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show notes
「セックスで感じないと女の子が生まれやすい」って本当? 私、あまり感じないほうかも……。
先に答えると、感じにくいことと子どもの性別を、結びつけて自分を責めなくて大丈夫です。
「排卵日に近いほど男の子」という産み分けの説は、米国で妊娠を計画していた女性221人を追いかけた研究(1995年)で調べられています。男の子が生まれた周期と女の子が生まれた周期で、排卵日に対する性交のタイミングに違いは見られず、著者は「実用上、子の性別には影響しない」と結論しています。受胎のときの快感やオーガズムと子の性別を結びつけて測った人の研究は、今回確認した範囲では見つかりませんでした。
オーガズムの前後で腟のpHを測った実験(女性10人・ひとりでの刺激)では、変化は「小さい」とされました。
生まれた子どもの性別から、お母さんがセックスで感じていたかどうかは分かりません。だから夢野アートとしては、感じにくいこと・イかないことを、子どもの性別と結びつけて自分や相手を責めなくていい、と考えます。
- ✅ 排卵日のタイミング(アメリカ・妊娠を計画している健康な女性221人・1995年)=男の子と女の子で、排卵日に対する性交のパターンは同じような形。著者は「実用上、子の性別には影響しない」と結論(性別を比べた分母は出生129)
- ✅ この研究が記録したのは性交のタイミングだけ=感じたかどうか・オーガズムの有無は測っていない
- ✅ オーガズムの前後の腟のpH(健康な女性10人・実験室での自分での刺激・1984年)=平均では上がったが、著者のまとめは「小さな変化」。性交ではなく、精子も子の性別も調べていない
- ✅ 受胎のときの快感やオーガズムと子の性別を結びつけて測った人の研究は、今回確認した範囲では見つからなかった
- ✅ 産み分けを考えているときや、妊娠しにくさの悩みは、産婦人科など医療の窓口へ
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参考文献・関連リンク
今回のエピソードで参考にした研究の一部をご紹介します。
※Wilcox AJ, Weinberg CR, Baird DD. N Engl J Med. 1995;333(23):1517–21. DOI 10.1056/NEJM199512073332301(米国・221人・出生129)/Wagner G, Levin R. Fertil Steril. 1984;41(3):389–94. PMID 6538146(10人・自慰の前後の腟 pH)
- Wilcox AJ, Weinberg CR, Baird DD. Timing of sexual intercourse in relation to ovulation. Effects on the probability of conception, survival of the pregnancy, and sex of the baby. N Engl J Med. 1995 - アメリカ・妊娠を計画している健康な女性221人。毎日の尿でホルモンを測って排卵日を推定し、性交の有無を毎日記録。排卵日を推定できた625周期で192件の妊娠、そのうち3分の2(129)が出生。受胎は推定排卵日に終わる6日間の性交でのみ起き、受胎の確率は排卵5日前の0.10〜排卵日当日の0.33。男の子が生まれた周期と女の子が生まれた周期で、排卵日に対する性交のパターンは同じような形でした。子の性別を比べた分母は出生129です。快感やオーガズムは記録していません
- Wagner G, Levin R. Human vaginal pH and sexual arousal. Fertil Steril. 1984 - 健康な女性10人が実験室でクリトリスを自分で刺激し、その前後に腟の表面のpHを測定。平均ではオーガズムの後に上がったものの、著者のまとめは「小さな変化」。性交ではなく、精子も子の性別も調べていません
- Singh D, Zambarano RJ. Offspring sex ratio in women with android body fat distribution. Hum Biol. 1997 - 米国の大学の研究者による小さな自己申告の調査。「何度もイキやすい」と答えた人に息子が多い傾向が報告されています(説に沿う方向の報告)。受胎のときの快感やオーガズムは測っておらず、「感じる人は男の子を産む」とは言えません
- Sarkar M, Biswas NM. Influence of moonlight on the birth of male and female babies. Nepal Med Coll J. 2005 - インド。月の満ち欠けで分けた比較で、腟のpHと生まれた子の性別を並べて報告した研究。快感やオーガズムは測っていません(産み分けの方法として紹介するものではありません)
※この回で「見つからなかった」とお伝えしている二つ——①受胎のときの快感やオーガズムと、生まれた子の性別を結びつけて測った人の研究 ②「感じる→腟がアルカリ性に傾く→男の子になる精子が有利→男の子」というつながりを、最初から最後まで人で確かめた研究——は、どちらも収録時点で私たちが調べた範囲での結果です(①は英語の医学論文データベース PubMed での確認・2026年10月、②は今回確かめた研究の範囲。日本語の文献は調べていません)。世界のどこにも存在しない、という意味ではありません。あとから見つかることもあり、新しい情報が出たときは、番組や記事で訂正します。
※「アルカリ性だと男の子になる精子が有利」の部分は、この回で紹介した二つの研究では調べていません。体の外(試験管の中)で、液の酸性・アルカリ性と精子を調べた研究はありますが、結果はそろっておらず、体の中のことや生まれる子の性別に、そのまま当てはめることはできません。
※この番組は、産み分けの方法をすすめるものではありません。産み分けを考えているとき、妊娠しにくさに悩んでいるときは、産婦人科など医療の窓口にご相談ください。
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※本エピソードは18歳以上の方を対象に、セクシャルウェルネスに関する情報提供を目的として配信しています。医学的診断や治療を目的としたものではありません。






