貝焼き味噌」。江戸時代には直径20cmほどもある貝殻で魚介類を焼く“漁師料理”だったといいます。多くのホタテファンが集う人気店ですが、店内をよく見ると、ホッケやカキフライなどさまざまなメニューがある中、ホタテがありません。東北居酒屋~奥羽の宴~・蝦名昇平店長:以前は(ホタテも)はっていた。うちの店の売りなので、ホタテは。(今は)冷凍物だし自信持って売れないので外しちゃいました。ホタテは、海水温の上昇などの影響で稚貝が死んでしまうなどして、近年、不漁が続いています。全国トップクラスのホタテの産地・青森県では、ピーク時には11万トンに迫っていた水揚げ量が年々減少し、2025年度には2万トン以下に。2026年度は2025年度をさらに下回り、1万トンに届かない可能性もあるとみられています。このお店でも、以前は店主の地元で名産地の青森産のホタテを使用していましたが、不漁で出回らなくなって以降は、さまざまな産地の冷凍ものや、日本の稚貝をベトナムなど海外で育てた逆輸入のホタテなどを使用しているといいます。東北居酒屋~奥羽の宴~・蝦名昇平店長:きょうは北海道産ホタテ。(青森県産より)小さいですよね。身で言ったら(青森県産1つ分は北海道産を)2つあわせたくらい。さらに、別の店でも…。青森料理を提供する店「はる屋」では、生の青森県産ホタテを入荷できず、北海道産の冷凍もので代用。メニューにも影響が出ているといいます。はる屋店主・鈴木七瀬さん:シーフードパスタとかはホタテを抜かしたり。仕入れ値も2025年から2000円以上上がり、値上げも余儀なくされたそうです。